★悠悠自適な日記☆
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昔のCDを引っ張り出して森高千里の「TAIYO」というアルバムを聴いています。昔はこういうのばかり聴いていました。ちなみに、私が始めて自分で買ったアルバムは同じく森高千里の「DO THE BEST」です。
最近は森高千里もJ−POP業界をにぎわすことはなくなりましたが、改めて聴くと彼女のすごさがわかります。それは「詩」です。森高さんの歌は、物語なんです。社内恋愛の話だとか(ちなみに「できるでしょ」)、田舎に住む長男とその彼女が東京へ上京しようとする話(ちなみに「長男と田舎もん」)など、情景、セリフ、自分の気持ちが素直に詩に表現されているのです。短編小説を読んでいるような気分になります。そしてその短編小説の主人公にふさわしい美声の持ち主でいらっしゃいます。私の「ずっと聴いていたい歌声ランキング」のベスト1に入ってきます。
父は単純すぎて好きではないと言いますが、この単純さをこんなにも人間味たっぷりに美しく歌い上げるのは今のところ森高千里しかいないと思います。最近のJ−POP業界は新しい人がどんどん出てくるのに、森高千里に続く人がいないということはそれだけスゴイということです。
何気ない毎日の中にある物語を旋律の中に生み出すこと。本人が素晴らしい生き方をしていないとできないことです。それができる森高さんの目線が大好きです。
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