しゃぼん暮らし
DiaryINDEXpastwill


2006年10月11日(水) 「16フィート」

「16フィートいれて」



夜の合唱者たち


気合いを入れて、みたいな俗語かと思ったら
音のなかにオクターヴ下の倍音をいれる、ことらしい




血が熱い鉄道ならば・・・


練習が終わって帰り道、

自転車を走らせながら口からこれがこぼれてきた


「むとうか、むとうか」



前をゆく先輩達が、何の事かわからないまま自転車を降りると
ちいさい灯りが消えていた


点す


血が熱い鉄道ならば


(家までは、あっというまの距離)


血が熱い鉄道ならば

       走りぬけてゆく汽車は

 いつかは心臓を通るだろう

             (寺山修司)


とりあえず、ここまでぶつくさ言うことができた


言い終えてから灯りを消した


ひろたえみ |MAIL