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| ≫2008年03月30日(日)≫ |
結局昨晩未明まで the giant 止まらず最後まで読み続けてしまった。しかも今日から夏時間で、ますます寝不足な上もう正午だし…これからちょっと出かける!けどその前に感想! レオナルドが常々美味しいところを持っていくのはもう何というか、全てのこの時代を取り扱ってる作品に共通なのかも知れないけど、絶対好きにはならないよ。むしろ反感だよ!スクリプトを読んで、舞台を観て理解してなかったところがきちんとわかって、その上で凄く感動というか衝撃というか、どーんと重い何かが胸に残った。この作品の一番のテーマは孤独ということなのかも。ミケランジェロは偉大だし偉業をいくつも残しているけど、それ故に、完全な孤独。なんだかナオまで寂しくなっちゃう。彼自身どうしようも出来ない孤独。しかもそれを自然に受け入れちゃってるから、改善もできないし、ただ心を痛めるだけなんだよ。でもそれがミケランジェロのミケランジェロたるところでもあるんだけど。 この話ではミケランジェロの比較対照にレオナルドを使っていて、史実でも言われている通り、レオはミケとは反対に、変わり者だけど、誰からも尊敬されて、慕われて、周りを人で囲まれてる人で、それなのに、結局レオナルドがミケランジェロにした助言は、要約すれば、孤独を受け入れろ、ってことで、それが酷くナオをいらだたせた。最低だな!レオ自身、彼の作品と一緒で人とのコミュニケイションも未完成で、完全には誰かを受け入れることの出来ない人だから、と作中では理由付けてるけど、それをミケに押しつけることない。 ダビデが完成する前に、ミケとレオで、またガニュメデスの物語について話すシーンがあって、今度は暗にガニュメデスをヴィートに置き換えて話してるんだけど……あー駄目だ、上手く説明できそうにない。つまり、レオは彼の解釈通り、ヴィートに対してもバイオレンスを含む生々しい感情を持っていて、だけどミケは、ヴィートに対して、神様視点で解放と自由を与えるんだよ。きっとそれでもミケだって人間なんだから、もっと人間らしい感情だってあるのに(実際そう描かれてる)ミケには他に選択肢はない。 それで、更に、ミケがあまりにも技も考え方も神様的だから、結局一般人はそれ故離れていくんだよ。ヴィートも。ミケとレオを比較して、人間らしい、レオナルドになびいちゃうんだよ。ああむかつく! 駄目だ時間だ。行かなくちゃ!ナオはミケランジェロが好きすぎるな!イギリスの舞台制作者様々、どうか次はミケの晩年を優しく穏やかな時間に包まれた晩年を、彼とか彼女とかと一緒に描いて下さい。安らかな、ミケランジェロを。 |
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