大型ガス馬車に乗る変態。 その件に動きがあってから一週間。 役場からも某企業からも何の連絡もない。 とりあえず、動きがあってから一週間だ。明日で。 であれば、動きが有ったにしてもなかったにしても、大型ガス馬車には乗らねばならない。 そんなことを思っていた矢先のこと。
某企業から電話がある。 「奴は、6/30付けでやめちゃったんですよ。7/1付けで退寮もしてしまいました」
はあ? 話を聞いてみると、呼び出して問い詰めると、のらりくらりと。 その、おいらとの窓口になった人ではなく、職場の上司が厳しく注意したそうだが、その報告を受けた窓口の人は「それじゃだめだ、一筆とれ!」といった翌日には、すでに退職していたようだ。
その職場の上司は「うしろめたかったのかねー」といったそうだが、 そりゃそうだろう。
ただ、野獣は野に放たれてしまった。 今までは某企業にいたわけだし、動きも読めた。 ところが、今回からは動きが読めなくなる。 その結果、いつどこで出現するかわからなくなってしまったのだ。
他の人間は、「考えすぎだよ」という。 もういたずらなんかしないだろう、と。 でも、おいらが心配しているのはいたずらじゃない。 報復だ。 もし、社会的な自分の立場がどうなってもいいから、密告したガス馬車御者に復讐しようと誓っていた場合、それが一番恐ろしい。 客が少ない時間帯に扉を開けた瞬間、カビトリ剤なり除草剤の原液なりを引っ掛けて逃げてしまえば、おそらく逃げられてしまうだろう。 たしかに、こちらは相手の顔も名前も把握している。 相手もそれを知っているだろう。 だが、某企業に勤めている事実をこちらが把握していることを指摘しても、なおいたずらを続けた経緯がある。 つまり、しつこい。
そんな奴が怒れば何をするかわからないということだ。 常に最悪の事態を想定して動かなければ、天才とは戦えない。 馬鹿と天才は紙一重だ。 普通やらないことを平気でやってくるのが馬鹿。 であれば、考えうる最悪の状態を想定して動かねばならない。
この辺はゆずもすごく納得するところだ。 おいらに考え方が似てきたか?
|