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風紋 もくじ / この前 / この後
仕事と仕事との間に、思いがけず相当な長さの空き時間ができてしまった。建物の中に居るのも息が詰まるような気がしたので、仕事先の中庭の藤棚の下のベンチに座って、ぼーっとしていた。 帰り際に、西の空がとても印象的だった。燃えるような赤と書きたいところだけれど“燃えるような”と言うよりは、もう少し穏やかで優しい感じ。でもとても情熱的な感じ。 で、帰りは夜。火星と月を見て、何だかお互い呼び合っているみたいに見えるなぁと思いながら帰ってきた。 差し当たり、おそるおそるという感じで進んでいる10月のはじまり。景色やお天気のことしか書くことがないのか…?という感じの日記だが、その他のことと言ったら、ひたすら緊張して身をかたくしていたことくらいしか書きとめることがないし(でも、時間が経つにつれて緊張もほぐれてきたが…)。
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