バカ日記★少女漫画系ゲーム

最近、昔の少女漫画のゲームをやってます。
大まかなストーリーは、バレンタインまでに三人の男の子の中から一人選んで告白するという、恋愛シュミレーションゲーム。
もう、すんっごく少女趣味というか、
「ああ、私も小学生中学生の時はこんな事ばっかり妄想してたなぁ・・・」
と思い出して、そんな過去の乙女な自分が寒々しくて
「うわぁ・・・こんな男いねぇ・・・」
とかブツブツいいながらひねくれたプレイをしています。
んでもね、少女趣味満載なこのゲーム、少女の頃にやったら
「ドキドキ☆ラブシュミレーション」
だったのでしょうが、かなりすれた大人の私がやると、突っ込みどころ満載のゲームなんですよ。


突っ込みどころその1 各所に出て来る「おまじない」

「スケジュール帳に、好きな男の子のシールを貼って、その上下左右に星のシールを貼ると、その男の子の情報が一つわかる。」


早速やってみました。
あら、彼のお友達から電話。
「あ、あいつに借りてた茶色のジャケット、明日返すって言ってて。」
「え、○君(彼)茶色の服なんて持ってたっけ?」
「うん、あいつ結構茶色好きだぜ。」
・・・「男の子データ」の○君の欄に「茶色が好き」という、どうでもいい情報をゲット。


「スケジュール帳に、横並びに七枚、好きな男の子のシールを貼ると、その人に会えるよ。」


早速やって、出かけてみました。
出先で彼にばったり。
・・・効果的面。


「ハートのシールを、カレンダーの一か月分全部に貼ると、好きな男の子にちょっと好きになってもらえるよ。」


早速やってみよう。
ペタ。ペタ。ペタ。ペタ。ペタ。ペタペタ。ペタ。ペタ。ペタ。ペタ・・・・・・・・・・・・・
めんどくせぇぇぇぇぇ!!!
恋する乙女のパワーはゴイスー。


突っ込みどころその2 友達の発言

ゲームの要所要所で友達に、
「今はどの男の子が好きなの?」
とか聞かれるわけです。
で、最初は
「うわぁ・・・さむッ」
とか思いつつも、内心ちょっとウハウハしながらプレイしてたんですけどね、そのうち、友達の発言に疑問を持つように。
「バレンタインまでに、頑張って告白しなくちゃね!」
あれ?
えーと。
その発言は好きな人に告白という趣旨からちょっとはずれてませんか?
告白できたら誰でもいいのかよ。
まさに恋に恋する乙女的な発言。


突っ込みどころその3 「そんな事・・・」

メインターゲット(どういう経緯かは漫画読んでないからわからんが、同居中らしい)とくつろぎ中、急な停電。
キャンドルに火をつけるメインターゲット。
ちょっとロマンチックモード。
しかし、何かの拍子で消えるキャンドル。
暗闇の中で
「あ、ちょっと・・・○君(メインターゲット)・・・そんな事・・・」
そんな事って、どんな事ぉ!?
おばちゃん、鼻の穴おっぴろがってしまいましたよ。


突っ込みどころその4 勘違い妄想爆走

あんまり好きじゃない男の子の前で貧血起こして倒れた所を、その男の子が抱き止めてくれたところで選択肢。
・このままでいる
・はなれる
私は恋する乙女の気持ちで、あんまり気のない男の子に変な気持たせてはいけないと
「はなれる」
を選択。
すると、
「は、はなして×君!」
と怒りがおで言う主人公。
えぇー?もっと言い方があるだろう・・・。
その上、
「×君に抱き締められちゃった・・・」
とのたまう主人公。
貧血の女の子が倒れそうになってるの見たら、誰だって抱き止めるだろう。
勘違いもはなはだしい。
乙女の防衛本能は激しくて恐ろしい。


突っ込みどころその5 元彼女

私がメインターゲットにしていた男の子の元彼女の発言。
この元彼女はメインターゲットと別れてからも、そのメインターゲットの事が好きで追っかけまわしていたのですが、かなわぬ恋だと知ると、私のセカンドターゲットに鞍替え。まぁそれはいいのですが、主人公がメインターゲットの留守中に、憂さ晴らしにセカンドターゲットと映画を見に行くと、それをずーっと見ていたらしく、セカンドターゲットがジュース買いに行ってる間に現れ、
「あの人を、誰かの代わりにするのはやめて!」
と発言。
まぁそれはいいのです。
でも、その後、公園でばったりその元彼女と出会い、お茶をすると、
「○君(メインターゲット)はもう、誰かの事が好きみたいで・・・でも私、△君(セカンドターゲット)といると、なんだか落ち着くの・・・」
と発言。
・・・。


あんたも△君を○君の代りにしてるじゃないですか。


もうね、いろんな意味で乙女は面白いです。
突っ走りすぎ。
主人公も主人公で、色々わかりやすいアプローチを△君からうけてるくせに、元彼女に
「彼にこの気持ちを伝えて!」
に頼まれ、渋々引き受け、△君に
「何でお前がそんな事引き受けるんだよ!」
と切れられ、何も知らなかったかのように
「え?△君・・・?」
とのたまう鈍感っぷり。
・・・そりゃあ△君も切れますって。


しかし、突っ走っているのは乙女だけじゃありません。
メインターゲットはスキー合宿で部屋に夜這いをかけていきなりキス。
セカンドターゲットは、雑誌の「キスから始まる恋愛特集」に触発されてキスを迫り、未遂。
主人公に、元彼女の気持ちを伝えられて逆上して、いきなりキス。
サードターゲットは、メインターゲットと主人公がデート中に主人公をつれ去り未遂。
みんな無茶苦茶です。
しかも、このゲームには要所要所で「写真機能」が働き、勝手に写真を撮られて、題名をつけ、アルバムに入れるのですが、唇を奪われた瞬間の写真、ばっちり撮られてます。
キスシーンの写真出されて
「好きな題名を入れてね♪」
って言われてもねぇ・・・。
破廉恥な・・・。
私はその写真の題名に
「よばいやろう」
だの
「はれんちおとこ」
だのつけて歪んだ楽しみ方をしています。えへ・・・えへへへ(暗)
最後の告白の言葉は
「かーんち!セックスしよ!(古)」
でした。何故かうまく行きました。奇跡です。
エロゲーのやりすぎで、キスばっかで調教だの顔射だのが出てこないのが物足りませんでした。
・・・自分の脳味噌がエロ一色すぎて恐ろしい。





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貧血起こして抱きとめられた時に
「はなして!」
と怒り顔で言ったにもかかわらず、
「抱き締められた」
とハートマークつきで日記に書いたり、そんなに好きでもない男から告白されて、
「△が告白」
とハートマークつきで日記書いてるあたりが、悪女の匂いプンプンです。
乙女って怖い。
肉体の欲望の行き場を知らなくて、心が一番発情している時期な気がします。
しかも隙がありすぎだし・・・。


・・・少女漫画ゲームのレビューをこんなに長々と必死で書いた自分にちょっと鬱。


2005年04月07日(木)

エロバカ日誌☆ / リカ隊長

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