更新記録兼用日記。



 トモダチが来た。

2006年10月25日(水)

って書くと、浦沢さんの20世紀少年の「トモダチ」みたいで怖いですが、そうではなく、奈良京都の旅のためにMさん上洛。
芥プロデュース古都の旅という恐ろしい四日間のスタートです。
まずは初日は京都駅で待ち合わせ。二条城に行く予定だったのですが、なんか丁度銀閣寺行きのバスが来ていたので行き先変更銀閣寺へ。
銀閣寺への道すがらアイスを食べ、帰り道にせんべいを食べキュウリを食べ芋を食べ、哲学を何も哲学しないまま散策。
そして道に迷いタクシー捕まえて祇園へ。
祇園では大好きな最中屋でおみやげ買っていただいて、珍しくよーじやでお買い物して先斗町でご飯食べ。おいしかったよー。胃にも優しくておいしくって満腹。三条だか四条だかにあったあのおいしいお豆腐屋さんにもまた行きたいなー。
翌日は飛鳥自転車ツアー。博物館行って飛鳥寺行って、前に気になったけど買わなかった飛鳥の蘇を購入して、酒船石見て高額観覧料の亀石見て石舞台のおいしいご飯屋へ。うまい。
そのまま目指せ高松塚古墳!
地図を見つつ、迷いつつ、地元の方に教えてもらった道を行ったのですが、これがまたものすごい上り坂上級者コースで、体力ないのでゼイゼイ言ってました。
そしてようやく到着!
中には…入れませんでした……。
すんごい…テンション下がりましたよ…。
見せてよ! みーせーてー!
仕方がないので高松塚壁画館? だかに行ってたらっと見て、キトラは看板見て1.5キロなんだか11キロなんだか判別がつかなかったので諦めて帰りました。
この日は、お客様のMさんに手伝ってもらって夕食を作るという暴挙を。
Mさんの作るみそ汁のあまりのうまさに感動しました。
う、う、うーまーいー!(Mr.味っ子)
三日目は奈良市へ。
奈良公園と東大寺と、私の大好きな二月堂。正倉院も見てきました。正倉院展も見たかったのですが、どこの大手さんですか? という長い列に諦めて、行きにも買った焼き栗を帰り道にも買って、うんまい餅食べて帰りました。
四日目は、私法隆寺を見せようと思っていたのですが当然のように起きられずにだらっと起きてだらっと話して近くの駅までお送りしました。
こんなだらっと旅行で良かったのかしら、と思いつつ、でも私は楽しかった!
また京都観光でもする時は宿に使ってくだされー。
というか、Mさん滞在中に別の友人から電話かかってきて、いきなり泊めろと言われましたよ。京都と奈良を観光するから泊めろと。
いくらでも使うがいい。京都も奈良も微妙に遠い我が家だがな。


 HAWAII。

2006年10月20日(金)

そんなわけで行ってまいりましたハワイ。
金曜に昼から休んで実家に帰って、翌日土曜から五日間GOGOGO。
金曜の夜に帰って、その時点まで実はわたくし、一体何のオプションに申し込んだのか、何時に出発なのか、何島に滞在するのかさっぱり知りませんでした。
とりあえず、と買った雑誌を眺めつつ親に聞いて見ると、

オプションは何も申し込んでないし、日程表は持っているものの見てもいないどころか旅行会社からもらった袋を開けてもいない事が判明しまして。

えー!えー! と驚いて袋開けて日程確認して荷物にタグ付けたりしてました。
大まかに日程を決めて、式を挙げる教会の名前を確認したりとか、怠け者の私が考える羽目に。
なんかですね、いつも適当で人に頼る私がこんな予定決めたり確認したりの中核になってるって、やばいんじゃ? と嫌な予感がぎらぎらよぎってましたよ。
翌日はのんびり起きてのんびり支度して早めに出発。
セントレアまでは快速特急に乗れば早いのですが、なんか特急券勿体ないしあんまり時間かわんないしでのんびり急行で行きました。ごとごと。
そして無駄に車内で写真を撮り旅行気分を盛り上げようとする私と父。
電車の乗り換えが意外とスムーズにいってしまい、集合時間までだいぶん余ってしまったので、昼食取って荷物持ったままセントレア内をうろうろして、なんとか時間を潰してから航空券を受け取り荷物を預けている間に結構時間が経過してしまって、慌てて両替に行ってました(暇な時にいっとけよ)
ハワイまでは8時間。
買った本はあんまり読む気になれず、かといって眠れもせず、親と喋って映画見てだらだらしてました。
到着は早朝7時だったので、そこから連れて行かれたセンターで旅の予定を立てて予約して、ホテルのチェックインまでは時間があったので昼のクルーズに行きました。
レイを作ってはっぱで魚編んで、海からダイアモンドヘッド見て、昼に一旦ホテルに帰ってから夕方にもディナークルーズに行きました。
どんな船なんだろう…とわくわくしていたら、昼間乗ったのと同じ船でした……。
同じ船でも流石にフロアは違うフロアで、椅子も机もきちんとしたしっかりフルコースのディナーとダンスショーでした。真横で踊ってたお兄さんが腰の振りがすごくて男前で、ちょっとどぎまぎしました(笑)
二日目は丸一日ハワイ島観光。キラウェア火山を見たいがために申し込んだのですが、集合が朝の5時。
死ぬ思いをして起きて集合して、でもハワイ島行きの飛行機が7時20分からだというので、空港で1時間くらいだらだらしてました。
飛行時間が50分だというので、飛行機の中で少しでもいいから寝たいなぁ、と思っていたのですが、搭乗5分前に空港がぐらぐらっと揺れ出しました。
お、地震じゃーん、ともう眠いので反応薄だったのですが、周りの日本人はともかく、現地の方々はひゃぁひゃぁ悲鳴をあげてました。
そのまま何事もなかったかのようだったのですが、その2、3分後に空港内が真っ暗になってしまいました。
定刻にはなったものの、停電だという事で搭乗できず、ガイドさんと話していたらこんな地震初めて、とかこんな事起きた事ない、何故日本人は落ち着いているんだ、とか言うわけですよ。
やぁ、だって、地震って慣れてるし……。
しばらくそのままそこで待っていたのですが、1時間経過しても復旧はせず、ツアーは中止に。
えー!
まるっと一日予定が空いている日はこの日しかないのに!
火山みたいのに!
かーざーんんー!
と叫んでみても虚しく、なんと全島停電らしい。
ホテルにおくったげます、というガイドさんの言葉に、折角早起きしたのにぃ、ととぼとぼバスに乗り込む。
走り出せば、本当だ、信号すらついてないよ…。
ホテルに帰ったらエレベーターも動いてないので、階段で五階まで昇りましたとも。
良かったたかが五階で。前にいた新婚カップルみたいに、うっかり二十階とかじゃなくて良かった。
で、昼になれば復旧するだろうから、昼から何か他のツアーに行こうよ、とか話していたのですが、昼になっても復旧せず、三時になっても復旧せず、お土産もの屋もやってなければレストランもやっていない、エレベーターどころか非常階段の電気も切れちゃって真っ暗闇。自販機すら動いていない状態。
とりあえず、ロビーでサンドイッチを求める長い列に並んで、食糧確保に走りました。
電気はつかないものの、バスは動いていたのでショッピングセンターに行ってみたのですが、どこもかしこも締まってて、ABCストアに長蛇の列。
やる事もなかったので無駄にワイキキビーチに出て海を眺め、夜になったらたまたま父が持っていた懐中電灯の電池が切れかけてきたので、暇つぶしも兼ねて空いてる店を求めて街へ。
街灯はなんとかついているところもあったのですが、辿り着いたABCストアは真っ暗。盗まれる事を用心してか、少人数づつしか店内に入れてくれないうえに、懐中電灯もってないと店に入れてあげないよ、なんて言われる。
たまたまホテル備え付けの緊急用の懐中電灯を持っていたからいいものの、その懐中電灯こそを求めに来た人だったらどうするんだろう…。
なんとか電池はゲットできたものの、そんな心許ない明かりで何もすることもなく、かろうじて自家発電でついている廊下の明かりで本を読み始めたのが夜の十時半くらいだったのですが、

わー!!


いきなり窓の外から大歓声が響いてきたのですよ。
えっ何事、と寝ていた母も飛び起きてベランダに出ると、正面のホテル、電気が復旧してる!
それからベランダから見えるホテルがひとつづつ復旧していっったのですが、そのたびに大歓声。拍手に叫びに口笛。
近辺のホテルタワーは6棟あったのですが、最後に私達の滞在するホテルが着いた時には大歓声のお祭り騒ぎでしたよ。
火山を見られなかったのはがっかりでしたけど……これはこれでなかなか出来ない体験でした。
三日目は兄の結婚式だったのですが、昼からだったので午前中はぶらぶら買い物してから結婚式に参列。
ちょっとメルヘンチックな式だったから、お姉さんの要望なんだろうなぁ…と思いつつ参列終了。
上の兄も下の兄もお嫁さんはなかなか可愛くてスタイルがいいので、兄弟ともメンクイなんだな…と思いましたよ。
終わってからは真珠湾までミズーリ号見に行きました。あと潜水艦と博物館。
ミズーリすごいですね、沖縄戦に参加したのに、湾岸戦争にも出撃してる。降伏調印の場所と特攻機が突っ込んだ所ではなんだかしみじみしました。
夕方からは海を見て、ロミロミやって、遅めの夕食取ってだらだらしながら寝ました。
四日目はもう帰るだけ。ちょっとだけ買い物して、空港行って、父がやたらと気に入ったらしくDr.ペッパーを買い溜めする姿を眺めてました。
Dr.ペッパー、ひょっとしたらコカコーラより好きかもしれない。
セントレアに到着してからはひつまぶし食べて帰りました。
二日目に火山さえ見れたらすごく良かったのですが、なかなか楽しい旅でしたよ。両親と旅するのも久しぶりでしたしね。
あーでもやっぱり火山は見たかったなー…。誰かとよりも、両親と見たかったですよ。
まぁ、仕方ないですけど。
帰ってきたら結構地震のニュースをやっていたらしく、心配したよメールをいただきました。
火山ー。とかぶつぶつ言っていたのですが、話を聞いてニュースサイトを巡ったりすると、結構な被害だったようです。
折角の予定がつぶれて残念だったけど、無事だっただけありがたかったのかもしれません。へたしたら、噴火とかにもなってたかもしれないですしね。
ともかく、リフレッシュしましたよー。また両親と旅行行きたいよー。


 舞台「PRIVATE LIVES」。

2006年10月12日(木)

もう季節もすっかり秋です。今週の月曜のお出かけにはブーツをはきましたよ。
しばらく日記も書いていませんでした。
なんていうか…色々悩むところがあって生きるのに精一杯で余裕がなかったというか。
精一杯、感謝して生きていくぞーおー、という気持ちになりつつ、またどーんと胃が痛くなっていたりします。ぎゃふん。
そんな気分のまま、土曜からはハワイに旅立ちます。いってきまーす。
自分で行こうと思ったわけではなく兄の結婚式に行くだけなので、なんとなくいつもの旅のウキウキ気分は湧いてきません。
なんだろう、折角のハワイなんだからウキウキすりゃいいのに、それどころじゃない感じですよ。
この前うっかり、「私ってもう健康なんじゃ?」と勘違いして薬をしばらく服用しなかったら、ふざけんなよオメー、とばかりにガクッと体調を崩してからこっち、どうも気分が低空飛行です。
なんかもう何もかもやる気がおきない…。
そんなダラダラ気分のまま、先週の土曜は舞台を見に行きましたよ。
PRIVATE LIVES。
いつもと違いちんまりとした劇場で、観客もざっと見た感じでは200人程度でなんだかほのぼのとした観劇でした。
舞台をぐるっとお客さんが囲んでいるおかげで、俳優さんが背中を見せて喋る時が結構あるので、そんな時は声がよく聞き取れず、時々「?」となってましたが、まぁ楽しかったかな。
内容はなんか微妙でしたけど、雰囲気も良かったのでいいかな。
あーでも、劇中で何回も役者さん達がタバコを吸うシーンが出てきたのですが、時々煙がこっちに流れてくるのは勘弁でした。
でもああいう感じの少人数観劇っていいなー。少人数だから舞台もぐっと近いしね。

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芥 螢 [MAIL]

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