しゃぼん暮らし
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2004年10月30日(土) 盲腸とキス、都はるみなど

ひろたさんは朝
眠りはじめた


町内会館へ

退院したばかりのコヤマさんがお腹を出していた
「おおきいーおおきいー」と歓声があがる
「でもビキニ着るからねー」と元気そうなのでひとまず安心
急性盲腸炎になって夜中レジを打ちながら
死にそうだった、とコヤマさんは語る
バイトの帰りは自転車を杖にして歩いた、と
昔,「盲腸なら、ここ」という病院で切ったという
アザミさんもお腹を出しはじめ
「ええっ、そんな?」

こういう傷自慢ははじめて見た

活気がある


結局ほとんど笑い話のように定例会は終わり
歳末助け合いのドラエもん貯金箱をもって
家々に配るわたし

「また寄付をあつめなきゃ」
とため息ついてると
ユイが「キス?」と聞いてきた

「きふ」「キス?」「きふ」「キス?」




このまま一日
雨と眠るのかなあ

夫に蕪の煮物と海苔のおおきいおにぎりを
置いて

姉妹と図書館へ

『シャーロック・ホームズ展』をやっている
小学生にしてシャーロッキアンだったなあ
六年生の頃、お年玉はたいてホームズ全集を買いました
ちょうどその頃、田舎のステージで唄ってた都はるみに花束を渡したなあ
ふり袖着せてもらって、、あれはなんだったんだろう

などと
たわいもないことを考えながら
書棚を巡る

姉妹はさいきん五味太郎さん派、おーなり由子さんとか

わたしはこのところ
『ジョナサンと宇宙くじら』(ロバート・F・ヤング)を大事に
読んでいた




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