★悠悠自適な日記☆
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2002年10月27日(日) 合格通知と高級ラーメン

 昨日の話なのですが、昨日は弟の文化祭であると同時に、某D大学のAO入試の一次審査の合格発表の日でした。ちなみに私の受けた学科専攻の定員は2人なのに対し志願者24人!最終倍率12.0です。その中から一次審査に合格するのはたった5人です。発表の前日、夜中に大学からのメルマガが届き、一次合格者が5人だと知った時はのんきに構えていた私も流石にダメかもしれないな…と思って中々眠りに就くことができませんでした。昨日も、通知が届くよりも(多分)少し早くにインターネットでの発表があったのですが、恐ろしくて見ることができませんでした。

 文化祭を一通り楽しんだ後も、家に帰るのが恐くて、ギリギリまで喫茶コーナーで焼きイモを食べていました(中学生が掘った芋なので食べ放題です…笑。)でも、この日も吉本新喜劇をビデオに録画するという任務が課せられていたので、泣きそうになりながら家に帰りました。(徒歩1分。)

 郵便受けを覗きます。明らかになんか入ってます。鼻息が荒くなります…。ソレを取り出します…ん!?…ちょっとブ厚い!?…。その封筒を空にかざしてみます。振込用紙みたいなのが見えます…もしかして!?…もしかしてえぇ!?

 慌てちゃダメだ…。まだ決まったワケじゃないし…。落ち着け、落ち着くんだ!!と言いながらも私は靴を脱ぎ捨てて家に入りました。一直線にサイドボードに向かってハサミを取り出し、封を切ろうとしました。

 いや、ちょっと待てよ。ビデオをセットせな…。

 とりあえず新喜劇が始まるのを待ちます。録画ボタンを押すと即行で今度こそ封を切りました。

 「合格」

 えっ!?マジでマジで!?24人中の5人に滑り込んだ!?すぐに親にメールを入れました。(電話しないあたり、セコイ。)それなのに誰からも返事が返ってきません。おかしいなと思い、携帯の画面を見ると「送信失敗」。いや、こんな時にそんなボケかまさんでえーからと思い、もう一度送信。一番に電話を掛けてきてくれたのはさっきまで一緒に文化祭を観に行っていた友達です。

 それから親も帰ってきて、それはもうお祭り騒ぎでした。まだ一次審査突破しただけなのに…。母が「今日はアンタの好きなモン食べさしたる!!」と言いました。私は「三田屋のステーキ!!(1600円位のやつ)」と言ってみました。母が予約を入れるために電話を入れると、そのメニューはもうなくなっていて、2800円からのコースしかないのだそう。さすがに2800円もする高級品を食べてしまうと、2次審査で落ちた時に喰った分返せ!と言われそうなのでそれはいけないと思い遠慮しておきました。母が、「三田屋のステーキ以外で何がいい?」と聞くので、私は思いつきでこう言いました。

 「ラーメン…。」(定価550円)

 次の瞬間、家族全員ツッコミをいれてきました。なんでラーメンやねん!!と。もっと高級なモンが言えんのか!!と。しかし、普段大して高級なモノを食べていないのに急にそんなの思いつきません。貧乏性です。結局、私の好きな「たろう」のあっさりラーメンに好きなトッピング+ケーキで話はつきました。トッピングは最初「ネギ」にするつもりだったのですが、また家族全員から激しいツッコミをされたので、+350円の「たろちゃんラーメン」という、なんだかスペシャルなラーメンを注文しました。こんなゴージャスなラーメンはもう二度と食べられないかもしれないと思い、感動しながら黙々と食べました。ラーメンの前に散々イモを食べていたのでお腹が破裂しそうでした。でも食べました。

 ケーキも「シャトレーゼ」で値段に構わず好きなものを選んでいいと言われたので、なんとなく食べたいと思ったチーズケーキを選んだら、なんとそれは定価160円もモノがフェアで115円に値下がりしていたものでした。あまりにもの貧乏性ぶりに家族は飽きれていました。でも、とてもおいしかったんです。うん、おいしかった。

 この「おいしかった」が後々悪夢を見せることになるのですが、その話はまた今度、別の時に話すことにする…。(と、ミヒャエルエンデの「果てしない物語」っぽく終わってみる。)


嶋子 |MAILHomePage

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