しゃぼん暮らし
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県内手配まで
夏休みももうじきおしまい
関内1929ホールへ 松本秋則展
しろい会場いっぱいに竹のオブジェや竹の楽器があふれていて それはそれはいい風と音色
ゆったりしたソファに埋もれながら 姉妹も思い思いの竹と過ごす
が
午後から伊勢佐木町で買い物をしていたら 妹のほうが迷子になってしまった
ちょっと叱ったらぱあっーっと駆けだして 人混みへ
するすると消える後ろ姿
姉の手をひいてうろうろ捜す 暑い通りを行ったり来たり そのうち貧血になってしまって立っていられなくなり
ちかくの交番へ 無人
ドアのむこうから談笑する声
声をかけると 6人の若手巡査達があらわれテキパキ働きだす
行方不明時の子供の背格好等を説明しながら なんだかおかしなきぶんになってしまう
「背はこの子よりすこしちいさくて、でも」
「ぽっちゃり」
「ぽっちゃり、」と返す巡査
「さんだるは黄色、うすっぺらくて、」
と
隣で姉さんが
「歩くとかぱかぱ音がする、」
とぼそり
(ほどなく見つかりました、ああ)
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