しゃぼん暮らし
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祝日 朝早くから 各種敬老イベントの準備
健やかな皆さんのために
せっせと
姉妹はホールで待ちかまえていて 履き物を差し出すのであった
おつかれさまでしたあ、と夕方 はてしなく公園でぼんやりしていたら
「ひろたさあん」 とむこうから乙女のような声が ジェンヌがやってきた
「こっちの公園であうの、珍しいね」
坂上のお家から車で自転車やら三輪車やらボールやら そして三姉妹、犬、 を運んで遊びにきたらしい
子供らと犬はかってに遊んでいるので なんとなく草っぱらにしゃがんでおしゃべり 話題はやがて わたしたち共通の友達のことになる
「虫がいる」「かゆいね」
もう一年以上、いわゆる自閉症でひきこもっている 幼稚園の送り迎えや家事などはすべて父親が仕事をしながらこなしている 遠足のときなどまわりのママがびっくりするほど きれいな手作り弁当だった ときどき様子をのぞきにゆくと 母親がいなくても子供達はなんとか暮らしているのだった むしろ自分達でやらなきゃ、とこの一年ですごく逞しくなっている
おしはかる、ことの
なんというか、手をぶらぶらさせたくなる感じ
恥ずかしい
何度か彼女宛に手紙を書いてたのだけど 翌日読むとなにか 出せないのである
すこし電話で話をしたよ、というジェンヌ 足を掻きながら
「さくらん、」と言った
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