わんぱくルンバの冒険日記

2003年09月26日(金) 親の心子知らず

 今日はルンバ3歳の誕生日だった。
 家族での誕生パーティーは夫が来られるかもしれない週末に予定していたので、今日はショートケーキで軽くお祝い。でもやっぱり当日なのだから、夕食のおかずにはルンバの好きなものを作ろうと、ちょっとはりきってカボチャコロッケを作ってみた。

 コロッケというのは、非常に手間がかかる料理だ。しかもカボチャコロッケはジャガイモに比べてタネがやわらかく、整形しづらい。タネを冷蔵庫で冷やして休ませたりしながら作らないと、なかなかキレイにできなかったりする。合間にサラダや付け合わせにするキャベツの千切りなどを作りながらコロッケ作りに励んでいたら、あっという間に3時間半くらい経ってしまい、すっかり腰が痛くなってしまった臨月妊婦の私なのだった。

 しかしそのかいあって、20個近くものカボチャコロッケが出来上がった。まあまあの出来だ。

 主食はおにぎり。昼間、買い物に行った時、ルンバが店頭で鉄腕アトムのふりかけを見つけて一目ぼれし、夕食はそれでおにぎりを作って欲しいとの熱烈なリクエストがあったためだ。「アトムのおにぎり〜!」と熱く語る彼に、ちゃんとアトムのふりかけで作ったことがわかるように、ルンバと一緒におにぎりを作ることにした。

 一緒に作るといっても、ふりかけをご飯に混ぜるとか、海苔を巻くという、ルンバにもできる作業をやってもらうだけだったのだが、これが嬉しかったらしい。出来上がったおにぎりを見る彼の嬉しそうなこと。すぐに食べたいという。

 お皿を目の前に出したとたんにルンバはおにぎりにかぶりつき、あっという間に2個(大人茶碗1杯分くらい)を平らげて、満足げ。
「コロッケも食べて〜」
 と促してみたが、おにぎりだけでおなかがふくれてしまったらしく、さっさと手を合わせて
「ごちそうさま!」
 と遊びはじめてしまった。その後、どんなに誘ってもコロッケは食べてくれず。大量のコロッケは、そのほとんどが私と弟の胃に落ちたのだった。

 あんなに一生懸命作ったのに…。しかし一生懸命作ったときに限って、こういう結果になりやすいんだよなあ、子どものご飯って。ハア。


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