雑記帳

2004年03月25日(木) 不運な女神

不運な女神  唯川恵著 文芸春秋  2004/3/1

道連れの犬 :疲れた女たちはつぶやく。「連れ出して」。石田吾郎はそんな女たちとほんのしばらく一緒にいるだけで、また次の旅にでる。
不運な女神 :1年で夫が死にのこされたのは姑と夫の連れ子。すでに女を武器にするには遅い時期。そのまま全てをうけいれる。
凪の情景  :義弟が死んだ。気づかない振りをすることはもうない。
枇杷    :夫が女へ走った。毎年届く夫の叔母からの枇杷。前妻。
ドール・ハウス :女4人だけの家。四世代。母の痴呆。
桜舞    :勤務先の小学校に元夫の子どもがいた。マンション建設反対運動。引っ越し。子ども消去。
帰省    :老いた母。もう帰らない。
彼方より遠く:ふんぎりをつけて。

三〇〜四〇代へと主人公の年齢が上がっている。著者にあわせたのだろうか。男は添え物。

評価 △


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