バカ日記★ファンシーな貴方(画像更新)

私は、キャラに似合わず、実は高校まで、どこに行くにもぬいぐるみを連れていたファンシーな少女だったのです。
さすがに友達と遊ぶ時とかは連れていませんでしたが、寝る時はもちろん、家の中ではいつもそいつと一緒で、夏休みや冬休みなんかにじいさんちに行く時は、結構大きかったあらいぐまのぬいぐるみを、旅行バックにつめて連れていったもんです。
そのぬいぐるみは大人の猫と同じ位の大きさだったのですが、高校に入学した頃、愛猫ザジが家にやってきて、私のその大事なぬいぐるみをオナペットにしてしまったんですよ。
腰カクカクーって。
でももう私はザジに夢中でしたし、そのぬいぐるみはザジにあげて、私はすっかり「ライナスの毛布(子供がどこに行くにも持って行く物の事を、スヌーピーのライナスがいつも毛布を持っていることからこう呼ぶらしい)」から卒業したと思っていたのです。
ダーリンに引っ付いてこっちに来る直前、ザジが病気で死んでしまい、家族中で悲しんで、私の大事な、そしてザジの彼女だったぬいぐるみも、辛いから処分してしまったのです。
本当は昔行った事があった、和歌山にある、お人形を供養するお寺で供養してもらいたかったのですが、私も引っ越し直前でバタバタしており、引越しの準備でいろんなものをママンと処分している時、ママンと
「・・・もうザジもいなくなっちゃったし、アラちゃん(あらいぐまのぬいぐるみの名前。なんて安直な・・・)もうさよならしようか。」
と、言われ、その時はバタバタしていたので、
「うん・・・」
と、そのまま処分してしまったのですが、未だに大後悔。
未だにあのぬいぐるみの事を思うと、胸が傷むのです。
でも、ダーリンについて行くと決めてから、ダーリンとデートした水族館で買った、ペンギンのぬいぐるみが、今、その子の二代目をつとめています。
それまで「あれ買って」なんてダーリンにおねだりした事のなかった私が、しかもその頃にはぬいぐるみなんて興味のなかった私が、そのペンギンを見つけるなり、
「欲しい。そしてこれはようちゃんに買ってもらいたい。」
と不思議と思った子でした。
その頃は働いてたし、値段自体も無茶苦茶安かったので、全然自分で買えるのに、何故か。
ダーリンは
「ぬいぐるみなんて欲しいの?」
なんて苦笑いしながら買ってくれたのでした。
「もしかしたら、アラちゃんの魂がうつってるのかも知れないなぁ。」
なんてふと思う、愛しいやつです。
でも、ファンシーなのは、私より、むしろダーリンの方なのです。
まだ付き合う前、ダーリンが社員旅行にいったお土産をくれたのですが、それがつぶらな瞳をした亀とラッコのマスコットで、
「買って(ウルウル)ってお願いされたような気がして・・・。」
と照れながらくれて、その頃私はダーリンを
「軽薄な冷血漢」
だと思ってたので、びっくりしたのでした。
ダーリンのファンシーさはそれだけに留まらず、前記のペンギンのぬいぐるみに始まり、ゲーセンなんかでもらってしまったぬいぐるみなんかも「家族」と呼び、私がお店やゲーセンで
「この子かわいいなぁ・・・」
と呟くだけで
「もう、家族増やしたらダメ!」
とか言う癖に、家に来ると、私より可愛がるのです。





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私に聞かせるでもなく、です。
「銀平(ペンギン)さん、今日はクーイ(クマ)さんと喧嘩しなかった?」
とか言っちゃってッ!ぎゃはは!
なんてファンシーな人なんでしょう!
例えば私と銀平さんと、ダーリンと、三人で寝てる時も、私がごろりと寝返りを打って、銀平さんを下敷きにすると、
「かわいそうやんか!銀平さん痛かったな。よしよし。」
と悲しい顔で言うのです。
ダーリンと付き合う前、私はバービー好きのお友達と、
「一緒にバービーでお人形さんごっこをしてくれる彼氏っていいねー。」
なんて話していたのですが、バービーは無理でしたが、ぬいぐるみでは叶えられました。
・・・ダーリンはいろんな意味で理想の彼氏です。はは。


隊長メモ
・画像更新しました↓
食べ物です。念の為。
2004年11月17日(水)

エロバカ日誌☆ / リカ隊長

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