女海賊大全 ジョー・スタンリー著 東洋書林 2003/7/5
男なら料理人でも海賊である。航海の歴史上存在したにもかかわらず、女性は否定されている。海で生きた女性たちの姿をあらわすことによって、海賊神話の仮面をはぐことが目的である。 「いるにはいるが正規ではない」男性作家がいろんな職業集団を描くとき、そこに女性を入れない弁解に使われている。 少なくとも10人の女性が記録されている。女が自力で生きようとしたら、一番手っ取り早いのは売春であるような、そんな社会で、女海賊を選択しているのである。
ロマンでなく、地味な姿が描かれている。「いるにはいるが・・・」という存在にひかれた。
評価 ○
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