しゃぼん暮らし
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二ヶ月ぶりのヴォイトレ
机のうえにうつぶせに寝て腕を伸ばす、腹部の一点でからだを支えて 声を
ひろがってゆくようだ
あと 腰を落として立ち、そのまま前へまっすぐ歩くような感じで
背骨をかためるな、筋肉を流せ、
歌う
共鳴するところがふえてくると 等身大、が消えてしまう
夏のことを思いだしていたら 練習曲のひとつが 「夏の思い出」
女声三部で
そよそよと♪の
風を
横に流すように、
風を、声を、じぶんにもどさないように、と
みずばしょう、の、はなが、
のところの休符で
「花をみて」と
ゴノカミ先生がピアノをひきながら こちらを見返して
まっすぐに言うのだ
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