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2005年02月12日(土) 中日本スーパーリーグ U-18 神戸弘陵高校戦 + JY: 長泉戦

05年02月12日 (土) 14:00開始 時之栖スポーツセンター 裾野B1グラウンド
 第8回中日本ユースサッカーースーパーリーグ (U-18)
 対 神戸弘陵学園高校 ※40分ハーフ
 天候:曇

▼布陣
先発:                終了間際:
−−−−−−町田−−篠田−−−−−− −−−−− 山崎竜 −長沢−−−−−−

−−八木−−−−−−−−−−柴田−− −−八木−−−−−−−−−−小泉−−

−−−−−−神田−−山本−−−−−− −−−−−−高野−−山本−−−−−−

−−佐野−−石垣−−岩本− 桑原彬 − − 桑原卓 −石垣−−岩本− 桑原彬 −

−−−−−−− 山崎晃 −−−−−−− −−−−−−− 山崎晃 −−−−−−−
交代:後半00分:柴田→小泉  (そのまま右SHに)
        神田→高野  (そのままCHに)
        篠田→山崎竜 (そのままFWに)
   後半11分:町田→長沢  (そのままFWに)

神戸弘陵学園高校:
−−−−−−10−−20−−−−−−
−−09−−−−−−−−−−05−−
−−−−−−06−−08−−−−−−
−−13−−03−−04−−02−−
−−−−−−−−01−−−−−−−− 交代:前半14分:09→15


▼試合展開

 奥大介の出身校として有名な兵庫の強豪高校、神戸弘陵。近年は岡崎の出身校である滝川第二を前になかなか全国の舞台を掴めず、この試合の前日に行われた兵庫県高校新人戦でも滝二と対戦、先制しながら逆転されて1−3で敗れた。ただ、決勝に駒を進めたことで、今年のプリンス関西の出場権を得ている。遠く裾野まで遠征しての連戦は大変だろうが、一方で選手の試合勘や体づくり、新チームの経験値という点では当然、清水を上回るだろう。
 一方の清水も連戦。とはいえ、こちらはまだ公式戦前であり、前日とは先発を大きく入れ替え、試行錯誤の段階である。小出はVTR係だが、新2・3年生は全員集合で他に別調整組はなし。柴田が1月の豊生高校戦以来の試合復帰を果たしている。

[前半]
 序盤の攻防は一進一退。中盤の競り合いが激しく、双方、相手の守備組織を崩すまでに至らない。だが、後方からでもロングフィードで組み立てられる清水が次第に流れを掴み、9分、CB石垣が捌くと右SB桑彬が前方フィード、受けた中盤中央のCH真希がスルーパス。左SH八木が大外から斜めに切れ込んだが、シュートはGKがディフレクト、CKに逃げられる。12分、相手陣内深く、右SH柴田がスペースに投げたスローインを追うFW町田、巧みにボールを浮かせて方向転換、DFを交わしてPA内に突破する。や否やのマイナスの右クロスをPA手前右75度、FW篠田が思い切りよく右足を振り抜く。目にも留まらぬ鋭い弾道、ゴール左の天井を突き刺した。1−0。
 FW2名の個人能力だけで先制した清水。対して神戸弘陵は、徹底したロングボールからガッシリした体格の2トップ (20番は背丈も185cm以上ありそう) がある時は裏に走り、ある時は頭で競り落として運動量豊富なMF陣が絡み、反撃する。15分、岩本の頭でのクリアが弱く、それを拾ったFW10番がPA内にパス、裏へとCH8番が抜け出してシュートを放ったが、コントロールしきれずに枠外。

 ただ、相手のミス頼みになりがちの神戸弘陵よりも、能動的に相手を崩そうとする清水が全体を通しては優位に立つ。FWが組み立てに絡む回数が少ないせいで中盤、特に両SHは激しい守備に苦しんでいたが、左SB佐野のダイナミックな攻撃参加がアクセントになっていた。そして、いざ好機になれば、このエゴイスティック2トップは脅威。17分、桑彬のサイドチェンジから佐野が町田とのワンツーで中央突破、ラストパスを受けた篠田はブロックするDFの足を弾き飛ばしながらシュート、GKキャッチ。
 20分、CH神田のサイドチェンジから再び佐野がオーバーラップ、戻して町田?が今度は右にサイドチェンジ、桑彬が受けて中に切れ込むとシュートフェイントから捌いて右SH柴田へ。ダイレクトで入れたクロスはDFに跳ね返されるが、それを真希が拾ってミドル。猛烈な弾道はGKの腕を弾き、最後は右ポストがゴールを阻んだ。このリバウンドを拾った桑彬から、町田がPA右角から思い切り良く狙ったミドルは、GKがCKにディフレクトする。
 波状攻撃は続く。27分、佐野の胸トラップが大きく弾むが、それを拾いに来た相手を構わず吹っ飛ばして前へ。町田とのワンツーでPA内、DFに引っ掛かったボールを篠田が無理やりシュート、これもGKが逸らしてCKに逃れる。更に31分、右サイドから町田のパスを受けた篠田がDFの裏へクロスを流し込む。八木が斜めに走り込むが進路をDFに塞がれて手間取り、小さく後ろに戻すとPA手前中央から柴田がミドル、GKがパンチングで弾いて浮いたボールを篠田が強引にボレー、何とかGKが弾いた。34分、八木のスローインから左サイドに抜け出した町田がロビングクロス、併走する八木がダイレクトで更に中央に流すと、篠田が巧くボレーで合わせたがGK正面。

 2点目も時間の問題かに思われたが、37分、神戸弘陵右SH5番のスルーパスにCB岩本、オフサイドトラップを掛けようとして (?)、失敗。FW20番に独走される。GK晃太、素早く前に出てコースを消し、やや躊躇した20番のシュートは右ポストを直撃。PA内右に転がったボールを20番自ら拾って反転、角度のない位置から意地で狙うが、GK晃太が阻んだ。これを機に清水DF、というか清水DFの要石である岩本が突如として乱れ、続けての左クロスにもPA内で10番をフリーにしてしまうが、GK晃太がセーヴ。39分、PA左角の前10Mで桑彬が反則を犯すが、6番の直接FKは大きく上。ロスタイムにもCH6番の突破に対し岩本のクリアが弱く、拾ったCH5番がミドルで狙ったが、GK晃太がキャッチ。
 最後は命辛々という感じだったが、それでも先制点を死守して前半を折り返した。

神戸弘陵      清水エスパルス
7(3) シュート 13(10) ×篠田、○八木、◎篠田、×篠田、○篠田、○真希、○町田、○石垣、○篠田、×神田
               ○柴田、○篠田、○篠田
4(0) 右クロス 4(1) ×柴田、◎町田、×柴田、○篠田
4(1) 左クロス 6(2) ×八木、×真希、×佐野、×佐野、○町田、○八木
0(0) 右側CK 2(0) ○真希、×真希
0(0) 左側CK 1(0) △真希
1(−)  犯OS  6(−) ・篠田、・柴田、・町田、・柴田、・町田、・柴田
4(0) ファウル 6(1) ・佐野、・篠田、・八木、・岩本、・桑彬、×桑彬

[後半]
 交代の1人もなかった神戸弘陵とは対照的に、この試合も清水はハーフタイムで3人を交代。プレシーズンで体力不足による怪我が怖いのもあるが、行徳監督の目的がテストにあることは明確である。
 後半の出だしも一進一退。前半終了間際の勢いが神戸弘陵にはあるが、清水も投入された右SH小泉を使って反撃する。2分に真希のダイアゴナルフィードで小泉が右スペースに抜け出すと、神戸弘陵監督の「中に入れさせるなー!」の怒声が響く中、縦に行くと見せて中に切り返した小泉、PA内DFの裏へ送った右クロスに起点の真希が飛び込んだが、シュートは力なくゴール左に外れた。真希、ややお疲れ気味である。守備でも岩本や高野らにイージーなミスが見られるなど安定さを取り戻しておらず、17分にはCH8番に裏に抜けられるが、GK晃太が素早く距離を詰めて飛び込みを我慢、相手のシュートミスを誘った。
 さて、11分に町田も長沢と代わり、後半は前半とは逆にポストが得意な2トップになったのだが、SBも含めDFラインが深めだったこと、その影響もあってMF4枚が攻撃に絡めなかったことで、彼らの良さが活きなかった。しかし20分、FW長沢のポストを真希が受けてサイドに展開、左SB桑卓がDFと交錯しながら巧くこぼれ球を処理して内側に切れ込み、小さく中央に戻してCH高野がミドル、ポスト右のドリンクボトルを爆撃し飛沫が飛び散る。これを機に両CHの位置が高めになって、攻撃が活性化していく。

 22分、神戸弘陵20番がハーフライン付近からCB石垣と桑彬の間に割り込んで抜け出し、一気にPA手前まで30M近くドリブルするが、岩本がパスを警戒しつつコースを切り、シュートはGK晃太が処理。その後は27分、長沢が敵陣右サイドで奪って中央に流すと、飛び出してきた真希が突破と見せかけてスルーパス。左からFW竜男が抜け出してのシュートはGKの頭上を越えるがバーに命中。跳ね返ったボールをGKがキャッチする。29分、高野と前後にサンドして奪った八木が戻すと、高野は長沢へ縦にパス&ゴー。追い抜いてリターンをもらうやPA内右に突入、ゴール前ファーに決定的なラストパスを送ったが、長沢、枠の左に外してしまう。要猛練習。30分、PA右横タッチライン際で小泉が左SB13番のファウルを受け、FK。真希の「速く低く正確な」キックを、中央密集地から一瞬早くニアに動き出した長沢が右足を合わせる強襲ボレーは、僅かに枠の右。決まってたら、凄く格好良かった。
 しかし、やはり簡単には終わらない。35分、ダイアゴナルランでPA左横スペースに飛び出したCH6番が桑彬を突破すると、岩本との間を抜け出しPA内に突入する。GK晃太が距離を詰めるが冷静にファーにクロス、飛び出したCH8番はフリーでがら空きのゴールの前。が、無念のトラップミス。そして、それに慌てたか、足下に入りすぎたボールを持ち直してのシュートは、悔恨の宇宙開発。ピンチの後にはチャンスあり。39分、PA手前で相手のクサビをカットした小泉が小さくドリブルする (彼は一度ドリブルを入れないと気が済まないらしい) と、中盤やや左の真希へ縦パス。真希が右に捌くと、駆け込んだ高野が相対するDFの右を巻いてスルーパスを送る。すると、左から斜めに抜け出してきた真希、GKの位置を確認し、右足インサイドで冷静にゴール左へ流し込んだ。2−0。
 そして、試合終了。2点目がなかなか奪えず苦しんだが、最後はゴール前での決定力が勝敗を分けた格好になった。

神戸弘陵      清水エスパルス
7(3) シュート 8(2) ×真希、○町田、×竜男、×高野、×竜男、×長沢、×長沢、◎真希
4(0) 右クロス 4(2) ○小泉、○小泉、×長沢、×高野
2(0) 左クロス 2(0) ×竜男、×真希
2(0) 右側CK 0(0)
1(0) 左側CK 0(0)
0(−)  犯OS  2(−) ・長沢、・長沢
6(2) ファウル 2(0) ・真希、・八木


▼試合結果

清水エスパルスユース 2−0 神戸弘陵学園高校
 得点:前半12分:清水・篠田 悠輔 (町田 朋弥・右クロス)
    後半39分:清水・山本 真希 (高野 美臣・スルーパス)
 警告:前半27分:神戸・04番  (ラフプレー)
    後半04分:清水・山本 真希 (ラフプレー)


▼選手寸評

[私撰MVP]
●山崎 晃太 (2年・GK)
 集中力を切らさずに、時々強襲する裏への抜け出しに落ち着いて対応。タイミングよく距離を詰めて、その後はよく我慢して相手の足下に飛び込まず、ミスを誘った。キックに課題のあった選手だが、この日は精度も高く、飛距離も合格点。

[私撰MIP]
●篠田 悠輔 (3年・FW)
 とってもストライカーの本領発揮。シュートに絶対の自信があるのか、無理な体勢でも強引に狙い、しかも滅多に枠を外さない。マリーシアというか、結構いやらしいファウルをする選手なのだが、注意されているのか自重気味のようだ。

●佐野 克彦 (2年・左SB)
 運動エネルギー=質量×速さ×速さ とはよく言ったもので、立派な体格に走力が加わることで、前方への推進力を強引に発揮していた。相対するサイドの相手は小柄なことも多いので、それも力で粉砕。だが、正確なロングフィードも持っている。



Jrユース
 05年02月12日 (日) 10:00開始 鈴与三保グラウンド
 練習試合
 対 長泉アミーゴス ※25分×3
 天候:晴れ

▼布陣・試合展開
[1本目]
                   長泉アミーゴス:
−−−−−−高橋− 佐野孝 −−−−− −−−−−−14−−09−−−−−−
− 佐野傑 −−−−−−−−−狩野−− −−03−−−−−−−−−−11−−
−−−−−−杉山− 望月恭 −−−−− −−−−−−10−−08−−−−−−
− 加瀬澤 −山田−−岩崎−−深澤−− −−22−−05−−13−−02−−
−−−−−−−−柴田−−−−−−−− −−−−−−−−01−−−−−−−−

00分、清水、杉山のスルーパスに佐傑、PA左から鋭角に切れ込んでシュート、GKが弾いたボールを孝洋が詰めて、1−0
03分、清水、持ち上がった加瀬澤が左外に叩くと開いた位置から佐傑のクロス、ファーで狩野がワントラップボレー、2−0
07分、清水、深澤の右クロスがクリアされると、拾った加瀬澤の左クロスはクリアが弱く、高橋がダイレクトボレー、3−0
12分、清水、PA左角付近から恭平のクイックリスタート→加瀬澤→深澤がPA右角まで横にドリブルするとミドル、4−0

長泉        清水エスパルス
4(1) シュート 10(6) ○佐傑、◎孝洋、◎狩野、×杉山、○孝洋、◎高橋、◎深澤、×恭平、○孝洋、×孝洋
0(0) 右クロス 3(1) ○狩野、×狩野、×深澤
0(0) 左クロス 10(4) ×佐傑、◎佐傑、×加瀬、×佐傑、○佐傑、○佐傑、×加瀬、○加瀬、×杉山、×佐傑
2(1) 右側CK 2(0) ×杉山、×杉山
1(0) 左側CK 1(0) △恭平
0(−)  犯OS  1(−) ・狩野
1(1) ファウル 2(1) ・孝洋、×杉山


[2本目]
                   長泉アミーゴス:
−−−−−−関口−−高橋−−−−−− −−−−−−10−−09−−−−−−
−−吉川−−−−−−−−− 佐野孝 − −−15−−−−−−−−−−11−−
−−−−−−青木− 望月卓 −−−−− −−−−−−08−−14−−−−−−
− 加瀬澤 −深澤−−岩崎−−狩野−− −−22−−05−−13−−02−−
−−−−−−−−柴田−−−−−−−− −−−−−−−−01−−−−−−−−
交代:16分:柴田→望月景

16分、清水、中盤左から青木のクサビを中央の関口が反転してPA右にスルーパス、孝洋が右から斜めに飛び出して、5−0
22分、清水、加瀬澤からPA左の吉川へ、ボールを両足の間に置いた吉川はターンから細かい切り返しでDFを翻弄、6−0

長泉        清水エスパルス
2(0) シュート 5(4) ○孝洋、○狩野、◎孝洋、◎吉川、×吉川
1(0) 右クロス 1(0) ×孝洋
1(0) 左クロス 3(2) ○加瀬、○加瀬、×高橋
0(0) 右側CK 1(0) ×青木
0(0) 左側CK 1(1) ○加瀬
0(−)  犯OS  1(−) ・高橋
2(0) ファウル 2(0) ・吉川、・孝洋


[3本目]
                   長泉アミーゴス:
−−−−−−関口− 佐野孝 −−−−− −−−−−−04−−18−−−−−−
− 佐野傑 −−−−−−−−−吉川−− −−20−−−−−−−−−−11−−
−−−−−−杉山−−青木−−−−−− −−−−−−08−−14−−−−−−
−−山田− 望月恭 −深澤− 望月卓 − −−22−−05−−13−−23−−
−−−−−−− 望月景 −−−−−−− −−−−−−−−01−−−−−−−−

02分、清水、中盤で奪った杉山がPA内裏へ、吉川のリフティングボレーはバーに嫌われるが、リバウンドを自ら頭、7−0
05分、清水、ゴールキックを跳ね返すと佐傑が突破し左クロス、孝洋のトラップミスをDFクリアできず、拾い直し、8−0
11分、清水、杉山のスルーパスに孝洋が中央突破、GKと交錯するがこぼれ球を横に叩き、併走していた関口が戴く、9−0
15分、清水、DF背後から関口カット、青木ダイアゴナルフィードから佐傑左クロスに孝洋ワントラップシュート、10−0
19分、清水、DF背後から孝洋カット、杉山が小さなドリブルからPA手前左、ゴラッソなミドルをファーへ決め、11−0
22分、清水、山田のクリアを巧く処理した杉山がスルーパス、佐傑が切れ込むとDFの間をスピードですり抜けて、12−0

長泉        清水エスパルス
0(0) シュート 16(9) ×吉川、◎吉川、○孝洋、◎孝洋、×孝洋、◎関口、×杉山、×孝洋、◎孝洋、×吉川
               ○孝洋、○関口、◎杉山、×青木、◎佐傑、×関口
1(0) 右クロス 2(0) ×卓馬、×吉川
0(0) 左クロス 7(4) ○青木、×佐傑、×佐傑、○佐傑、◎佐傑、○山田、×佐傑
0(0) 右側CK 2(1) ×杉山、○杉山
0(0) 左側CK 1(1) ○杉山
0(−)  犯OS  0(−)
0(0) ファウル 1(0) ・杉山

 98年に発足した長泉アミーゴスは、名前の通り静岡県東部長泉町に位置するクラブ。少年団 (4種) を母体に発足し現在、1種・3種・4種・女子に加え、更にチャイルド (園児) のチームまで保有している。1種 (シニア) チームは東駿河湾リーグ1部に所属しており、今年10試合76得点6失点で全勝優勝したFCイースタン04 (廃部したジヤトコFCの後進) とも、1−2と接戦。監督の太田や岩下はジヤトコでの選手歴があり、その縁から対戦が実現したのかもしれない。中学部こそあったが3種チーム自体は03年の発足で、新3年生が1期生。昨年の県クラブリーグ3部で2位となり、今年から2部に昇格した。
 清水の方は、県選抜二次選考?で曽根・横山・西澤・前田・池上が不在。代わりに新中2の山田・青木・関口が参加した。他の新中2選手は隣の第2グラウンドで練習していたが10人しかおらず、水野・山崎・植野・加藤・鍋田あたりが同じく選考に呼ばれているものと思われる (見間違いの可能性あり)。
 長泉は170cmを越えるような長身の選手も多く、右SHの11番など良いプレーを見せていた。攻守に積極的で、特に1本目にはCKからあわやの場面を創り、2本目も激しい守備でなかなか攻撃の起点を作らせなかった。だが、全体的には実力差は如何ともし難く、スピードのある佐野傑・孝洋に苦戦。ほぼ適材適所に選手を配置した3本目は、一方的な試合になった。1年生3人の内容も悪くなく、関口は賢い動きで前線で溜めの時間を稼ぎ、青木はロングフィードは勿論、競り合いにも全く負けない。山田はパス出しやポジショニングの判断に課題を残していたが、粘り強い守備を見せていたように思う。


清水エスパルスJrユース 12−0 長泉アミーゴス


▼個人的好印象選手
佐野 傑 (左SH):  その突破は止まらない。速さだけでなく一瞬のキレ味があり、抜いた後のクロスも速く、かつ正確。
佐野 孝洋 (FW・右SH): この日はノリノリ。相変わらずのパワフルな突破だけでなく、監督も驚く繊細な足下も見せた。
加瀬澤 大 (左右SB): 運動量豊富、かつ考えられたポジショニング。小柄ながら、意外に競り合いにも当たり負けしない。


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ひかる。 @H.P. [MAIL]

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