風紋

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2002年12月24日(火) 駄洒落 / 集中講義1日目 / 特別な日

毎年、クリスマスが近づくと、「栗がすましてクリスマス」という駄洒落を言うのだけれど、周りの人達には面白くないと言われる。自分でもあまり面白くないと思う。


朝から夕方まで集中講義。もともと、ついていくことができるかどうか不安だった上に、事前課題が出されていたり、ディスカッションを中心に展開していったりと、かなり緊張する授業だった。けれど、得たものは多かったように思う。「普段あまり考えないけれど実は重要なこと」について考えることができたし、現在自分がしていることを基本的なところから見直す契機になると思う。…まだ1日しか終わっていないけれど。

グループディスカッションの中で気が付いたことだが、私は考えるのが遅い、というか、考えたことがまとまるのが遅い。「あっ」と思ったことがきちんとした言葉になって出てくるまでに随分時間がかかっているような気がする。そのうえ人前で話すのがあまり得意でないという障壁(?)もある。自分を完全に人前に晒すのが苦手なのか(と言いながらこんなことをしているけれど)。私にはそういう欠点があると認めた上で、少しずつでも克服していければいいと思う。もちろん努力もする。


繁華街を歩いていると、華やかで賑やかで嬉しそうな雰囲気で、やはり今日は特別な日なのだなと思った。それと同時に、なぜ今日が特別な日なのだろうとも思った。いつも特別な日でもいいのではないかと思った。何でもない日が特別な日でもいいのではないかと思った。12月24日だけが特別な日なのではなくて、23日が特別な日でも、13日が特別な日でもいいのではないかと思った。けれど、毎日が特別な日でもかまわないとすると、もはやもうそれは特別とは言わないのかもしれないとも思った。

ケーキを食べるのも、贈り物をするのも、誰かに優しくするのも、誰かに優しくされるのも、多分今日でなくてもいい。今日それができれば幸いなことだけれど、今日それができなくてもいい。どんな日にでもしていい。たぶん。私はそう思う。


昨日に引き続きお知らせ。「そよ風」はじめました(何だか「かき氷はじめました」とか「冷麺はじめました」みたいだな)。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)