ある漫画家の池袋線日記...ばて

 

 

映画めも - 2009年10月02日(金)

『いのちの食べ方』
セリフも説明もなしで、食料の栽培や養殖や解体の現場を、ただ見せていくという映画。何も言わないから、何がいいか、悪いか、どんな問題が潜んでいるかを自分たちで考えてくださいと言う



『レッドドラゴン』
レクター博士のシリーズ4本のうちの第二部に当たる。
始めてこの小説を読んだときは、『羊たちの沈黙』が上映される前で、何が面白かったのかはよく覚えていないけれど、やたらと感動していたように記憶している。
おそらく、殺人鬼たちのキャラクターをここまで深く描いているものがそれまで無かったんだろうと思う。
もし描いてあったとしてもそれは、やはり想像で作ったものと言う感じが強かったり、形を当てはめたエンターテイメントだったりしたから。

しかし原作のトマス・ハリスは殺人鬼が専門の記者だったという経歴が生きたんだと思う。ここまでリアルでありながら、エンターテイメント性のあるものは今でも他に類を見ないのではないだろうか。




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