★悠悠自適な日記☆
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| 2002年10月05日(土) |
月組公演 「父を尋ねて三千里」 |
吉本新喜劇JAPANツアー月組公演in神戸「父を尋ねて三千里」 出演:辻本茂雄 山田花子 浅香あき恵 鵜川耕一 吉田ヒロ 中山美保 井上竜夫 中西喜美恵 他 主なネタ:ひょっとこピンクレディーメドレー ブサイクあき恵のバケツ顔 つまらない物にはメーン!! 回転寿司 花子のセクシーポーズ
を、観ました。…テレビで。この公演は9月に神戸国際会館こくさいホールで行われたものです。実はこの公演、私は母と弟と観に行こうとしていたのです。ところが、弟が「俺、やっぱり受験やから…」とイイ子ぶってしまったがために、おじゃんになってしまったのです(そんな私ももちろん受験生です。)。しかし、これは観に行っておくべきでした。と、いうのも、この公演、めちゃくちゃおもしろかったのです!!我が家では永久保存版ビデオとなりました。
話のあらすじは、耕一とあき恵の結婚に茂造ジジィが大反対。大喧嘩のうちに茂造ジジィとアルバイトの花子は死亡(!!)天使になった二人は亡くなったハズのあき恵の父がまだ生きているということを知ってしまい……!?ドタバタコメディに最後は感動シーンで観客から大拍手…という、新喜劇には珍しい“泣き”の芝居も入った理想的なお話でした。(私はこれくらいじゃ泣かないケドさ。)
普段の新喜劇は45分なのですが、ツアーでは2時間公演です。やはり、2時間あればかなり手の込んだお話になりますし、ネタも深いトコロまで突っ込んでいけます。普段より稽古量も多いのでしょう、役者の動きにも切れがありました。特に、ベテラン組が凄かったです。これまでマドンナ役ばっかりだった中西喜美恵が見事三枚目を演じていたのは驚きでした。そして、舞台転換が5回!!のちセットが入れ替わるのが4回!!ホームグラウンドであるNGKよりはるかに広い舞台で、これだけの転換は大変だったと思います。しかし、NGKでの公演より出演者がはるかに多いので、場面を区切って出番を制限したのはヨカッタと思います。
そして、やはり1番の見所といえば、辻本茂雄&山田花子のコンビです。ひたすらボケまくりです。山田花子が新喜劇に出演するのは本当に久しぶりで、絶頂期だった頃の新喜劇が帰ってきたみたいでした。山田花子が出ると、新喜劇のカラーがガラっと変わります。あんな棒読み芝居でも(でも昔より遥かに上手くなってるし、カワイクなっている。)存在感は絶大なモノです。才能やな〜って羨ましく思います。洗練されまくった辻本さんのネタ(コレがまたスゴイ!!)とのギャップがまたおもしろいのです。大阪に帰ってきてくれないかな〜と切実に思います。
チケット代は5千円とちと高めですが、NGKまで足を運んで見ても同じくらいの値段になってしまいます。それなら、NGKで漫才と新喜劇を観るのもいいんですけど、地元でもっとクオリティの高い新喜劇だけを観るのもいいかな〜なんて思ったりします。来年は絶対にツアーを観に行ってやろうと思っています。新喜劇ラヴ★
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