| バカ日記★「大好き。」 |
今日は、生理痛でお腹が痛くて目が覚めました。 目が覚めた時、誰かが 「いでででで」 って言ってるのが聞こえて、誰だとか思ってたら自分だったんだ。 ビビッたよ。 ちなみに痛み止め飲んで、お腹暖めてひたすら寝たら治ったよ。 健康万歳。
昨日、久々に元彼がメッセで話しかけてきたので、何事と思って話していると、映画に感動したとの事。 それがさー。 今まで私がこの日記で「嫌いだ」と言ってきた映画ばっか誉めるんだわ。 ロードオブ・・・とか、冷静と・・・とか。 で、私が 「げーー!最低!」 とそれらの映画の文句をたらたら言ったら、黙り込んでやんの。 とどめの様に、 「あんたとは、映画の趣味あわんわ。」 と言ったら、彼は「ははは。」と愛想笑いをしていた。
ほんと、なんでこんなに趣味の違う人と付き合えていたのだろう。 彼は、私がもっとも苦手とするうじうじ野郎っつーか、「自分は精神病かもしれない」と言ってそんな自分に酔っているようなタイプなんだけど、あの頃の私は、そんな彼を必死で理解しようとしていた。 理解しようとしては、彼に 「お前、俺の事わかろうとしてないやん。」 と冷たく言われ、あんなにがんばっていたのに「そうかもしれない」と反省するくらいの素直さだった。 私は、彼が許せなかった。 凄く前向きに見せて、本当は、 「一人で、誰にも言わず、無人島に住みたい」 なんていう後ろ向きっぷり。 そんな彼を、私をその無人島に連れていくと言う発想を持たない彼を、私は許せなかった。 何度も、 「あんた一人で生きてるつもりになってんな!あんたが夜中にこうやってコーラ飲むだけで、どれだけの人間の手間がかかってると思ってるんじゃ。」 と説教をしては、 「もう、お前帰れ。」 と心を閉ざされ、踏み込む事を拒否され、それでも食いついていた。 今は、理解する必要もなく、彼とつきあえている。 時々、メッセやメールをするだけの関係。 この距離で、やっと彼と楽しい時間を持てる。 それはそれで、彼に対して勝手な同情をしたりする。 これだけ離れないと、うまく人と付き合えない奴なんだな、と。 一度、彼に笑いながら言われた事がある。 「お前くらい痛い奴、付き合った事ないわ。」 と。 私は確かに物凄くかっこ悪くて、いつも必死で、毎日毎日私の方が病気なんじゃないだろうかと錯覚するくらい、彼の事で泣いたり笑ったり忙しかった。 言わないと彼の壁が超えられないけど、彼を傷つけるとわかっていて、きつい事をたくさん言ったりした。 好きすぎて、彼を恨んでいたのかもしれない。 彼の壁を打ち壊そうと毎日必死だった。 そのくせ、少しでも私が壁を崩すと、彼は途端に私の知らない人になって、私に噛み付いた。 そんな事、望んでいなかったのに。
今、ダーリンと付き合っていて、その元彼と付き合っていた頃のような情熱や、必死さというものはない。 だけど、私は、断言できる。 私はダーリンが好きだ。 今まで付き合った誰よりも。 楽だからとか、そういうんじゃなくて、私は結局、自分は純粋に、誰かの為に必死になるなんて、出来ないんじゃないかと思うんだ。 その元彼と付き合っていた時の、自分の必死さを否定はしないけど、あれは、自分の為の必死さだったんだ。 彼を理解する事で、彼に認められたかった。 たったそれだけの事で、あんなにも必死にもがいていた。 自分の価値が、物凄くちっぽけなように思ってた。 今だって、ちっぽけな事には変わりない。 だけど、ダーリンは、そのちっぽけな私に、笑いながら愛していると言ってくれる。 それだけで安心できるのに。 こんなに温かい気持ちになれるのに。
みんな自分が大好きなんだ。 私も自分が大好きなんだ。 嫌いで仕方ないと思っていても、好きになりたくて、必死なんだ。 その必死な気持ちを、助けてくれる人って、物凄くありがたい存在なんだ。 笑いながら、「大好き」って言ってくれるだけで、こんなにも救われるのにね。
あの彼にも、そんな存在ができるといいな。
|
|
2003年03月24日(月)
|
|