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| 2002年11月28日(木) | 四角い誘惑 |
ＢＢＳで、何気にソフトの解説本のことを『攻略本』と言ってしまいました。
過去のことよと思っていても、あのめくるめく日々はこうして記憶の底からふと甦るのね〜
はい、昔はまってました、ＴＶゲームいろいろ。
はまった度ランキング（スーファミ編）
１位：不思議のダンジョン『風来のシレン』
２位：不思議のダンジョン『トルネコの大冒険』
（キャッチコピー通り、ほんとうに１０００回遊べる！）
３位：ロマンシング・サガ２
（プレイヤーを絶望の淵に置いてけぼりにして知らん振りというとんでもないソフト）
はまった度ランキング（ゲームボーイ編）
１位：ドラゴンスレイヤー外伝・眠りの王冠
（初めてやったもんだから、とにかく印象が強烈で。今思えばごくごくノーマルなＲＰＧでした）
２位：ゼルダの伝説・夢をみる島
（夢にみるほどやりました）
３位：ラブルセイバー
（不思議な音楽、おシャレなメカ。シンプルでクール）
挫折したランキング
１位：ウィザードリィ５
（さっぱり、全然、まったくわからんかった）
２位：ドラクエ７
（面白かったんだけど、６０時間やってもさっぱり終わりが見えずイヤになった）
３位：スーパーマリオランド・６つの金貨
（最後の最後の最後がどーしてもクリアできず挫折）
みょ〜に忘れられないランキング
１位：倉庫番
（荷物を倉庫にきちんと入れるだけ。シンプルだから余計にはまります）
２位：ＭＯＴＨＥＲ２
（どんなに大冒険をしようと、所詮親の手のひらの上の子供。あの感覚が忘れられない）
３位：カエルの為に鐘は鳴る
（ふたりの王子さまが可愛いお姫さまを悪の手から救い出そうとするドタバタコメディ。ＯＡＪみたい？）
うう〜ん、なつかし〜。いったい何百時間費やしたのだろうか。
寝食忘れてやっとりました。若くて、体力と時間がいっぱいあったのよね。
もうやらないわ、だって失業するもん。
ええ、最近よく流れてるトルネコ最新作のＣＭなんかちっとも気になりませんとも。
| 2002年11月24日(日) | 展覧会行きました『ウィンスロップ・コレクション』 |
先日、上野・国立西洋美術館で開催中の『ウィンスロップ・コレクション』を見に行きました。いやあ、良かったです〜好みの絵がザックザク、大漁〜♪行かれた方、いらっしゃいますか？
先に見た友人に勧められたのと、駅のポスター（ロセッティの『海の呪文』）が綺麗だったので本物が見たくて行ったのですが、ほんと〜にきれ〜でした。花々に囲まれてハープを弾く乙女の絵。でもナゼこれが『海の呪文』？『フローラ』とでもした方がピッタリではないのか？と思いましたら、彼女は美しい歌で船乗りたちを惑わすセイレーンだったのでした。うう〜む、ファム・ファタル。
入り口の看板になっていたアングルの『奴隷のいるオダリスク』。半裸のお姉さん（スルタンの女奴隷）がしどけなく横たわり、傍らで召使いが奏でる音楽にうっとりと聴き入っています。波打つ金の髪、輝く白い肌。どきどきします。な、なぁ〜んてイケナイ絵なのっ！そう言えばＯさまの「オダリスク風ドレス」って、よくよく考えてみれば意味ありげな衣装ですよね。
極めつけ、ギュスターヴ・モロー！もー、惚れました。誰にも似ていない、真似できない胸騒ぎの人物像。小さな絵に、繊細に描き込まれた表情がイイんです〜。どことなく不安げな、それでも強気な上目遣いで空中に出現するヨハネの首と対峙するサロメ。鋭い目で睨みつける、十字架にかけられてなお精悍な聖セバスティアヌス。追い詰められた崖からいままさに飛翔するキメラのうつろな無表情、目を瞑ってその首にすがりつく乙女は、全てをなげうって怪物に添い遂げようとしているかのようです。暗い色調の中に印象的に現れる紅蓮の赤、それは衣装であったり滴る血であったり、なんと天使の翼の色だったりもします。
そんなゴージャスな作品群もいいのですが、あっさりと描かれた小さな水彩画のアフロディテもまた美しい〜。モローが友人へ宛てた手紙には「理想的な白い人物像と抜けるようなギリシアの空に上がる、絵画よりも素描が相応しいオリンピックの光」とあります。なんかかっこいいぞ。
モローの弟子は、「彼は『私に背きなさい』と語った。『私は橋で、君たちの何人かがそれを渡っていくでしょう』と。弟子全員が彼に恩義を感じており、それは技術的なことではなく多様性を尊重してくれたことにあった。彼は教師というより、親切な競争者であった」と語っています。う〜ん、ますますかっこいいぞ。
モローは１４歳という多感な時期、可愛がっていた１つ年下の妹を亡くしています。彼の絵に現れる女性たちには、亡き妹のイメージがあると解釈する人もいるそうです。当たっているかどうかは本人に聞いてみないとわからないのでしょうが、でもそう聞くと納得がいくような。人は愛する者を失ったとき、何とかしてその悲しみを埋め合わせようと残された人生をもがき続けるのでしょうから。
ああ、いいもん見ました〜。うっとり。ぼー。１２月８日までやってます。常設展示も侮れないです。ロセッティ『恋の杯』やモロー『牢獄のサロメ』などがあります。周辺の美術館でもよさげな催しをいっぱいやっていました。もう少し待てばヴェルサイユ展もやってきます。楽しみです（＾＾）
| 2002年11月23日(土) | サンクスギビング更新しました（いただきもの＆ギャラリー） |
プレゼントのお部屋オープン、ちょこさまからいただいたお絵描きをアップしました。
�。圍庁漫覆�月さまのところ）→ＰＲＥＳＥＮＴ
ちょこさま作・『５秒前・５秒後』
�▲�ャラリーに『ＢＬＡＣＫ ＤＩＡＭＯＮＤ』
| 2002年11月13日(水) | 実写版みました『Lady Oscar』 |
ベル友に『Lady Oscar』のビデオを借りて見ました。ＤＶＤ買ってもう１回ちゃんと見てからここに書こうと思っていたのですが、いつになるかわからんからもう書いちゃえ〜。絵は、勢いだ。文章だって勢いだ〜！！（←フクロにしてください）
以下、あまりにも今さらなのでネタバレです。
１９７９年公開当時に見たときは『なんじゃこら大福』（注・宮崎銘菓）だったのですが、こうして見てみるとなかなかいい映画だったんですね〜。何といっても本物のベルサイユ宮殿だし、衣装も綺麗だし、科白も歌も皮肉っぽくて素敵ですわ。
ただ、やっぱりこれは『オスカル』でも『アンドレ』でも『ベルばら』でもなかったですね。
キャラが完璧に違いますよね。薔薇の運命を背負い、それを自ら切り開いてくのがオスカル。流されちゃったらもはや彼女ではない。自分を捨て、彼女の影に徹するのがアンドレ。オスカルより常に一歩先を行き、彼女を導いてしまったらそれはアンドレではない。
カトリオーナ・マッコールは可愛すぎましたね、特に声。本当に可愛い、女の子の声。そして致命的なことに、軍人として何の役にもたってない。世間知らずのお嬢さまが軍服着て立ってるだけ。まさしく『私は無力だ、ひとりでは馬にも乗れない』（＾＾；）馬に乗るのに介助がいるって、いったい士官学校で何を習ってきたのだ。そんなんじゃニコラスに「そこ、鼻面をそろえて！」とか言ったって説得力ないよ〜。オスカルさまというより『１１人いる！』で女扱いすんなよって突っ張ってるフロルですね。だけど実行力を持っているのはタダの方なのよね。
でも、これはこういう映画だったんですよね。これは、民衆の視点から見たフランス革命。「人は皆平等だ」というテーマの映画。アンドレは最初からこの真理に気づいている。そして、視野の狭いお嬢さまオスカルが気づいてくれるのをじっと待っている。
「愛している、オスカル」
「お前にその権利はない」
「俺にはお前を愛する権利があるし、これからも愛し続けていく。報われない愛を惨めとは思わない。愛を返せないお前よりましだ」
バリー・ストークスのアンドレ、かっこいいです〜。ぶっきらぼうだけど頼り甲斐があって、しっかりと自分の考えを持っていて、妹を見守る兄のように心から彼女を愛し続けている。原作キャラで言ったらアンドレじゃなくて、アランに近いような。そしてバスティーユで祖国の自由と平等に殉じるのはオスカルではなく、アンドレの方。公開当時唖然としたこのラストも、今ようやく納得がいきました。答えは、宮殿の厩でのＯＡの会話にあったのです。
「最近私を避けているな。…お前がいないと淋しい」
「だからなんだ？俺たちはここにいる。同じ空気を吸って、同じように孤独で、互いに淋しがっている」
「わかっている、でも私は…」
「おまえは？貴族だから上等な人間なのか？」
「上等じゃない。違うんだ」
「オスカル、どうして同じだと考えられない？」
「おまえが言っていることは非現実的だ」
「やればできるさ。アメリカには平等がある。誰でも自由に結婚できる」
「けれど、そのために多くの血が流された」
「この国が平等を得るためなら、俺だって喜んで命を捨てるさ」
「でもアンドレ、死んだらおしまいだ」
「死ぬことによって大きな意味をもつ人生もある」
「アンドレ、お前が死んだら私はどうしたらいい？」
「何があろうと、おまえは自分のするべきことをするだけさ。…きっと夢を見つける、おまえ自身の夢を」
そうして、アンドレは死ぬのです。彼女を残して。
「勇気を持て、今こそ勇気を持つときだ」と。
アンドレを探して雑踏に消える彼女の人生は、むしろこれから始まるのでしょう。
Lady Oscarは今こそ愛する人を失った哀しみを乗り越え、彼と引き換えに得たかけがえのない平等のもとで自分の道を見つけるのだ、というお話。…と、私は受け取りました。
実写版は、これでよかったんでしょうねえ。
原作通りの『正規軍を指揮して違和感のないオスカル』を演じられる人ってちょっといないような気が。写真だけならクールビューティーはいっぱいいるけど、動いたり喋ったりするとなるとねえ。赤ちゃんのときからオーディションして、男として育てないと無理かも（笑）
オスカルが可愛くてアンドレがかっこいい映画だったのでした。
なので、私はここに「実写版限定・アンドレ右翼宣言」をいたします（＾＾）
| 2002年11月11日(月) | 祝砲更新しました（サイド） |
Novelに『祝砲１０万発！』エピソード�機Ν供Ε侫．ぅ淵襦∈謄▲奪廚靴泙靴拭�ほんのりお色直しをしております。
ＢＥＴＨさま、遅ればせながら３０万ヒットおめでとうございました〜！！
そしてＯさま、生誕３０周年おめでとうっ（*＾＾*）
| 2002年11月10日(日) | 映画みました�А悒肇螢廛襭悄� |
ものすごいアクションシーンが見れる、ということで見にいきました『トリプルＸ』。確かにすごかったです、バイクとスノボのスタント。しかし映画としては…。
一言、「古い」。話の展開、科白、小道具すべてどっかで見たり聞いたりしたようなものばっかり。同じような設定（素人が工作員に仕立て上げられて敵地に潜入する）の『９デイズ』がひじょーに面白かっただけに、かなりムムム。
また両方とも舞台がプラハなんで、カメラマンのセンスの差が素人目にも歴然。『９デイズ』で見るとゼヒ！（鼻息）行ってみたくなるのですが、『トリプルＸ』に出てくるプラハの映像は「観光用資料？Ｈ○ＳのＣＭ？」とか思ってしまうくらいフツーでした。「○るんです」で連続ピンボケ写真撮る私にこのように思われるようでは、きっぱりダメです。観客を馬鹿にしてはいけません。もっとがんばりましょう（←先生ハンコ）
| 2002年11月09日(土) | 週末です（＾＾） |
やっと週末、今週は長かったっす〜４日間しかなかったのに。
空気が乾燥していますね、朝起きるとノドが痛い。風邪をひきそうでひかない、びみょ〜なところをウロウロしています。ミカン買ってこよっと。あと生姜も効きますよね。まだ試したことのない飲む風邪薬（○゛リスタンみたいなやつ）、あれはどうなんでしょうね？美味しいのかな（←味で決める）
ＭＴＶで復活マライア・キャリーのＰＶが流れていました。タイトルは『Through the Rain』。歌は上手いけど、なぜか心をうたれない（好きな方ごめんなさい）。顔のアップは相変わらず右側からしか撮影させていないのね、そんなワガママ言われたらカメラマンはやる気なくすと思うけどなあ。同じ顔ばっかで見てるほうも飽きます。せっかくの才能、もっと歌で勝負した方がカッコイイのになあ。なんか残念。
| 2002年11月02日(土) | ＴＶで映画みました『リング』 |
見ましたっていうか、見ちゃいました〜（＾＾；）
あー怖かったっと。前にも見たんですけどね、原作も読んだし。
ハリウッドリメイク版、好評みたいですね〜見に行っちゃうかも。
でも、やっぱり忘れられないのはいっちばん初めに見たＴＶドラマ版です。
高橋克典と原田芳雄が出てたやつ。途中から見たんですが、一番鮮明に憶えています。井戸のシーンとラストシーン。映画版より哀しくて美しかったなあ。
あれは映画館で見ちゃイケナイと思うんですよね〜。自分ちのＴＶで見るから怖いのだと思うんですが。
そう言えば、ここには書きそびれましたが『ロード・トゥ・パーディション』と『９デイズ』も見て来ました。両方とも面白かったです！特に後者は映画館でご覧になるのがオススメです。プラハ・ロケの部分が良いのです〜（＾＾）
