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新米福祉屋的日記◎はっぱ
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2005年3月ついに5年在籍した大学を卒業しました!
社会人になっても体をはって笑いをとる涙なしでは語れない日々を送ります…
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2004年08月08日(日)  育ってきた環境が一緒だから

「なんかさー昼起きて、しまった、今年も黙祷してねぇやって毎年思うんだよね」
弟と電話していたらこんな話がでました。
広島の平和祈念式典の翌日の話です。
実はわたしも毎年、8月6日と9日、起きたとき、弟と同じことを思います。
ってかそもそも起きろよって話なんだけど…
やっぱり育ってきた環境ってこんなところにも影響するんだなって。

うちはね、物心ついたときから8月6日と9日の朝は必ずNHKの式典中継がついてたんです。
それで原爆が投下された時間、平和の鐘とともにみんなで黙祷するとき家族一緒にするの。
小学校も高学年になると、ラジオ体操行った後二度寝したりしたけど、この時間には
必ず父に叩き起こされてやっぱり家族4人で黙祷しました。

そういう風に育ってきたから、高校を卒業して家を出て、そんな習慣がなくなっても
起きたとき、「あっ、しまった(>_<)」ってなんとなく心苦しいのは姉弟共通みたい。
ってか弟なんてイマドキの若者?(笑 なのにねー、こんなところは似ちゃうのね。

うちの父親は64歳、母親は60歳。二人とも戦中生まれです。
小さかったからそんなに覚えてないみたいだけど。
でも二人がもし戦争で亡くなってたら私たちはいないんだよね。
戦争に行ったおじいちゃんの話、疎開した話なんかを聞いて、一家で黙祷する幼い
日の夏の思い出。
幼い頃から刻まれた平和への祈りの心はちゃんと届いてたみたい。
私たちの黙祷し忘れた罪悪感なんてほんの小さなことだけど…

今の子どもの中には原爆ドームははじめから原爆ドームだと思ってる子もいるんだって。
幼い頃から平和への祈りの心を刻むことは、きっと大切なことなんじゃないかなー
と思った夏の昼下がりです・・・

2003年08月08日(金) クラブ旅行にて
2002年08月08日(木) 3年前の私。



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