新しい給与計算システムを導入するため、システム会社にプレゼンを依頼する。
で、彼は自分の構想を説明する。 その構想は、ぱっと見よく考えられているように見える。 しかし、内容を少しわかっている人間からすれば、あなだらけだ。
そして、おいらから見て決定的なミスがあった。 システムを導入するマシンが、自作機だというのだ。 通常のシステム会社は自作機を嫌がる。 動作が不安定のとき、自作機が原因であることも多々あるのだ。
それを指摘したが、倅は「お前はマニアックすぎる」の一言で切って捨てた。 システム会社の人間にそれを指摘されたが、「市販のものを入れる理由となるサポートが当てにならない」の一言で切って捨てた。
その修正は誰がやると思ってるねん!
本当に、人の意見を聞かなくなってきた。 彼なりの経験をいっぱい積んでいて、それゆえの頑固なら、仕方ないかな、ともおもう。 しかし、彼の貧相な経験の中で、彼の主張は根拠に弱い。しかし、彼はそれを検討することなく続けている。 本来は親であるはずの人間たちが彼を育てようとしない。 哀れかもしれない。倅。
この前の大型ガス馬車の話だって、従業員の命より金か! とおいらは本気で思った。 これは、対立すれば排除される。彼は独裁の中で倒れていくのだろう。 そんな感覚をより強くしている。
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