不運な女神 唯川恵著 文芸春秋 2004/3/1
道連れの犬 :疲れた女たちはつぶやく。「連れ出して」。石田吾郎はそんな女たちとほんのしばらく一緒にいるだけで、また次の旅にでる。 不運な女神 :1年で夫が死にのこされたのは姑と夫の連れ子。すでに女を武器にするには遅い時期。そのまま全てをうけいれる。 凪の情景 :義弟が死んだ。気づかない振りをすることはもうない。 枇杷 :夫が女へ走った。毎年届く夫の叔母からの枇杷。前妻。 ドール・ハウス :女4人だけの家。四世代。母の痴呆。 桜舞 :勤務先の小学校に元夫の子どもがいた。マンション建設反対運動。引っ越し。子ども消去。 帰省 :老いた母。もう帰らない。 彼方より遠く:ふんぎりをつけて。
三〇〜四〇代へと主人公の年齢が上がっている。著者にあわせたのだろうか。男は添え物。
評価 △
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