DiaryINDEX｜past｜will
| 2008年06月29日(日) | ガージェリー スタウト�� |
鳴るところ、あれこれ
●
「ここは音が鳴ってるからなってるハウス？」
「いえ、名前です、ナッテルさん」
と
夜の合羽橋商店街
「お店のなかに絵が飾ってあるでしょう、ナッテル、と署名がある」
「あなたがリスペクトしてる画家さんなの？」
「いえ、ここの社長なのです」
夜、出番前に、
ライブハウスの建物をみあげながらマスターとぽつぽつ話す、このうえの階はアパートメントでひとに貸してある、と。毎夜毎夜地階から音楽が聞こえてくるのだろう、か。
下町のライブハウス、リハのあいまに
近所の池波正太郎文学館に寄って来たり
●
暑い日に
TWS本郷にようようたどりつき
狩野仁美さんの作品をみる
無人
砂がかたまって落ちてくる音を聞いていた
●
●
武蔵小金井の
廃材でできたカフェでお茶を飲みつつ
開演を待っていた
成田護氏と伊津野さんの『オトダマフリ』
を待って
そのときわたしのなかに予感のようにふってきたもの
をすこしまだ考えている
『オトダマフリ』
●
「時間を散らす」
「時間をもっと捨てる」
まったく別件で話していても、
大谷コーチの言葉はどこかでつながってゆく感じがする
●
「王道すぎる？」
「単品で？」
吉田ぽんた君のギターの、正確で緻密なのに、
あくまで自在なこと
●
下北沢
猫と魔と音、だから
『黒猫』（Ａ・ポー）を描くことにして、さあ、それからが
明治の復刻版ミステリーとくびっぴき
旧字と片仮名交じりの新聞表記に魅かれ続ける
わたしたちは六月に呼ばれた組
今宵一夜の命
猫の<声>よりも あたらしき魔をよびよせられたかな？
帰りに女の子にきれいな鉱物のペンダントをいただく
（連絡先などなにも聞かなかった、ありがとう）
●
萱場町と八丁堀のあたりを迷いながら
『七針』へ
しろい地下の隠れ家的空間
セロの人の
なにかがとまる瞬間、ってこういうのか、と思いながら
聞く
●
●
合唱祭
改築をひかえている県立音楽堂
柱などをあたらしくするのみで
音の状態はかわらないらしい
ぬくもりのある木のホール
ふだんこれほど大人数で舞台袖にいることはないので
わたしは袖が毎年とても楽しみなのであります
暗がりに待機する音符
●
●
娘と落語
<ひまわり寄席>
桂歌助さんの『松山鏡』を聞く
落語家さんってほんとうにお客さんをみているなあ、と思う
●
来月のちいさい発表会のための練習
ヴォィトレのゴノカミ先生の指揮がキュートなり
淑女のみなさんが真剣に
自らの手を発声矯正ギブスみたいにあてがっている
背骨をたてること、息をうしろから流すこと
本番は部屋をあけはなすらしく
囲碁を打つ音などともコラボできるかも
(おじいちゃんたち、耳をふさがないでね)
●
●
