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2003年01月30日(木) 雑記(バックトゥ2000年・三年前の銀幕事情)

さて、先日地元の書店に足を運びましたところなにやら某有名映画誌S(伏字の意味無し)のバックナンバーフェアというのが催されておりまして、「超稀少!早い者勝ち!」みたいな文句に煽られて思わず勢いで二冊ほど購入してしまいました私でございます。単純。でもぱらぱら捲ったら結構楽しめたので、ちょっとだけ内容紹介してみようかなあと。


2000年4月号まずはライアン・フィリップの可愛らしい表紙に惑わされうっかり手にとってしまった今から約3年前の2000年4月号。
この号では巻頭で「ミレニアム初!読者が選ぶゴールデン・グランプリ」なる特集の結果発表がされていて、ベスト3は男優が1位ブラピ、2位ディカプリオ、3位キアヌ、女優は1位ナタリー・ポートマン、2位メグ・ライアン、3位クレア・デーンズになってます。レオ様は結構いい位置にい(るように見え)ますが前年の一位から脱落してしまったらしく、代わりに「ファイト・クラブ」のヒットでブラピが返り咲いた模様。ナタリー・ポートマンは「SW/EP1」効果でしょうか。クレア・デーンズ最近あまり見ませんね。気のせい?
新作紹介のページではジョニデの「スリーピー・ホロウ」とトム・ハンクスの「グリーンマイル」がピックアップされてます。あと「マグノリア」とか「ヒマラヤ杉に降る雪」、それにリンチの「ストレイト・ストーリー」。「ストレイト・ストーリー」ってもっと前だった気がしてたなあ。とか言いつつ見てないんですけど(オイ)。
ニュースのページではマイケル・ダグラス&キャサリン・ゼタ=ジョーンズの婚約が取り上げられてました。懐かしい。でもこれももっと前な気がしてた。それと「オーシャンズ11」の話が持ち上がったのもこの頃らしいです。しかしブラピやジュリアはともかく、他に出演の噂としてジョニー・デップやマイク・マイヤーズの名前があるのには笑いました。そんな話があったのか。いや、それはそれで面白かったかも。



2001年1月号続いてその約1年後、今から2年前の2001年1月号。
お正月映画のプロモで来日したスターが特集されてます。「シックス・デイ」のシュワちゃん、「ホワット・ライズ・ビニース」のハリソン・フォード、「僕たちのアナ・バナナ」のノートン君。おおタイムリー! 二年前にも来てたんだ。彼ちょうど数日前に来日してましたよね? もう帰ったのかな。(「レッド・ドラゴン」公式サイトに記者会見の動画あり) 当時はやけに短いスポーツ刈りみたいな髪型、例の日本語混じりのインタビューで、特大写真の下の方には“エド・ノートン”とぎこちないカタカナで書かれた直筆サイン。エドだって。くす。カワイイ。じゃあエド君って呼ぶね!(何様?) でも確かにぎこちないけどノートンの「ン」が「ソ」に見えたりせずに正しく「ン」と書けてるあたり、さすが昔取った杵柄。エド君の映画は「真実の行方」と「ファイト・クラブ」しか知らないので「僕たちの〜」も今度見てみよう。ていうか「アナ・バナナ」って何?
それにしてもノートン君に限らず、私この頃ほんとに全然映画を観てなかったんだなあ、と実感しました。先に挙げた三本全部未見。他にお正月映画として取り上げられてるのはケビン・コスナーの「13デイズ」(あ、これは見に行った)、イーサン・ホークの「ハムレット」(見てない。早く見なきゃ)、「バーティカル・リミット」(見てない)、「リトル・ダンサー」(見てない)、「オーロラの彼方へ」「グリンチ」(ビデオで最近になって見た)、等々。
それから新年号らしく当年(2001年)にどんな新作公開(日本で)の予定があるかズラッと紹介されていて、「ハンニバル」がGW、「AI」「猿の惑星」「パール・ハーバー」「ジュラシック・パーク3」が夏休み、と、まあこのあたりはだいたい予定通りだったと思うけど、2001年を締めくくる大作!として「ギャング・オブ・ニューヨーク」が挙げられてるところが何とも。実に丸1年の遅れだったわけですね。
あと「オーシャンズ11」はまだこの時点でもキャストが流動的だったようで、やっとマット・デイモンの名前が出てきてますが、その他にマーク・ウォルバーグという噂もあったらしいです。へーえ。

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ということで長くなっちゃいましたが昔(たかが数年前だけど)の雑誌を今振り返ると色々面白かったわけです。って面白かったのはひょっとして私一人かしら。あらそうですか。すみません。
あと昨日のページに「黄泉がえり」更新してます。こっちは普通の感想なのでよろしければ下↓の「back」からどうぞ。



2003年01月29日(水) 黄泉がえり

九州のとある地方で、既に死んでしまった人々が突然大挙して甦るお話。幽霊ではなくてみんな常人と変わらぬ健康な肉体を持ち、亡くなった時の姿で自分を想ってくれている人のもとへふらりと現れる。これで舞台がアメリカだったりしたらモルダー捜査官が息せき切って駆けつけてくるんじゃないかというX-ファイル系ネタですが、話をそっちに持っていかず切ないファンタジーとして仕上がってます。 …うん、この映画は、多分、そこが正解だったんだよね。うん。これなかなか良かったです。

スマップ剛君と竹内結子を中心に話が進むんだけど、その周囲の人々のエピソードも同時に描かれる。これが見ていて結構じんと来るというか、死んだ人を想う状況や亡くなった事情には、ほんとに、人それぞれに特別な物語があるのだなあ、と。夢半ばの若者、出産で命を落とした母親、小さな子供と彼を思い続ける老いた母親。これがあなた、北林谷栄さんときた。参っちゃうよ。しつこいようですがお年寄りに弱い私は北林さんの存在そのものが琴線に触れるので(→「阿弥陀堂だより」の感想参照)、あれ以上彼女の出演シーンが多かったら泣いていた可能性大いにあります。いや、耐えていたんですよあれでも!(>私信/笑)

主演の二人もいい感じでした。剛君は、最初どうかなあと思って見てたんですが、怒ったり怒鳴ったりするタイミングがとても上手いです。後半に行くにつれて良かった。関係ないけど竹内結子はたまに喋り方が常盤貴子に似てませんか。
それと主題歌も良かった。歌自体も印象的なんだけど、こうして歌が映画の内容ときちんとリンクして単なる主題歌以上の意味を持っているというのは大事なことだしたいへん効果的だと思います。


この作品は3週間の限定上映だそうですので見ようと思ってる方はお早めに。あとは、うーんと、あんまり詳しく言えないんだけど、できるだけ予備知識を入れずに観た方がいいです、きっと。うん。なかなか上手いストーリーでした。




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黄泉がえり

2003年 日本
監督:塩田明彦
出演:草なぎ剛、竹内結子、石田ゆり子
山本圭壱、田中邦衛
(劇場鑑賞)


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