■映画の感想です。映画館で観たもの中心。普通にネタバレしてるのでお気をつけください。
■好きなのはハリウッドエンターテイメント。邦画は苦手。イケメン俳優に甘いです。美しい男を発掘するのがライフワークです。
■最近ようやくツイッター始めましたー。→Twitter




INDEX←backnext→


2003年08月20日(水) ハルク

レディースデイのいい時間だというのに映画館ガッラガラ!いっそ清々しいほどに空いておりました。これ興行的にイケてないんですか? そんなに悪くなかったと思うんだけどなあ。

ストーリーは、超人ハルクです(古)。「スパイダーマン」「X-MEN」「デアデビル」に次ぐマーヴェル・コミック原作。わたくし「X-MEN2」の感想では、マーヴェルのオープニングってみんな似てる気がするなあー、などと呆けたこと抜かしてましたが、これ明らかに意図的にそうしてるんですよね。今頃気付きました(馬鹿)。
主人公の青年科学者ブルースがある時事故で大量のガンマ線を浴びてしまい、それがきっかけとなって以後怒りの感情を抱くと緑の巨人モンスター・ハルクに変身するようになってしまうお話。ブルース自身は善良な人でむしろ被害者、諸悪の根元は常軌を逸したマッドサイエンティストである実の父親という、マーヴェル原作らしい可哀相な生い立ち系。ブルースを愛し何とか彼を救おうとする同僚の女性科学者ベティ(ジェニファー・コネリー)がキーパーソン。

いやこれね、実際主人公のハルクよりもジェニファー・コネリーがめちゃめちゃ良かったです。キレイだし存在感あるし、何より好感持てたのが、CG相手によくぞそこまでシリアスに演技できるものだと感嘆させる真摯ぶり。つい「フェノミナ」なんかを思い出して懐かしんだりしてみましたけど(古)。
あとは、マッドサイエンティスト実父を演じたニック・ノルティに一票。このイッちゃってる具合は「スパイダーマン」でグリーンゴブリンを演じたデフォー氏を軽く超えていると思われ。なんだか最期はものすごいものに変身してましたよ。何なんだあれは!お、怖ろしい!

怖ろしいといえば、途中で変身した三匹のミュータント犬が私結構怖かったんですけど!夏休みだから子供もちらほらいましたがあんなの小さい子が見たら犬嫌いになっちゃうんじゃないの! プードルちゃんはほんとは可愛くて賢いわんこだから大丈夫だよよい子のみんな! それと、終盤ブルースの意識の中で鏡の向こうからハルクが襲ってくる場面では本気でビクゥッ!とか驚いてしまってちょっと恥ずかしかったです。ちっ脅かしやがって。

それから構成のことなんだけど、コミックのコマ割りを意識したと思われる画面分割が多用されていて、これ正直言って必要性はあまり感じられないものの(笑)、試みとしてはなかなか面白いと思いました。新感覚劇画調といったところでしょうか。その他、軍隊がショボかったり上映時間が長かったりツッコミ所は無数にありますが、全然期待してなかった割には退屈せずに楽しめたという感じです。そういえば監督のアン・リーって「いつか晴れた日に」の人なんだってね!へーえ。こういうのも撮るのか。意外。


******
ハルク 【THE HULK】

2003年 アメリカ / 日本公開 2003年
監督:アン・リー
出演:エリック・バナ、ジェニファー・コネリー、サム・エリオット、
ニック・ノルティ、ジョシュ・ルーカス
(劇場鑑賞)


2003年08月17日(日) マトリックス・リローデッド

つうことで、やっとマトリロでーす。どうせ当分やってるだろうし別に話に興味があるわけでもないしキアヌを見に行くだけだから忘れられた頃に行けばいいやーっていうかいっそ秋にマトレボが始まってから二本立てで観に行くかアハハハハ!と呑気に構えてたら大きい劇場はだいたい15日で終了だったんじゃないですか!ちょっと!教えてよ誰か!んもう22日までやってるシネコン調べて慌てて観に行きましたよ。マトリックスをシネパトスで観るハメになったりしたらシャレにならんですからね。あーびびった。

 ※ 以下さらにネタバレ全開です未見の方注意!



このショット結構好きです三部作の二作目ということで、良くも悪くも完結への繋ぎに徹している作品だと思いました。私はこのシリーズ好きではないのですが、でも予想してたよりは楽しめたかな。一作目を観た時はわけわかんないし考える気も起こらないしもう勝手にやってくれって感じだったんだけど、今作はストーリーにも興味が持てた感じ。まず最初(一作目)にマトリックスという“真実”をドカンと提示しておいて、今度(今作)はわざとその境界を揺るがす。つまり、一体どこまでがプログラムなんだ?という疑念を観客に抱かせて次に引っ張っているわけです。そして次作レボリューションズで本当の“真実”を見せてくれる(はず)。クローネンバーグの「イグジステンズ」なんかもそうなんだけど、こういう仮想世界モノというのは世界を取り巻く表層を幾重にも重ねることができるため、極端な話、どこまでもどんでん返しができるんだよね。だからこそどういうオチで幕を下ろすつもりなのか、やはり気になるところではありますよ。

アクションはまあ、冗長というか、一回観たらお腹いっぱいになる感じではあるものの、でもこのシリーズはこれがウリなんだから別に構わないんじゃない?(投げやり) いや実際楽しかったですし。アン姐さん超カッコ良かった。

あと、増殖スミスが面白かったです(笑)。もうね、この人が出てくるたびにお約束で言い放つ「ミスターァアンダーソ〜ン!」って、もはやシュワちゃんの「I'll be back」に匹敵する決めゼリフになってると思う。本人乗り気で演技してる感じがまた非常に良いです。楽しい人だなあ。ちょうど先日「プリシラ」を観てしまったこともあり、自分的にささやかなヒューゴ・ウィービング・ブームが訪れている模様。これじゃ来年真面目なエルフ姿を見ても絶対笑っちゃうよ。


んで、キアヌはねえ、えーと、マトのキアヌは見事に痩せてて見た目はすごくカッコイイ…んだけど、私は天の邪鬼なのでヒーローしすぎてるキアヌはどうしても面白くないのね。好きなんだけどつまんない。やはりキアヌに関しては、ああまた突然無意味に踊り出したり歌い出したりしたらどうしよう!などとハラハラしつつ、ラジー賞の心配しながら危うい演技を見守ってゆくのが、わたくしのお気に入り鑑賞スタイルでございます。空まで飛んじゃう救世主よりも→全っ然似合ってないお医者さん役の方が俄然気になる今日この頃。マトレボよりもこっちが早く観たいでーす。


******
マトリックス リローデッド
【THE MATRIX RELOADED】

2003年 アメリカ / 日本公開 2003年
監督:アンディ&ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス、
ヒューゴ・ウィービング、ジェイダ・ピンケット=スミス、モニカ・ベルッチ
(劇場鑑賞)




--------------------------------------

■ 余談その1。上映前の予告編で観たいと思った作品いろいろ。

「キル・ビル」
さあ思うさま突っ走ってくれタランティーノ! ウォシャウスキー兄弟よりもタランティーノのオタクっぷりの方が私は好きだ。

「S.W.A.T」
何度もしつこいですか。でもやっぱり観たいんだもん。
ていうか!コリンちゃんもいいけどオリヴィエ・マルティネスが素敵だわああ!

「アダプテーション」
ニコラス・ケイジが好きなんです。予告編冒頭、緊張で冷や汗流しながらおどおどしてる様子が個人的にヒットでした。もしも京極堂シリーズが映画になることがあったらぜひとも関口巽を演っていただきたい。

トムクルの「ラスト・サムライ」は、うーん、どうなんだろう、なんかちょっと微妙ですね。


■余談その2。ジュード離婚しちゃうの?!→関連記事
結構驚き。ちょっとショック。去年生まれた赤ちゃんもいるのにー。


INDEX←backnext→


My追加
利音 |Mail  | Twitter





 「エンピツユニオン」