バカ日記★陰毛センチメンタル(画像更新)

年末、伸ばすのに苦労したというのに、またもや割れ目パイパンにしました。
だってさー、穴開きパンツとか穿く時、ボウボウよりツルツルの方がいいかと思って。
ダーリンてば、不器用な男で、穴開きパンツの穴も見つけるのに苦労してたような人だから、より見つけやすいようにちょっとした心配りって奴です。
嘘。
剃りたかっただけ。


年末、やっぱりママンとお風呂に入る機会があって、私は心底
「あー陰毛伸ばしといて良かった。」
と思ったのですよ。
ママンとお風呂に入るのは久しぶり。
私が中学、高校の時には、私と服を共有するくらい若々しく、年のわりにスレンダーだったママンも、やはり50という年には勝てないのか、はたまたケンちゃん(義父)と再婚して幸せになったからかは解りませんが、あの頃のスレンダーボディは見る影もなく、まさに中年体系そのもので、妙に切ない気持ちになりました。
ママンは私にとって、一番身近な女のライバルだったのです。
ママンの友人に
「おかあさん綺麗な人でいいねー」
とか言われるたび、私は複雑な心境だったのです。
ママンは、娘の私が言うのもなんですが、私のような娘がいるなんて考えられないくらい美人だったのです。
若い頃の写真を見ると、未だに
「な、なんてかわいいんだッ!!」
と思うくらい、キュートで綺麗。そして、小さくてガリガリ。
ま、乳は親子ともども貧乳なのですが。
歌も、みんなが聞き惚れるくらいうまくて、そんな母を持つ私は、コンプレックスの塊でした。
今でこそ、カラオケも楽しめますが、高校くらいまで、私はママンと比べてばかりで、歌に対してもコンプレックス持ちまくりで、人前で歌えなかったくらいです。
それに、ママンの友人に
「え、娘!?みせてみせて!」
と言われて、ママンが私を紹介した時の、友人の、あのちょっと戸惑った顔。
美人のママンだから、物凄い美少女の娘が出てくるとでも思っていたのでしょうね。
子供は鋭く、大人のそういうちょっとした戸惑いも見逃しませんから。
ママンが中年体系になって、私が「女」として成長した今、ママンがやっと「女」ではなく「母親」だと認識しているような感じです。
今、思えば、丁度いい時期なのかもしれません。
ママンがパパと離婚して、義父と再婚するまで、私はママンを「母親」というより、「女」として認識して、だからこそ、ママンに彼氏がいたり、彼氏と同棲(つまり私を含めて3人暮らし)する事も、何の疑問も持たずに、許せたのかもしれないから。
そして今、私が大人になって、結婚とか、社会に出る事で、「母親」の助言が必要になって来る時に、私はママンを「母親」だと認識し始めています。
都合がいいのは、私もママンもお互い様。
覚えていないけど、ママンはパパと離婚する時、その話を幼い私にちゃんとしたそうです。
「よく聞いて。ママとパパは離婚するねん。離婚って意味は、リカにはまだわからないかもしれないけど、要するに、パパは、今までみたいにお家にこなくなるって事。でも、パパはリカのパパであるって事には変わりないからね。」
みたいな事を。
ま、それまでだって、パパは毎日家に帰ってくるような人ではなかったし、私もおそらく、わからないながらも、
「自分の立場は変わらない」
って事を、子供ながらに認識できたんだと思うのです。
その事を、ママンには感謝しているのですが、ママンが言うには、
「私も若かったからなぁ。一人で苦労を背負い込むことが出来なくて、リカにも理解してもらおうとしたんやと思う。」
なんだそうで。





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若い時には咲き誇っていた華も、今や普通の「母親」。
私も大人になり、今になってわかる事が沢山でてきました。
今が一番「親子」と感じるその幸せなひとときを、ライバルを失ったという、ちょっぴり切ない気持ちで、過ごしたのでした。


隊長メモ
・画像更新しました。
子供の頃、どうもこいつが好きになれなかった。
どう考えても怖い夢に出てくる人の顔に見えて仕方なかったんだもん。
2004年01月13日(火)

エロバカ日誌☆ / リカ隊長

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