しゃぼん暮らし
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朝の空気 ひんやりとしている
町内会館はまだ閉まっていて石段に腰かけてひとり待っていた こういうの すきだなあ
上着をきてくるべきだったなあ 肌寒いんだ、きっと
ハギレみたいに ほつれてゆきそうな感じが すこし消えてゆく
ひえびえと石段に座っていると
もう誰の言葉もいらない だいじょうぶ、と思えた
ほどなく 「ごめんなさあい、おまたせしてー」とコヤマさん到着 鍵をかちゃかちゃいわせて 扉をあけて すっとすれちがうとき 「あ、ひろたさん、なあに?なつかしい匂いする」
なんだったか なまえを忘れていた
ほどなく皆があつまって 子供会定例会 夏のはなしだ 夏のお祭りの計画など はなしあう
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