しゃぼん暮らし
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| 2004年10月02日(土) |
きざはし、あるいは『リア』 |
ユイと図書館へ
お昼ごはん食べにときどきゆくちいさいお店 ラセン階段をのぼってゆく
この階段
娘は「ここ夢でみた」と言う いつもだ
聞きたい、くわしいこと
「それで、」と 問いはじめるわたしの気配を感じて
「たとえば、とか、どんな、って聞かれても答えられないよ」
といつも きっぱり言われる
故・岸田理生さんの 最後の戯曲集が新着図書できていた 『鳥よ 鳥よ 青い鳥よ』と『リア』が収録されている
年譜がついている
夕方しみいるように文字を 追っていたら 夫が別室で名を呼んだ
いってみたら夕刊に 金久美子さんの訃報が載っていた
まだ とても若い
彼女が出ていた舞台のことを 夫と話していた
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