バカ日記★同行

いつもは優しいお兄さん。
しかし、彼には秘密があったのです。
一日の走行距離は個人タクシーより長く!
アポイントの時間と命がけで闘う!!
そう、彼の名は!!!
企業戦士!!サラリーマン!!!


今日は、ダーリンの仕事に同行しました。
ま、同行と言っても、ただただ助手席で座ってるだけなんですが。
まぁ言うなればマスコットガールみたいなもんです。
・・・いい風に言い過ぎました。
とにかく仕事について行っただけなのです。


私は、たまにこうやって仕事に同行します。
別に、
「つれてけ!」
とお願いするわけじゃないのですが、ダーリンが、
「いつもお家にいたら退屈でしょうから、仕事がてら、ドライブでも行きますか?」
と言ってくれるので。
で、師走のくそ忙しい時にもかかわらず、ダーリンは、
「最近忙しくてかまってあげられないし」
と言って、私をかまいながら仕事をしていたのです。


しかし、師走とは良く言ったもので。


とにかく忙しそうなダーリン。
ひっきりなしにかかってくる電話や、アポイントの時間と闘うダーリンを見ていたのですが、そりゃもうかっこよろしくってね。
スーツ着てる時のダーリンは一味違う。
もともと姿勢はいいんだけど、仕事中の、ますます姿勢が良い姿だとか、
得意先を回るルートを考えてる険しい顔だとか、
彼はやっぱり企業戦士なのだなぁと、ヒーローを見るような目つきで観察します。
すると、パッといつものダーリンに戻って、
「退屈でしょう?ごめんね。」
とにっこり微笑む。
なんだか悪いなぁ。
行こうよ、と、誘ってくれたのはダーリンなんだけど、こう明らかに気を使ったり、優しくしたりってのが目に見えると困ってしまう。
私はただ助手席に座ってる事しかできない。それがもどかしい。


しかし、企業戦士サラリーマンは見返りを期待するでもなく、今日もただただ強く、逞しく、優しいのであった。
2002年12月18日(水)

エロバカ日誌☆ / リカ隊長

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