早朝、五時に起きて行って参りました。 土曜日はだめだねー。 よその親父も同じことを考えているらしく、行く先々でいるんだ、これが。 おいらが目をつけていたポイントは、ことごとく民家のそば。 近所のがきんちょ連れの親父にはどうしてもかなわない! そこで、おいらは苦肉の策に出た。 ガス馬車時に培った記憶で、北のほうの農場周りの林に出かけたのだ。
農場があるということは腐葉土がある。腐葉土があるということは虫が卵を産む。 ましてや保安林であれば、朽木もそのままであり、環境としては整っている! ただ、昨日書いたようにめんどくささが先にたって、わざわざ調べることをしなかったのだ。
いろいろよそを回ったので時間にして六時ちょいすぎ。 虫取りの時間としては、六時は遅すぎる。 けれども、目をつけていたとおり、ポイントはいっぱいあった。 樹液が泡吹いて噴出しているのだ。 かなぶんもいっぱいいた。 そこでのこぎりクワガタのメスを二匹ゲット。 何とか面目躍如だ。
一匹は木の幹に止まっていたのを見つけたが、もう一匹は木を蹴っ飛ばしたら落ちてきた。 クワガタというのは、外部から衝撃を加えると死んだ振りをするため、木が振動したりするとぱっと足を離しておっこってくるのだ。 昔は、木の幹にいたところを鳥に襲われた瞬間、手を離して自由落下するため、逃亡することができたが、人間が相手だと話が違う。下に待ち伏せていておびき寄せる形になる。
しかし、虫を取っている間中ずっとどきどきわくわくしてましたな。 宝探しをしているような感じ。 虫取りは、虫そのものを手に入れる喜びと、宝探しを同時に楽しめる実はすごく高尚な遊びなのかもしれない。 飼う飼わない別にして、楽しかった。 おそらく、表情はずっとニコニコしていたに違いない。
---------------------- 不思議なもので、木を蹴っ飛ばしたときの威力。 これが、体も体重も父親よりも大きくなった今より、おいらが小さい頃の父親のキックのほうがすごく威力があった気がする。 自分がいくら蹴っ飛ばしても揺れもしなかった木が、親父が蹴っ飛ばすとクワガタがぼとぼと降って来るのだ。 それは本当に二十年以上前の記憶。 けれども、その記憶は常に生き残っている。
生まれてくる子が男の子か女の子かわからないけれど、とにかく大人になった今でも思い出せば楽しかった思い出がよみがえるような、そんな遊びをさせてあげたい。
とはいえ、ゆずが虫取りを許可するかはまた別問題(^^;
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