バカ日記★東京(ちょっぴり)VIP気分遊び

埼玉に住み始めて早一年。
今日までまともに東京で遊んだ事ありませんでした。舞浜とかは行ったけど。
今日、念願の東京遊びをしてきました。
事の始まりは、一通のメール。
大阪でメイクショーのアシスタントをしていた時の、メイクさんからでした。
「火曜の夜から、水曜の夜まで、会長と東京に行きます。会いましょう。」
正直、引きこもりだった私は、めんどくせー!と思いました。だって、東京までの行き方わかんないんだもん。それなのに、有楽町の帝国ホテルまで来いとか言うんだもん。当初、火曜の夜、「帝○ホテルでお食事しましょう」と言われていたので、ダーリンについてきて貰おうと思っていたのです。美味しいご飯もごちそうになれそうだったし。げへげへ。でも、「水曜の昼も会おう」と言う事になって、即座に「二日連続で1時間半かけて出て行くのはめんどくさい」と判断した私は、火曜はお断りして、水曜、がんばって自力で有楽町まで行く事を決意したのです。
で、今日。
がんばりました。山手線に乗り換えもちゃんと出来ました。駅からホテルにもちゃんとたどり着きました。私にしたら大冒険です。
で、ついて、「会長」を紹介されて、取りあえずお茶する事に。そこで行ったのが、普通のティーラウンジとかじゃないんですよ。頭にVIPがつくようなところなのですよ。私達の他にお客さんは誰一人いませんでした。当たり前です。座って、ホットコーヒーと、コーラと、紅茶を頼んだだけで一万円くらい取られるようなところらしいですから。おそろしや。さすが会長だ。
VIPなお茶を飲んだ後、VIPな昼食をとって、会長と別れ、メイクさんと二人で東京探索。今回来たのは、メイクサロンなどの市場調査のためなので、二人でいろんなメイクサロンを回りました。

まず向かったのは、ハリウッドメイクをして、撮影までしてくれると言うサロン。しかし、残念ながら、時間が合わず、原宿のセフォラを目指す事に。
ところが。
セフォラはなくなってました。跡形もなく。ガーン。わざわざ電車乗ってきたのに。あわてて他のメイクサロンに予約空いているかTELしましたがいっぱいでした。で、最初に行ったスタジオの姉妹店で、クイックメイクやメイク教室をやっている店が銀座にあったので、そこに問い合わせると空いていると言う事なので、銀座へ向かいました。少し時間があいたので、メイクさんとおそろいで可愛いガーターベルト&ガーター用網タイツを買ってもらったり、お茶したりして時間を潰し、いよいよメイクスタジオへ。
そこで、私はメイク&写真+シールコース、メイクさんはメイク教室のコースを選び(もう知っているのに意地悪な人だ。まぁ、市場調査だしね。)やって貰ったはいいのですが、実はその後、まつげパーマの予約を入れていたので、結局メイクは落とさないとだめなはめに。あーぁ。もったいない。でも、バッチリメイクで写真撮って貰えたので満足です。使い易いシャドウの筆と、フェイスパウダーも買ったし。メイクさんなんて、化粧品だけで二万くらい買ってました。お金持ちだ。羨ましい。

で、それが終わって速攻でまつげパーマをやってくれるところへ。同じ銀座だけど、時間ぎりぎりで、「これが銀ブラですね。」とかいいつつ、全然ブラブラできず、早脚で急ぎ、間に合いました。
なんとなくラグジュアリーな香りのするビルの中(ブルガリもあった。)にあるそこは、まつげだけでなく、ヘアカット、ネイル、メイクと、女性の美をトータルでやってくれるとこでした。時間がなかったので残念ながら、今日はまつげだけ、と言う事で、早速パーマ開始。
時間がないので、普通より少し早くしてもらう事に。
「もったいないですねーせっかくメイクして貰ったのに。」と、綺麗なおねぇさんがつぶやきながらパーマをあてるためのベット(?)に案内される。ついたてがついていて、個室状態で、毛布なんかかけられてリラックスムードで始まりました。目をつぶってるからさっぱり何されてるかわかんない。メイク落とす感覚くらいはわかるが、その後何されてるかわからない。
私の想像では、小さいロッドで巻いて行っているのだろうけど、その作業の細かい事!わたしにはできねぇな。で、目に液が染みるといけないという事で、水を含ませたコットンを瞼と瞼の間に挟まれて、いよいよ目が開けられない状態に。で、一生懸命何されてるか探ろうとしていたのですが、「瞼にカーラー巻かれてる女(私)」を想像してしまって、笑いを堪えるのに必死でそれどころじゃなくなってしまった。どうも、私はこの「見えない状態で他人に何かされる」と言うのがだめらしい。美容室のシャンプー台で横たわり、顔にかけられた布の下でニヤニヤしてる不気味な女がいたら、それは私です(爆)
しかも、その状態がずっと続くと、眠ってしまう。この時も、一瞬落ちてました(笑)エステサロンで美顔コースをされていて、間抜けに大口を開けて寝てる女がいたらそれは私です(爆)
で、眠っている間にパーマはかかり、目を覚ますとアラ不思議。まつげはくりんくりんに。わーいわーい。ビューラーいらずだー。しかも、ここの代金はメイクさんが出してくれました。ワーイワーイ。
でも、ハッと時計を見ると、19:45。会長と待ち合わせが20:00。やっべー!で、さっぱり土地勘がない私達を、綺麗なおねぇさんはタクシーが拾えるとこまで案内してタクシーを止めてくれました。なんていい人。やっぱ美人は心も美人なのね。で、東京駅についたのは丁度20:00。間に合ってよかった。
新幹線に乗るのが20:30と言う事なので、残念ながらお食事は出来ませんでしたが、お茶をして、会長(多分60代?)とおしゃべり。今日の報告と、「政治経済について」をお話しました。

「やっぱあれですかね、セフォラが日本から引いて行ったのは、トリプルAだった経済評価がアフリカより下回るくらい下がってしまったからですかね?」

「そうかも知れないね。メリルリンチも撤退したしね。外資系は早いよ。でも、あれは、日本を『援助が必要な国』として見せて、アメリカとか、ヨーロッパの援助が必要なんだろ?って圧力かけてるってふしもあるからね。それに、日本は軍事力ないからね。高いお金払って守って貰わないといけないんだよ。」

「そうなんだ。嫌ですね。スネ夫みたいだ。核兵器持ってる国は、それを使わなくても、持ってるってだけで、なんかあった時に他の国に圧力というか、脅しというか、かけれますもんね。」

「そう、でもまぁ、平和なほうがいいよ。例えば他の国で戦争起こっても、若い人たちを徴兵して、手伝ったりしなくていい訳だし。でね、不思議な事に、日本は、国は借金があったりするけど、一般人の貯蓄率は高いんだよ。普通は国が貧乏だと国民も貧乏なんだけどね。」

「へぇ。そうなんですか。でも、日本って貧乏なくせに他の国にお金貸したりしてるじゃないですか。あれ、返してくれたらいいのに。」

「まぁね。でも、やっぱり、大きく出れないんじゃないかな。守って貰ってるわけだから。」

「なるほどー。」

なんてことを。ほんとはもっと賢い事おっしゃってたのだけどね。なかなか勉強になりました。とってもいい方でしたし。
で、帰りもちゃんと帰れるかどきどきしながら帰りました。


当初は「めんどくせー!リムジンよこして迎えにきやがれ!」なんておもってた私なのですが、こんなに楽しいと、やっぱ、たまには女性とお出かけもいいなぁ。VIPなお遊びもいいなぁ、と、思っちゃったりする現金な私なのでした。てへ。
2002年06月19日(水)

エロバカ日誌☆ / リカ隊長

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