しゃぼん暮らし
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ナガサキ旅日記○こぼれ話
一族の男はめっぽうお酒がつよい そしておんなのひとはみんな働き者
毎日びっくりするような大量のお料理をつくっていたな
大鍋のぶり大根、お刺身、押し寿司
庭先で犬と子供を従えて義弟君が 煙のなか殻つきサザエをえんえん焼いている
デザートも大鉢にいくつもこしらえて 林檎をすったきれいな色のゼリーや豆腐をまぜこんだ白玉入りのフルーツポンチ お義母さんがサイダーをうえからどくんどくんと注ぐ
こどもたちは従兄弟どおしでずっと遊んでいて 楽しそう
家事のあいまに 義妹(しっかりもの)ナオコさんが ちょいちょいドライブにつれてってくれた 美輪明宏の生まれた街、とか、よくロケに使われている道など
映画好きの彼女は 『いつか読書する日』の田中裕子の配達自転車の、
その走路について
ひとしきり熱く語るのであった
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