しゃぼん暮らし
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2005年11月01日(火) なまえに海あるひと[2]

なんとか詩人体系本のなかに
きばんだ住所

しらされることも空に浮いている
おおきな図書館のデータのなかにいくつも墓標があらわれてくる

生きているのか死んでいるのか
わからぬひとの言葉が

ふえてゆく

不思議

けれども
言葉のなかにかくじつにそのひとは生きていて
とてもちかくにいる

と感じること



会えないだろう




どこかで

思いながら調べている


そのあかるいさみしい安堵


会う、ってどういうことかな


年譜


、年生まれ






しろいしろいゆめをみているような









そして平成になってから
変奏された
男声四部の合唱曲版校歌


テナーの独唱とフルート助奏

ただ一度だけの演奏のための楽譜

をてがかりに


ひろたえみ |MAIL