雑記帳

2003年05月03日(土) ドゥームズデイ・ブック(疫病)

ドゥームズデイ・ブック  コニー・ウィリス著 早川書房 1995/10/20

2054年12月、中世にあこがれるギヴリンは1320年へ旅だった。 ありとあらゆる免疫をつけ学者に学び用意は完璧に近いはずであった。到着直後突然の悪寒により倒れる。意識を取り戻したときには自分が出現した地点もわからず、言葉の通じない人々に囲まれ、懸命に情報を収集した。そしてわかったことは、何らかのずれで1348年、ペストが大流行した年に自分が存在しているということであった。

現在(2054年)、過去(1348年)を交互に描写している。共に疫病が発生しており、パニック。 中世の描写のみに注目した。話しは至って簡単。ペストの渦の中にただ独り取り残された女の子のがんばり。そこでひとりだけ無事であることを説明するためだけのSF設定と判断した。よって設定自身かなりいいかげんである。その辺はよみとばして、大筋はたのしめた。

評価 ○


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