雑記帳

2004年06月10日(木) 女海賊大全

女海賊大全  ジョー・スタンリー著 東洋書林 2003/7/5

男なら料理人でも海賊である。航海の歴史上存在したにもかかわらず、女性は否定されている。海で生きた女性たちの姿をあらわすことによって、海賊神話の仮面をはぐことが目的である。
「いるにはいるが正規ではない」男性作家がいろんな職業集団を描くとき、そこに女性を入れない弁解に使われている。
少なくとも10人の女性が記録されている。女が自力で生きようとしたら、一番手っ取り早いのは売春であるような、そんな社会で、女海賊を選択しているのである。

ロマンでなく、地味な姿が描かれている。「いるにはいるが・・・」という存在にひかれた。

評価 ○


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