風紋

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2003年02月19日(水) 忘れな草 / 苛々の日… / 見つけた本 / 論文 / 月に届きたい

お花屋さんの店先で,忘れな草の花を見た。450円と150円の2種類。綺麗だな可愛いな買いたいなと一瞬思ったけれど、こんなに家から離れた店で買わなくてもいいだろうと思ったのと、育てきる自信がなくて、未練を残しつつ素通り。でも本当に可愛かったのです。

お花屋さんの店先を見るのは好きなのだけれど、買うことはあまりない。買わないのに見るのも申し訳ないような気がして(これは紅茶屋さんでもそうだけれど)立ち止まってまで見ることも少ない。


一昨日が不安の日、昨日が焦りの日だったとしたら、今日は苛々した日だった、とここに書くのもどうかと思うけれど。「苛々している自分」のことをとんでもなく嫌な人だと思い、何も手につかなくなったので、一時逃亡していた。

何だか最近の自分の日記がとても下向きだというのはある程度自分で自覚していて、あまり良くないと思う(自分が下向きであることそのものも、下向きな状態を日記に書き留めてしまうのも、両方良くないと思う)。自分でもふらふらしていて、不安だとか焦りだとか苛々しているというのを自分で認めることができるのは少なくとも私にとっては大切なことだろうと、一方では思う。しかし、不安だとか焦りだとか苛々していると言葉にしてしまうことによって、余計に不安だとか焦りだとか苛々しているという状態から脱することを不可能にしてしまっているのではないかとも思う。

何があってもできるだけ明るく前向きでありたいなとは思うのです。


ちなみに、一時逃亡している間は本屋さんに行っていて、雑誌を2冊(普段あまり買わない雑誌と時々買っている雑誌)衝動買い。あと、「続・吉原幸子詩集」(詳細1詳細2)が出ていることを知り、おおっと思って買おうかなと思ったのだけれど、店頭にあったものがあまりきれいでなかったので、今日のところはやめておくことにした。


論文(本来もっと早く書いておかねばならなかったところのもの)は遅々として進まず、書いては消し、消しては書いてまた消してという感じ。それでも同僚に話を聞いてもらって、少し進みそうな気もしてきた。とりあえず今晩中にざっと書いてしまおうと思うが、眠い。


夜に帰るときは空を見上げながら月を探してしまう。今日見た月は不思議な感じの月だった。丸くて、妙に大きくて、いつもより濃い色?で、生々しいという印象を受けた。月の出ている方角に向かって自転車をこいでいたので、まるで自分が月に向かって走っているように思い、ひょっとしたら手を伸ばしたらあの月に届くのではないかしらとも思った。しかし、どんなに頑張って手を伸ばしても月に手が届かないことも私は知っていて、それは少し哀しいことだった、…というのは感傷的に過ぎるだろう…な。

*メモ
・今年度秋から冬にした「週に1度のお仕事先」に成績を送付した。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)