しあわせは「なりたい」とか「なろう」とか目指すものじゃない 「しあわせを感じる」ことが大切 ちょっとしたことで「あ、しあわせ♪」って思えることが しあわせを目指してしまったら そこにあるしあわせ達をきっと見逃してしまうから しあわせにしてればいい 「お布団あったかい♪しあわせ♪」 「お天気良いし、しあわせ♪」 「好きな人とこうして手をつないでる、しあわせ♪」 「美味しいゴハンしあわせ♪」 小さなしあわせ そこらじゅうにたくさんあるから
ｈａｐｐｙｄａｙ♪ 電波に乗って届いてくるたくさんのメッセージ その１つ１つが心に染みて 「あぁ、生まれてきて良かった」 そんな風に思える日 周りの全てに 感謝をしたい日 幸せで 間違いなく幸せで 日付が変わる前からお布団を掛けて座って本を読んでいた 日付が変わって ふと見上げた天井の色は白くて部屋の様子も何も変わらなくて 朝の１０時１０分 生まれた時間 いつもと変わらず会社にいて 何も 何も変わってはいないのだけど ２４歳になったからといって 何も変わりはしないし 何だというわけではないのだけど それでも なんとなく気持ちは新しい感じで 意識的に新しい気持ちになりたくて 何も変わらないけど 祝福してくれるみんなの言葉に幸せな気持ちをもらって いつもよりちょっと 幸せな日 自分の存在を感じられる日 誕生日の度に こんな風に大切な言葉達が増えていって ココロの中に タカラモノが増えていく 誕生日が楽しみ こんな風に歳を重ねていけるのってステキだと思う 笑いながら 楽しく過ごそう 気持ちも新たな日 *みんな、本当にありがとう*
紅茶を飲む前に お砂糖をティースプーンに乗せて、だんだんと崩れていくお砂糖を眺めたり ティースプーンでグルグルかき混ぜて、底で中心に集まるお砂糖を眺めたり 渦の中にミルクを流して、渦巻く様子を眺めたり 暗がりの中でゆらゆら揺れるロウソクの炎を眺めたり 風に流され形を変えながら流れていく雲を見上げたり ぶつかってはしぶきを上げる 川の流れを見つめたり 目の前にいる人の吸ってるタバコの煙を眺めていたり 湯船に浸かって、体で波を起こして 波に身を委ねてみたり 波に逆らって体にぶつかるお湯の圧力を楽しんでみたり 四角いタイルの床を継ぎ目を踏まないように歩いてみたり 規則正しく１マスおきに歩いてみたり 車のナンバーのゴロ合わせをしてみたり 切符の４桁の数字を計算して合計が１０になるように考えてみたり ささやかなたのしみ
美容院でのひととき ガラス張りでちょうど外が見える大きな窓 見下ろすとすぐそこにはちいさな公園 その向こうには和食屋さん 向こうの建物の中で お客さんや店員さんが動き 会話してる様子を眺めたり 公園のベンチに座る人を観察したり まったく知らない人達が 入れ替わり立ち替わり、、、 若いカップルが座ってて 楽しそうに会話をしている姿が微笑ましくて 今度は待ち合わせらしい女の子が１人座ってて ちょっとソワソワしてて 「デートかな？」なんて勝手に思ってみたり 気が付くと男の人が二人 それぞれ自分のペースで煙を吐き出す 知り合いかと思ったけど会話をしている様子もなく タバコを吸う動作にあまりにも共通点がなく「他人同士の吸い方」だった タバコの吸い方で、隣同士の人が知り合いかどうかが分かるものなんだ 公園の小さな二人掛けの椅子に大の男の人が二人 見知らぬ人同士なのに一緒にタバコを吸ってるって変な光景だった 二人は別々の出口から出ていきました さっきの１人が缶コーヒーを買って戻ってきた 暗くなって こっちから公園が見えなくなるまでその人はタバコを吹かしてた 街の中の 小さな公園 小さなベンチで 窓の外 それぞれの人 それぞれの想い |
