今日は、日曜日。 よって、殆ど仕事なし。 クーラーの中、悠々と痴呆コウム員の勉強してました。
でも、仕事が殆どない日に限って、夜にばたばた。 案の定、事務所締めて帰ろうと思ったら、遠地での呼び出しが。 しかたないので、テクテク迎えにいくと、よっぱらいのじーちゃんが。 このジーちゃん、よく乗ってくれるらしい。しかも付けで(爆) しかも、店でくだを巻いてた。
乗せて帰るも、 「こらあ、ガス馬車御者! 俺は家に帰りたいんだ!! よろしくお願いします」と高飛車に出たと思ったら、低空飛行になったり、 「俺は、これから女のうちに遊びに行くんだ!! やっぱり、家族がいなくなる尾と寂しくなるよなあ……」 と、色欲丸出しかと思ったら、急に車内が湿ってみたり。 いったい、どういう人なんだ(^^;
このじーちゃんを、常に乗せていたのが、わがガス馬車会社の「おじさん」。 気の弱いこのおじさんは、このじーちゃんの話を、水飲み鳥のようにうんうんと頷いていて、なんとか凌いでいたようだ。 しかしなあ……。
うちのあるガス馬車御者は、このじーちゃんを、『たちの悪いよっぱらい爺』と評する。 確かに、その一面はあるだろう。 おいらも、最初はそう思った。 しかし、お酒というのは、その人の本性を引きずり出す。 空威張りをしてみたり、急に物腰がやわらかくなってみたり。 これは、彼の人間性を端的に示しているような気がしてならない。 やはり、家族がいたことがあって、何らかの理由で別離して、寂しくて仕方ないのだろう。八つ当たりもしたくて仕方ないに違いない。 しかし、その一方で、どこかに理性があって、そんな自分を律しようとする。 そう見える。 理由は聞かない。聞けないし、聞いても答えてもらえないだろう。 彼は年をとっていく。 常に一人で。 そして、安易に酒に逃げ、そのたびに酩酊の海の中、後悔と空威張りの狭間を行ったりきたりするのだろう。誰にも止められないまま。
「こらあ! ガス馬車御者!! ここでいい! 降ろせ!!!」 扉を開けると、 「んじゃー、ツケな!! よろしく!!」
バッタン! 自動ドアを力いっぱい閉めて、がははとわらいながら、歩いていった。 ……おい(−−;
PS
このじーちゃん、回収率は百パーセントだそうで、この前おいらが借金取りと化してなんとか取り返したジーちゃんとは質が違うそうだ。 どうちがうんだか(^^;
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