ムッキーの初老日記
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| 2007年06月04日(月) |
【ムッキーの北海道リポート】5 |
【5】大空と大地の中で
三日目の午後、我々は美しい丘で有名な 美瑛(びえい)に足を踏み入れた。
もう何も言葉で語るものはない。
美瑛の美しさをどうか写真で見て欲しい。 見て欲しいが、写真では美瑛の美しさの 十分の一も伝わらない。
写真が下手な自分が腹立たしい。
なだらかな丘が、幾重にも連なり そのもっとずっと遠くに十勝連山が雄大な姿を見せ 高く、青く、広い、「大空」が広がる。
「大空」とはこういう空を言うのだ。 「大地」とはこういうものを指すのだ。
「大空と大地の中で」という歌の持つ本当の意味が 「大いなる愛よ夢よ」という歌の意味が 初めて心から理解できたような気がする。
あまりに美しくて、広大で、 どこを見ても泣きそうになる。
そして選挙中のムネオのポスターに
ムネオさんとやります 松山千春
という一言を見つけ
なぜだかまた泣きたくなった(; ̄ー ̄)
| 2007年06月03日(日) |
【ムッキーの北海道リポート】4 |
【4】富良野満喫
北海道に来てからというもの、毎日とても早く目が覚めてしまう。体は疲れているのになぜなんだろう。きっと気分か高揚しているんだろうな、と思っていたが、この日理由がわかった。それは「北海道の夜明けは早い」ということ。陽射しが窓から差し込む。「お、もう朝か・・・?」と目が覚め、時計を見ると・・・3時半��( ̄▽ ̄)!?3時半て夜中じゃん!なんでこんなに明るいの!?ってくらい、もう夜が明けているのだ。4時前にはもう普通に「朝」だ。これじゃ目も覚めるってものだ。この早い夜明けのお陰で、北海道滞在中の私も平均睡眠時間は3時間。もともと長時間睡眠は取らないほうだが、それにしても短い。
さて3日目。この日は思う存分富良野と美瑛を満喫しようと決めていた。 まずはTV「北の国から」でお馴染みの五郎さんが建てた(という設定の)家を見よう。早めに宿をチェックアウトし、レンタカーに乗り込んだ。どうやらまた朝食を食べ過ぎた兆し。本当に学ばない俺たち・・・。
道すがら、「富良野チーズ工房」というのがあり、立ち寄る。ここはチーズやバター作り体験ができ、いろんなチーズの試食、販売などもやっている。それに何より敷地内の白樺林のきれいなこときれいなこと!私たちは初老だということも忘れ、白樺の林で「戯れる恋人たち」ごっこにに興じた。どんな事をしたかというと、白樺の木の間をスローモーションで走り、それを追いかけるだけだ。 「あはは!あははは♪ε-ε-ε‐へ( ´∀`)ノ」 「待てよ〜、こいつぅ〜!へ( ^▽^)ノ 」 「あはは♪あははは!」 そして白樺をはさんでぐるぐる回り、見つめあい、無意味に笑いあう。(写真参照) くだらないと思いつつ、この遊びに熱中する。
そして建物の中へ。チーズやバターも作ってみたいが何せ時間があまりない。今日は行きたいところが盛りだくさんだ。体験コースはあきらめ試食コーナーへ。そこで美味しいチーズの試食をする。その時我々は「牛の乳絞り体験/100円」という看板を目にする。100円で乳絞りができるの!?それはすごい!これはやるしかない!代表してマッチョがお店の人に聞いた。
「すいませーん!この乳絞りやりたいんですけど、どこですか?」 「あ、そこです。」 「そこ?そこってどこ?」 「あ、この牛の人形なんです・・・。」
��( ̄▽ ̄)��( ̄▽ ̄)��( ̄▽ ̄)
そこには、牛のハリボテがどどーんとあるのみであった(写真参照)。そして100円を投入し乳の部分をにぎにぎするのだそうだ。・・・・そうならそうと書いておけよ・・・・で、なにが乳から出るのかと言うと、それは水。そりゃー100円なわけだ。それ以上とったら許さん!我々は一気に脱力し「やっぱりいいです」と、その場を立ち去った。その前にちょっと前に座り記念写真だけ撮ってみたが、むなしさはかわらなかった。
気分直しに美味しいソフトクリームを食べ、富良野チーズ工房をあとにする。次こそは五郎の家だ!と思ったのもつかの間、「富良野オルゴール」というかわいい建物に遭遇。どれどれ、とまたより道。でもこういうのが旅の楽しみだ。車を停め玄関に近づくと、おおお!かわいい犬!そこには真っ白でふっさふさの大きなわんこがいた。写真を見るとその大きさがわかるだろう。私よりも頭が大きいくらいだ。またこれが人懐っこいわんこで、特になぜか私はこの子に好かれたらしく「わっふ♪」と飛びつかれカオを舐めまくられ、押し倒されそうになった。犬好きな私は愛情大爆発で、感極まり「好きだーーっ!」とその子に抱きつき体中真っ白な毛だらけになってしまったが、悔いはない。 さて肝心のオルゴールだが、いろんなかわいいオルゴールがたくさんあって心惹かれたが、いかんせんその8割がたが「北の国から」のメロディーで、もうどうでもよくなってしまった。もっとバラエティーに富んだ曲をそろえて欲しいと心から思う。
そしてやっと五郎の家へ。そこでもどこからともなく「北の国から」が聞こえてきた。いやもう富良野中どこもかしこも「あ〜あ〜ああああああ〜あ〜♪」という、さだまさしの腑抜けた歌声でいっぱいだ。一生分は聴いた。もうさだはこりごりだ。 五郎の家も、5箇所くらいあるのだが、ここまでで結構時間を費やしてしまった我々は、「五郎よりも、美瑛じゃないか?」ということに気づいた。五郎の家は2箇所だけ見てもうおなか一杯になった。いやいや、すばらしい展示物で、細かくよく作ってあるなあととても感動した。夏限定なら住んでみたいとも思った。冬は辛そうだ・・・。
さあこれから美瑛に向かおう。
| 2007年06月02日(土) |
【ムッキーの北海道リポート】3 |
【3】富良野1日目
支笏湖から恵庭→千歳→追分→夕張→日高→占冠→富良野。
途中「道東自動車道」という高速道路っぽいものも通ってみたが、車はほとんど走っておらず、しかももの凄い横風が吹きまくり、ハンドルを取られそうになり、次の日に両腕が筋肉痛になるほどガッチリ握りっぱなしであった。怖かった・・・。
そのほとんどが山道だったので、途中何か美味しい物を食べようというもくろみは外れた。昼もかなりすぎた頃、夕張でドライブインのようなところを見つけ、そこに入った。そこでラーメンなどすすってみた。特にウマイというわけでもなかったが、量だけはたっぷりあったのでイタズラに満腹になってしまい、帰りに食べよう!と言っていた入り口の屋台のジャガイモの何かとか、ソフトクリームが入らなくなってしまった。
そこで背中に「熊斬りっ!」と書いてあるTシャツを見つけ、小さく書いてある大雑把なイラストがいかにもオッサン君向けだったので、やつへのお土産に1枚購入した。
夕張メロンの試食で喉を潤し、いざ富良野へ。バカーナビのせいで、富良野に着いたのは予定よりもだいぶ遅い時間だった。
今夜泊まるのは航空券とレンタカーとセットになっていた「一泊分の宿泊」で選んだ富良野のペンションだ。部屋に入るとそこは6畳ほどの畳部屋で、我々は「うそでしょ!何この狭さ!」とビックリしてしまったが、よくみたらロフトが付いており、上がってみたらベッドが3つあった。なるほど、下はくつろぐためのスペースか。ああほっとした。
荷物を降ろしひと段落し、もう4時半だけどとにかく一箇所でも何か見に行こうじゃないかという元気が蘇ったので、富良野マップを見て、有名な「ファーム富田」に行くことにした。ファーム富田までは車で約20分。
写真で見るとかなり雲が出ているが(少しにわか雨が降った)、実際はまだまだ太陽が燦燦としてした。まだ満開ではないとの事だったが、それでもすごい紫色(ラベンダー)の洪水だった!そしてその紫色を引き立てる色とりどりの花、花、花!「お花畑」ってものを実際の目で見たのはこれが初めてかもしれない。本当にそこは絵本に出てくる「お花畑」であった。
お土産売り場も、スタッフの制服も、ちょっとしたものすべてがラベンダー色。ソフトクリームまでも「ラベンダーソフト」、薄紫のソフトだ。ちょっと食欲が失せる色である。それでこの時は食べないでしまったのだが、実はこのことを明日後悔することになるのであった。
花畑とラベンダー色のお土産を堪能し、ペンションに戻ったのは7時。すぐに夕食。 部屋に戻って談笑などしてふと気づいたのだが、もう8時を何分も過ぎているというのに、外が明るいのだ。まだ「夕方」という感じで、暮れきってない。関東ではいくら夏でも7時半前には夜になる。なのにこの明るさはどうだ!白夜・・・?一番下の写真を見てほしい。これで午後8時半だ。まだ空が明るい。北海道の夏は昼間が長いな・・・と思ったその時、( ゚Д゚)ハッ・・と気づいた。
「長い夜」(byチー)って、このことかや!?
北海道の夜は、活動できる時間が長いのである。
この日は観光というよりも「移動デー」という感じだった。食べ物にも、ペンションの従業員にもあまり恵まれず、ぶーぶー文句ばかり言っていたような気がするが、振り返ってみるとそれもまた楽しかった。
明日は富良野探索と、美瑛へ足を延ばす予定だ。 早く寝て、運転疲れをとって、明日に備えよう!
| 2007年06月01日(金) |
【ムッキーの北海道リポート】2 |
【2】食べ放題と呪いの支笏湖
初日の楽しみはなんと言ってももりーに会えることと、そのもりーと一緒に泊まる宿の「食べ放題」だ。食べ放題に「カニ」が含まれていることは言うまでもない。この食べ放題のためにBOWSまで買った事は、初老日記に詳しいので併せて読んでほしい。
食べ放題はどれもこれも美味しく、カニも美味しく、普段では考えられないような量を食べた。まるで箍が外れたような食いっぷり。もうこのままではせっかくの温泉にも入れない!と言う位満腹になってしまった我々は、ホテル内のカラオケルームに行った。
そこで小一時間ばかり唸ったおかげで、大分消化されたようだが、それでもまだ苦しい。しかも、せっかく買ったBOWSはまんまと飲み忘れた。気がついたら2時間以上経過しており、我が胃の消化吸収活動はすでに最終段階をむかえていると思われた。BOWSに意味なし・・・。
今夜はもりーとみんなと、普段は話さないような恋愛話だとか、打ち明け話などして修学旅行気分を味わおうと思っていたのに、温泉(露天が素晴らしい)に入った段階で、満腹と湯あたりと今朝の早起きのせいでダルダルになってしまい、いつの間にかみんな泥のように眠りこけてしまっていた。やはり昔のように「夜どうしでおしゃべり」なんてのは夢のまた夢の話であった。まあお蔭で、旅に出た勢いのヤバイ事を打明けずに済んだかもしれない。
翌日は、昨日の雨がウソのような快晴。 私達は、夕べの食べ過ぎの教訓を生かすこともなく、朝食バイキングでまた食べ過ぎてしまった。どうもバイキング、食べ放題というものは、理性を狂わせるようだ。
もりーとはこれでお別れだ。たった半日であったが、本当に楽しい時間を共有できて嬉しかった。 ありがとうもりー。絶対また会おう。
今日の目的地は「北の国から」であまりにも有名な富良野だ。レンタカーのカーナビをセットして、初老3人組みは富良野へ向けて走り出した。
この時「支笏湖(しこつ・こ)」というかなり大きな美しい湖の湖岸をずっと走った。その絶景に何度も見とれ、車を停めて写真を撮った。とにかく関東ではお目にかかれない景色の連続だ。道路標識さえも北海道だ。鹿だの熊だのが描かれた標識も楽しかった。このまま順調に行けば、あちこち景色を堪能しながら行っても、午後2時には富良野に着く。余裕である。
ところが。このカーナビが、信じられないくらいバカなのだ。地図も併用してしたのだが「え?ここ曲がらないの?真っ直ぐなの?」というように、どうも変な道を案内している気がする。なんか変だ変だとは思いながらも、知らない土地であるのでナビに従っていたら・・・・なんと行き止まり!信じられない!p(`□´p)おまえそれでもナビか!ナビゲーションシステムか!恥を知れ、恥を!
その後再設定した所、また違うルートを示したが、なんだかいつまでもいつまでも支笏湖の周りをぐるぐるぐるぐるぐるぐる回っている気がする・・・。行けども行けども支笏湖。魔の支笏湖。支笏湖からいつまでたっても離れられないのだ。初めこそ美しい景観にきゃっきゃきゃっきゃとはしゃいでいた我々も、もう誰も騒がなくなり、それどころか、徐々に無口になり、しまいには「もう支笏湖はこりごりだ」と言い始めた。時間はすでに昼・・・。まだ支笏湖・・・。
このままでは富良野になんかとても辿り着かない!運転手の私は「もうこんなくそったれナビなんか信用できっか!地図かせ!」と地図を検討し、ナビの示す道はことごとく無視し、野生のカンを頼りに進み始めた。その成果で、どうにか支笏湖を脱出、その後は順調に進み、予定より多少遅れたがどうにか富良野に辿り着く事が出来た。
カーナビなんか信用してるとどんどんますます道が覚えられない上にバカになるぞ。もうオマエなんか信用するものか。カーナビよりムーナビなのだ。
| 2007年05月31日(木) |
【ムッキーの北海道リポート】 |
2004年6月30日から4日間。私と友人は北海道に旅行しました。 2年前からアメリカのR66を車で走り抜ける旅をしようと計画していましたが 話せば長い様々な事があり,計画を一時断念、かわりに選んだのが北海道でした。 結論から言えば、北海道は素晴らしい所でした!行ったその日から 「絶対また来る!」と思う程、私は北海道がいっぺんで大好きになりました。
【1】旅立ち
2004年6月30日。どんより曇り空の蒸し暑い日。羽田空港に三人の初老が集まった。ちょび婆、まっちょ、そしてムッキー。2年以上前からアメリカのルート66を旅したいと熱望していた三人であったが、さまざまな事情から今年も叶わぬ夢となった。もうこうなったらくやしいから、どっか国内旅行に行こうじゃないか!ということで、急遽今回の北海道旅行が決まったのだ。いわば北海道は、アメリカ旅行のみがわりだ。
だが私は、今回の北海道旅行になにか縁のようなものを感じずにはいられなかった。昨年の秋、友人の倫ちゃんに誘われて行った松山千春(チー)のコンサートで、激しく彼を愛し、27年も好きな芸能人ナンバーワンの座に君臨し続けた鉄矢を捨て、チーに走ったことは、初老日記読者ならよくご存知であろう。
チーが北海道足寄出身だという事は、あまりにも有名だ。そんなチーの故郷北海道に、こんなトントン拍子に旅行が決まるとは。これはもう北海道が、チーが、私を呼んでいるとしか思えない。もしかしたら・・・北海道でチーと運命的な出逢いをし、めくるめく灼熱の恋に落ち、私は「松山ムッキー」になるかも知れん。うひひひひ。---そんな妄想までもが頭の中をぐるぐるポワ〜ンと渦巻いた。
とにかく、何か楽しい事が待っていそうな北海道旅行だ。 北海道には友人のもりーもいる。もりーは同じ「エンピツ」というレンタル日記サイトで日記をかいている、ほぼ同い年の友達だ。私は彼女の日記が大好きでずっと愛読してきたので、北海道で彼女に会えることも楽しみだった。しかも初日は私達と一緒にホテルに泊まる事になっているのだ!
期待に胸を膨らませて降り立った新千歳空港。 天気はあいにくの雨。誰だ。誰が雨女なんだ。お互いに責任をなすりつけ合いながらゲートを出ると、そこにはもりーが迎えに来てくれていた。私はこう見えて人一倍シャイでひとみしりで恥ずかしがりやのポックンなのだ。ずっとチャットやメールやお互いのBBSでも交流はあったとは言え、初対面のもりーとちゃんと会話が出来るだろうか。実はずっと心配していたのだ。
でもそんなことは無駄な心配だった。私も、そしてまっちょもちょび婆も、すぐにもりーと打ち解けた。もりーは、思っていた通りの気さくで優しくて可愛らしい女性だったのだ。
空港でレンタカーを借り、蝦夷梅雨の中、その日の宿に向かった。その道すがら、可愛らしい牧場が点在し、私たちはそのたび歓声を上げた。降りて写真を撮りたかったが、雨なのが残念でならなかった。
ムッキー

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