ゆずの大学の研究、もうそろそろ始動させねばならん。 でも、いまいち論文の落としどころが見つからない。 卒論というのは、通常結論まで導きだすものだ。 しかし、セルフカウンセリングというものは、すぐには結論は出ない。 やはり、自分を題材にして分析して、その結果から予期される結論をまとめるしかない。
でもね、『幸せの追求』ってのは、人間が生涯を通して行なうものなんだよね。 幸せは人それぞれ。
世間一般にいわれる幸せが、本人にとっての幸せとは限らない。 本人にとっての幸せが、一般の幸せとは異なることに気づくとは限らない。 そして、その『幸せ』が、実現できるとは限らない。
学歴があろうが、お金があろうが、決して幸せではない人は大勢いる。 そして、それが幸せでないことを認めようとせずに、自分の世界を小さくまとめ、独りよがりのまま死んでいく人もいる。 自分の幸せが、他の人と違って、それを受け入れたとしても、それが実現できない人がいる。 おいらみたいに、大観覧者を目指すというのは、おそらく普通の幸せではないのだろう。 でも、金が唸るほどあっても、昇進したとしても、学歴があったとしても、おいらは決して満足しないだろう。
ひょっとしたら、おいらが今幸せとはこういうものだ、という考えでいるものでも、実はそれすらおいらが幸福を感じる本当のものではないかもしれない。
この問いは、実は宇宙の以前には何があったかってのと同じくらい難しい問いなのだ。 全ての条件が今と全く同じ環境で、百年後生まれても、そのおいらが同じ物を幸せと感じるとは限らない。それは時代にも大きく左右されるから。
幸せとは、あまりに相対的な観念だ。
あなたは本当に幸せですか?
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