| バカ日記★寂しい気持ち |
日曜の日記ですが今は月曜の朝です。おはようございます。 土曜はずっと寝てました。 土曜は夕方ごろ一度セックスしたというのに、夜寝る前またしたくなり、 「夕方したじゃないー」 というダーリンに、 「今、無茶苦茶したいんだ。今なんだよ。今。」 といって、眠がるダーリンを襲ったのです。 無茶苦茶したいと言ったからには、真剣にしようと思い、いらないものを排除した普通のセックスをしました。 いらないもの。 演技・・・ではなく、演出。 いらない喘ぎ声とか。 喘ぐのは、彼に気持ちいいことを伝える為の一つの手段であり演出だ。 無理に喘がないでいると、彼は体で私を探ろうとするし、私は体の感覚に集中できる。 思うままに動く。思うままに快楽を貪る。 ところが、そうやって気持ちいいセックスをしたというのに、なぜか終わった後、寂しい気持ちに襲われた。 真剣にセックスするのはとても気持ちがいい。 でも、真剣にセックスなんてあんまりしたくない。 最終手段のような気がするんだ。 そんなにも真剣にならないと、彼はセックスをしなかったのか。 そんなことはない。そんな事はないけど、なんか寂しいんだ。 ただの我侭だ。
次の日起きると、そんな寂しい気持ちなんて忘れて、ダーリンとまんが喫茶へ。 店に入ろうとしたら大雨が降り出して、車から店まで、ずぶぬれになって入った。 いちゃいちゃしながら二人で漫画を読み漁り、いい気分でうちに帰った頃にはもう夜の10時。 6時間なんて、漫画読んでたらあっという間だ。 家でザ・ロイヤル・テネンバウムを見て笑い、さて寝ようと布団に潜りこんだ時、いつものようにダーリンのちんこに触ると、 「だーめ。なんか雨に濡れたせいか体調おかしいし、明日も早いから。」 と、またしても拒否られた。 「えー」 「今度温泉いってゆっくりしようよ。それまでちょっと我慢して。」 「えー、じゃあ、温泉行ったら一日5回位してくれなくちゃ!」 こう毎日の事だから、そりゃ拒否られる事もあるよな。 と、思ったのに。 また寂しい気持ちになったんだ。 なんだよ。もう。ホルモンバランスでも崩れてるのか? なんて自分を立ち直らせようとするのに、どんどん寂しい気持ちになって止められない。 私を抱き枕にして寝ようとしている彼の腕に涙を落とさないように、背を向けて寝ていたけど、だめだ。 今は、一緒にいる方が、寂しい気持ちにどんどん落ちていく。 それもまた寂しくて。 体を起こしてこっそり布団から出て、半ばやけ気味にネットでもしようとPCを立ち上げると、ダーリンはまだ眠っていなくて、急に起き出した私を心配したらしく、 「リカ?どうしたん?もう寝るって言ってたんじゃないの?」 と眠そうに言った。 目が悪い彼は、もう眼鏡をはずしているので、パソコンデスクで泣いている私の顔は見えないはずだ。 だけど、声は。 喉の奥が、何かを言いたそうに開いて熱くなっているのに、うまく声が出せない。 ダーリンの仕事が忙しいのはわかってる。 これはただの我侭だ。 でも。 我侭だって思うのが寂しい。 彼はずっと、私が何か言うのを待って、寝ようとしない。 またPCの電源を落として、彼を寝かしつける。 「どうしたの?」 そう言ってくれる彼に、何も言えない。 セックスできないのが寂しいんじゃない。 それは、この気持ちになったきっかけに過ぎない。 私はセックスが好きだけど、それは快楽を求めているのではなく、安心を求めているんだ。 セックスしたら安心なんて、滑稽にもほどがあるけど、それが私の真実だ。 寂しいという気持ちと、我侭・甘えという気持ちを葛藤させながら、彼の体に突っ伏して泣いた。 寂しくっても、やっぱり一緒にいたいんだ。 そう思いなおして、彼の腕の中にもぐりこんだ。 謝らなくちゃ。 心配してる。 すごく眠そうなのに。 彼は心配して眠ろうとしない。 長い沈黙の後、やっと声を出せた。 「ごめん。」 「どうしたの?」 「寂しかったの。」 「・・・最近仕事忙しかったしな。」 「うんん。ヨウちゃんは、忙しいのに私にかまってくれようと一生懸命だったし。ただの我侭だから。ごめん。」 心配しないで、とは言えなかった。 そんな事無理だって、私が一番知ってる。 知ってるのに寂しいのはなんでだろう。
とか思って眠りについて、目が覚めて、この日記を書いてる途中、トイレに行くと、遅れていた生理がきていた。 ははは。 やっぱりホルモンバランス崩れてたのか。 解りやすい体だな。 と苦笑いした。
受け止めてくれないかもしれないって、うんざりするかもしれないって。 信じられないわけじゃない。 信じるとか信じないとか、そういう事じゃないんだ。 私はいつも、そうなんだ。 傍若無人な癖に、いつも臆病だ。 心配かけたくないのに、一番逆効果な方法で彼に伝わってしまったのが不覚だ。
湿っぽい日記ですんません。 ただのホルモンバランス異常です。 きっと今日の夜には元気でいると思います。
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2003年06月01日(日)
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