しゃぼん暮らし
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2005年03月12日(土) はるいろファイル



ときには夕空に走り
ひかるひこうきなど
見あげています

春というからには
やはり辻のあたりが

あまい

さしかかると
すこしどきとする

花はとうぜん咲きそむのです










いろんな女体を型どった
棒つきミルクアイスひとつひとつに名札がついていた

トランクのなかのフルコース

膨大な食べ物の包み紙や空容器
種類別になってる、おさしみのおしょうゆ空容器の山とか、グラム単位で売っている???
の山と山との間をぬって歩く


ユイとふたりでよく遊んだ

《食と現代美術》1929ホール
キュートでおかしいものたち満載

倉庫を改造してあたらしくできたNYKギャラリーでは
《Evolution Cafe》面白い美術家具がいっぱい

娘がロボットテレビ電話や光るカウチではしゃいでる
あいだ

Reading Roomへ
古本図書室をまるごとつくっていて、室内にはいると一冊の本を選ぶのだ
本は袋に包まれていて、そとからは何の本なのかわからない
手にとったひとは包みをあけ
それを購入してもいいし、しない場合は本をみて紙片になにかを書いてはさむ、次にその本を手にとる人にむけて

わたしが会った本は
『サイエンステーブル』

薄い、かなり古い本だ
ぱらぱらとめくって金属記号表を熟読
鉛筆でメモに「eの文字のインクがかすれている」と書いた

もとの場所に戻す



そのほかにも
様々な手法、素材の手作り本、豆本が展示されていて
ひとりうっとりする


ひろたえみ |MAIL