鶴は千年、生活下手

2002年11月13日(水) お昼休みの怖さ

同じ女子社員の怖さを思い知らされたのは、11年も勤めてい
た銀行でではなく、昨日の日記の会社でのことだった。
銀行員のころは、システム開発部門だったからか、たまたま恵
まれていたのか、先輩にも同期にも後輩にも嫌な思いをする事
はあまりなかった。

転職して、いろいろと説明をしてくれた女子社員Sさん。
わたしより6歳年下、事務のベテランの雰囲気。
最初の半月はアルバイトだったけど、もうその期間でSさんが
派遣社員のY君と付き合っているのを知った。
だいだい3日でわかってたけどね。
他の人に聞いたら、もうわかったの?だって。
当り前だよお、お弁当作ってきてくれるし、男性のことをこの
人ったらって言う場合は、特別な関係のことが多い。

で、Sさんを含め何人かでお昼ご飯を食べていた。
毎日繰り返される、ドラマの話と芸能人の話と上司の悪口。
そんなことはどこだっておなじことなんだろうけど、ちょっと
飽きちゃって、そのうち一人で自席で仕出し弁当を食べるよう
になっていた。

あとで聞いた話だと、お昼休みの応接室(お弁当を応接室でテ
レビ見ながら食べていた。)では、その場にいない人のことが
いろいろと話題になるのだと言う。それも、悪い方の話題。
ちなみに、わたしは出張する先々に男を作っていることになっ
ていたらしい。(爆)
転職して最初の長期出張のとき、一緒に別の仕事で出張してい
た建築士さんといい仲になったことは認める。
それを、Sさんと付き合っているY君にこっそり打ち明けたん
だよね。まずかったよね。
Y君はそのころわたしのかわいい部下だった。
それが尾鰭を付けて、先々で男を作るってことになってたのに
は驚いたよ。
他の出張先には、ちゃんとした取引先のみなさんがいるだけだ
ったのだけど。
(そういえば、プロレスのチケット手に入れてくれたりした
 プロレス好き仲間の方がいたけど、それは別よね。)

けど、わたしなんか、その程度(爆)で済んでいたけど、いつ
も一緒に食事していて、如何にも仲の良いEさんのことを悪く
言ってるのを聞いたときには、頭来た。
Eさんが、怖くて休めないといっていたと聞いたとき、かわい
そうになった。
何を言われても、あの人のいうことは信用できないって周りが
思っているんならいいんだけど。
行動は信用できないけど、情報は信用できそうなとこが怖い。

女子社員の怖さって書いたけど、女性でなくてもそういうもの
を持っている人はいるよね。
ただ、日常社内にずっといる人だけに、怖さが増すとも言える。
会社解散以来、何をしているのか知らないけれど、あの頃つき
会っていたY君は、すったもんだの挙げ句に故郷に帰って結婚
した。
連絡が来たとき、うれしくて涙が出そうだったよ、Y君。
しいたげられてたもんねー。(T_T)
相関図を書かないと説明できないような、男女関係のもつれに
まきこまれてたからねぇ、きみは。

 結婚の報告をする君の声に返す言葉が鼻声な訳(市屋千鶴)


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市屋千鶴 [MAIL]