Monologue

2007年07月30日(月) ワクワクの実

ふと想い起こせば、約一ヶ月ちょっと前の6月9日に『朗読会』が終わって、すぐに『ダンスコンテスト』に参加する為の練習が始まってしまった所為で、
緊張の糸がぴんぴんに張りっ放しな状態が、
ずぅっとずぅっとずぅっと・・・続いていたのだが、
それも昨日、ようやく終わった。

『朗読』にしても、『ダンス』にしても、『演技』にしても、私は物凄く下手なので、本番の舞台に向けて稽古している間は、
己の至らなさと出来なさ加減を情けなく、哀しく想い、ひたすら反省し続けている為、
ほとんど『日記』が書けない心理状態に陥ってしまう。

何故ならば、この『日記』には『愚痴』と『人の悪口』だけは書かないと硬く決めているからだ。
「今日の稽古でも先週と同じ処を注意されてしまった。
アタシはやっぱり馬鹿だ。
どうしてこうもダメダメなんだろう(涙)」
・・・ なんて『日記』に書いていたら、
その文章を書いている内に、
どんどんどんどん気持ちが落ち込んで行ってしまい、
しまいには手首か頚動脈をスパッと切断したくなってしまうに違いない。
そんな訳で『日記』を書くのが、かなり滞ってしまったのだが、文頭にも書いた通り、
昨日本番が無事終了したので、またぼちぼち書き始め様と想う。

また知り合いの方の『日記』を拝読するのも、随分滞ってしまっているので、読ませて頂きに行かねば。

秋にも舞台が有る(らしい)のだが、
その稽古が始まる迄の間は腑抜けに・・・ぢゃなかった、少しゆったりした気持ちで日々を過ごそう。

そう云えば、ある方から、ずっとお借りしたままになっている『ワン・ピース』のコミックス、
今の内に読んで早く持主の方にお返ししなければ。

『ワン・ピース』は46冊も有るので、どんなに頑張って読み進んでも、なかなか読み終えられない。
まるで本番に向けて稽古してもしてもしても、ちっとも減らない自分自身の課題の様に部屋の片隅で山積みになっている。
自分自身に課せられた課題も『ワン・ピース』を読むみたいにワクワク心楽しくクリアして行けたら良いのにな。



2007年07月21日(土) アジワウ

今日は休日なので、自宅でパンを作る。

BGM代わりに、昨夜『朗読教室』でお借りした『人でなしの恋』(江戸川乱歩著)の朗読CDを聴いていたのだが、
これがトテモ、トテモ、耳に心地良い。

自分の大好きな作品を耳で味わうと云うのがこんなに気持ち良いだなんて・・・。
それに瞳だけで読んでいた時とは違う文章の魅力に新たに気付かされる。
最近、あまり本を読む時間が作れないのだが、
久し振りに読書を満喫した気分になった。

いつか私も江戸川乱歩や夢野久作等の陰惨で美しい文章を音読して、こんな風に素敵な『朗読CD』を作成してみたい。
(それには、もっと上手くならねばならぬ)

夜は、いつもダンス教室でお世話になっているS田君のダンス公演を観覧する。

残念ながら、作品全体に掴み処が無く、
『秩序』は有るが『規則』は存在せず、
ダンサーそれぞれが個々に違う文章をバラバラに読んでいる様な印象を受けてしまった。

だが、S田君のロダンの彫刻の如く鍛え上げられた肉体が、しなやかに動くのを瞳で味わうのは快感だった。



2007年07月06日(金) ドゥドゥ

せっかく発見した自主稽古場所が早くも使えなくなってしまった(涙)

会社の昼休みに稽古していたら、突然警備員さんがやって来て嗜められてしまった。

だが、某ビルの裏手で、しかも階段の陰になっている、人気の無い場所なのに、何故すぐ見付かってしまったのだろうか?と首を傾げていたら、
そんな私の心を見透かしたかの様に、警備員さんが言った。

「あの・・・あなたがやってる事、全部監視カメラに映っちゃってるんですよ」

つまり、鏡がわりにしているガラス扉に向かって『正拳突き』やら『前蹴り』やら『回し蹴り』やら『側踏蹴り』やら激しいダンスの振付やらを恥ずかし気も無く練習していた姿は、バッチリ目撃されていた訳である。

残念ながらすごすごとその場を立ち去る。

それにしても練習場所を探すのは本当に大変だ。
いっそ開き直って堂々と公園で稽古しようかな?


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