バカ日記★ないものねだり(画像更新)

これ書いてる今日は7月7日。七夕で、織姫・彦星が1年に一度会う日です。
なのにダーリンは出張でいません。
去年も仕事で一緒にいれなかったんですよ。
チクショウ。織姫と彦星だって年に一回はりきってセックs(自主規制)
七夕に会えない私達。トホ。


今日、小学校5、6年の時に、私の事を好きだった転校生の男の子の夢を見ました。
自分の事を好きだと、噂だけでなく本人が認めたのはその子が初めてだったので(幼馴染とかは小さい時のわけわかってない時の事だから除くとしてね)、幼馴染の男の子の事をずっと好きだったのに、ちょっと揺らいだりしたものです。
私は昔から、自分の事を好きになってくれた男の子に弱いんですよね。
楽だとかそういうんじゃなく、男の子が自分に恋心を抱いて切なくなったり、私のいない所で私のことを思ったりしているのかと思うと、衝撃でドキドキしてしまうのです。
とはいえ、今の小学生はどうか知りませんが、私の時は小学校5、6年なんてまだまだ子供。
私とその子は何故かいつも近くの席で、とても仲良しだったのですが、それは、お道具箱の中にその当時ドラえもんの映画を見に行くともらえる「ミニドラ人形」の部屋を作って隣り合った席で、授業中にこっそり一緒に遊ぶといった、子供らしい、他愛もないものでした。
彼はとてもドラえもんが好きで、とても優しくて、名古屋弁がキュートな男の子でした。
私が気まぐれに買った、出店のひよこを、ママンに「大きくなったら飼えないでしょ!」と怒られて、ひよこをお気に入りのバスケットに入れてどうしようか悩みながら町をうろうろしている時に、ひょっこり現れて
「俺、飼い主探してあげる。それ貸して。」
と引きとってくれたのも彼でした。
私は自分を助けてくれた男の子にも弱いので、ますます彼への感心が高まったのでした。
ところが、彼は6年の終わりごろ、ある日突然学校に来なくなったのです。
先生は
「N君は、ご両親のお仕事の関係で、引っ越しました。」
と言うじゃないですか。
ショックを受けながら、それにしても突然過ぎる!と、彼の男友達に話を聞くと、どうも彼のご両親は多額の借金を抱えていて、夜逃げしたらしいという話でした。
もう彼と遊べないのかと思うと、子供ながら、泣き出したいほどに切なくなったものです。
その彼が、夢の中で、高校生になって、一番後ろの席に座っている私の、前の席に座っている夢なのです。
彼は、ホームルームの時間に、配られたプリントを私に回し、何か話しかけ、みんながガヤガヤしているちょっとの隙に、私の首にキスをして、いたずらをして怒られたような子供の顔で私を見ていると言う夢でした。
私はびっくりして夢の中で泣き出してしまって、彼は「ごめん」とか言いながら私に背を向けてしまうのですが、私は「嫌じゃなかったという事を伝えなきゃ!」と、慌ててメモ用紙の切れ端に何か書こうとしている所で目が覚めたのでした。
夢の中の恋心を抱えたまま目が覚めて、隣でまどろむダーリンが私に抱きつきて、ダーリンの腕の中でその男の子の話をして少し懐かしみながら、
「ああ、恋っていいなぁ。恋がしたい、恋されたい。」
と思ったのでした。
もちろん私はダーリンに恋をしていて、ダーリンも私に恋をしていますが、なんだかとても安らいだ恋なので、あの、困ったような男の子の顔を、そして、それに対して意識したりする淡い気持ちを、もう何年も感じていないのだなぁと思うと、少し「片思いの心の揺らぎ・緊張感」という奴が恋しくなったのでした。





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今のダーリンとの付き合いは、私が苦しい恋をしていた時にものすごく憧れて、「次は絶対こんな恋をする!」と心に誓ったような理想的な恋愛なのですが、やっぱり、幸せでもないものねだりをしてしまうものなんですね。
同じ「ないものねだり」だったら、幸せな状態で、ハーレクインロマンスのような燃える恋を夢見ていた方が断然幸せだという事は、過去に身に染みてわかっていますので、よそ見する事はしませんけど・・・なんだかなぁ。
ダーリン、もっと切なくなってくれたらいいのに。


隊長メモ
・画像更新しました↓
心霊写真です。今日も暑いですので、涼しくなってください。
2004年07月06日(火)

エロバカ日誌☆ / リカ隊長

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