Monologue

2005年06月30日(木) R氏考

「ななかさん(仮名)て、そう云うの好きそうだよね」と、
江戸川乱歩の本を読んでいたら知り合いのS君に言われた。

だが実は自分はそれほど沢山江戸川乱歩の著書を読んでいる訳では無い。

映画やドラマ、漫画化された作品等を観て筋書きを判った様な気になっていただけで、
実際に本で読んだ作品は案外少ない。

読んだ作品で印象に残っているのは文章が美しい『火星の運河』や何となく好きな『蟲』
そして読みながら吃驚した『孤島の鬼』
何故吃驚したかと云うと同性愛の話だったから、である。

本筋は猟奇殺人事件なのだが、主人公の蓑浦金之助に恋する道雄と云う男性の言動が
かなり大変な事になっていた。

何しろ!

主人公の手を握って「熱い手だね」と耳元で囁いちゃったり、
生死の境目の危機的状況に陥ってる時に「僕の愛を受けて」とか言いながら文字通り
『想いを遂げよう』としちゃったり・・・・・・

当時高校生だった私は読みながら吃驚仰天!七転八倒!!してしまった。

その後、何かの本で“乱歩は愛妻家ではあったが、
若い頃に志を同じくした青年達との心の交流を生涯最高の思い出にしていた”と云う文章を
読んで胸がドキドキしてしまった。

また横溝正史氏の『鬼火』と云う作品で主人公が犯人をかばった理由を告白するシーンで「それは私(と云っても男です)が彼(もちろん男です)を心から愛していたからです!」と
言い放った時には、やはり七転八倒してしまった。

ちょうどその頃流行り出した『ボーイズ・ラブ』と呼称される男の子同士の恋愛を題材にした
小説等よりも
私は乱歩や三島由紀夫らの純文学小説に描かれた『禁断の恋』の方が
リアルに感じられて心惹かれた。

・・・・・・・しまった、別にホモの話をするつもりじゃなかったのに、つい熱く語ってしまった(^^;)

ともかく乱歩の小説はどれも読み易く面白い。
ストーリーを知っているつもりで読んでいなかった本もこれからどんどん読んでみようと思っている。

それにしても私は「江戸川乱歩が好きそうな人」に見えるのか。

どちらかと云うとハマっていたのは夢野久作や京極夏彦なのだが・・・・・・
(↑傍から見たら同種の作家ですよ)

宮部みゆきさんとかも好きなんだけどなぁ。



2005年06月27日(月) 少年愛の美学

……と云う人形展を観に渋谷の『マリアの心臓』へ行く。

人形屋佐吉さんが所蔵していらっしゃる人形の中から選りすぐりの美少年達を展示してあるそうなのだが、大正から明治に造られた昔の人形が大半で、私好みの今時の美少年が少なかったのがチョット残念。

(タイトルだけで過剰に期待し過ぎてしまったかもしれない)

美少年達も素敵だったが、常設展示されている恋月姫さんの人形の内、可憐な美少女達の方に見入ってしまった。

恋月姫さんの人形は本当に綺麗なのだが、あまりにも価格が高くて到底手が出ない。
いつかお金持ちになったら是非お迎えしたいなぁ……と夢見るワタクシ。









2005年06月26日(日) たまには辛口

ある人気舞台公演のチケットを取る為に朝5時に起きてチケット・ぴあに並んだ時の事……

私は正規の場所にきちんと並んだだけなのに私より早く来ていた(と言い張る)体格の良い女性が本来の場所とは違う処に並んでいたのにも関わらず「後から来た癖に割り込みやがって!」と突然怒鳴り付けて来たではないか!

さすがにカチン!と来てしまったが、なるべく冷静になる様に努めて対処した処、彼女は『チケット・ぴあ』に並ぶのは初めてなので正しい場所が判らなかったのだと言う。

でも、それならそれでもう少し言い方が有るのではないかしら?

私よりずっと年上でお子さんもいらっしゃるそうなのに……

聞けば、ご自身のでは無くお子さんのチケットの為にならんでいるのだそうで、当のお嬢さんは生理痛で寝てらっしゃるのだそうだ。

それを聞いて私は内心ヒソカに腹立たしく感じてしまった。

自分の分は勿論、知人のチケットの分も含めて取る為に何時間も何時間も何時間も……(以下略)徹夜して並んだり、なかなか繋がらない電話を何時間も何時間も何時間も……(以下略)掛けたりした事は数え切れないが、誰かにそれを代わって貰えた事など滅多に無い(涙)

人気公演のチケットを取るのは本当に大変だ。

自分も含めて並んでいる人達は「絶対にチケットを取りたいのッ!」と必死なので、なるべくトラブルを起こさない様に気を付けたり前後並んでいる人にもちゃんと気を使ったりするのだが、ごくたま〜に今朝の様な事態になってしまったりする。

たとえトラブルが無くても長い時間並んだり、電話を掛け続けたりする作業は本当に大変だ。

苦心惨憺の末「何とかチケットが取れたよ」と知人にメールしながら、
(今頃、彼女は柔らかいお布団でぐっすり寝てるんだろうな)と一人切なくなったりする事も有る。

でもだからこそチケットを取れた時の喜びは何にも変え難い。

一応前の場所は譲って差し上げたが、
自分のチケットを学校や仕事や重態で動けない等、やむを得ない事情ならともかく、たかが生理痛で
(生理痛の重い方、ご不快に感じられたら申し訳ありません)
親に取らせたりする非常識な娘の親御さんはやっぱりこの程度の人間なんだ、と大変失礼ながら思ってしまった。

(自分の事を棚上げして書いてしまって申し訳ありません)



2005年06月25日(土) あまりに暑いので

  ウチの犬もへたれてます。



2005年06月23日(木) 図書館へ行こう

会社の昼休みに一人電車に乗って『田町』に行く。

高く聳えるビルディングやおしゃれなショッピングモールを素通りして迷わず向かう先は・・・・・・・『三田図書館』

先日どっさり借りた本を返して、予約して取り寄せた本を借りて、来た時同様に高く聳えるビルディングやおしゃれなショッピングモールを素通りして、さっさと帰る。

何故なら、昼休みが僅か45分しか無いからだ(涙)

我ながら華の無い昼休みだなぁと苦笑しつつも、結構楽しい♪

今は『盲獣』(江戸川乱歩著)を読んでいる。
挿絵に惹かれて一緒に借りた某コバルト文庫は予想外につまらなかったので飛ばし読み程度で早々に返してしまったが、乱歩の本は面白い。
またこの本には当時の挿絵や雑誌連載時の次号予告が載っているので本編以外の楽しさも有る。

“今回は具合が悪かったのでこれだけしか書けませんでした、来月頑張ります”と云う乱歩氏のコメントには笑ってしまった。

他に『ルネ・ラリック』の写真集も衝動借りした。
あまりの美しさに癒しされる、今度買おうかしら?

そんな事をしている間に予約しておいた宮部みゆきさんの本が貸し出し可能になったとお知らせメールが来た。

そしてまた会社帰りに図書館に寄るワタクシでありました。
(華が無い生活だなぁ)



2005年06月21日(火) P+

某旅行代理店の方の話に依ると来年のワールド・カップのチケットの価格は現在10万円だそうだ。
しかも抽選制なので仮に10万円出せたとしても必ずしもチケットが手に入るとは限らないとの事。
既に一年前で10万円なのだから、本番の頃には果たして幾らになってしまうのだろうか?
いや、その時にはお金だけでは手に入らないだろう。
そもそも最初からチケットの8割がスポンサーやマスコミ関係者達の手に優先的に渡ってしまい、たった2割しか一般販売されなかったという事自体絶対間違ってると思う。

皆のお祭りなのに・・・
サッカーFANでは無いけど無性に腹立たしいワタクシ(怒)



2005年06月20日(月) 文庫化を待ちながら

宮部みゆきさんの新刊『孤宿の人』が読みたくて読みたくて読みたくて堪らない!

“悲しいお話だけれど悲しいお話にしたくなくて書きました”と云う宮部さんご自身のコメントにもかなり心惹かれる。

文庫だったら即購入してしまいたい処なのだが、残念ながらハード・カバーで上下巻。


ここ近年宮部みゆきさんの著書は文庫化されるのがとっっっっても遅い!!と思う。

待ち切れずにハード・カバー版を即買いしていた時期も有ったのだが、最近はなるべく大きな本を増やさない様にしているので辛抱強く文庫化を熱望しているのだが、なかなか発売されない。

『孤宿の人』はまだ近くの図書館に入っていなかったが、入荷しても当分借りられないだろう。
ちょっとピークを過ぎた頃で無いと図書館で借りるのも大変なのだ。

・・・・・・・なので『ドリーム・バスター』等のジョブナイルを図書館で借りる事にした。

図書館で待たずに借りられる様になったのだから、そろそろ文庫化して欲しいなぁ(涙)








2005年06月17日(金) 一夜漬けならぬ

最近歌を習い始めた。

実は以前から勉強したかったのだが歌やボイス・トレーニングはマンツーマンレッスンが多く
(もちろんその方が良いのだが)
基本的にレッスン料が高いので行きそびれていたのだが、
先日の舞台の打ち上げで皆が上手に歌っているのを聴いたり
(役者さんは皆、本当に歌が上手い!あ、自分は下手ですが(^_^;))
インターネットで良さそうな先生を見付けられたので、思い切って始めてみる事にした。

レッスンは1時間、内容は顔の筋肉のストレッチやブレス等、
発声練習の後に自分の好きな歌を歌う・・・のだが!
……自分は譜面が読めない〜(涙)

子供の頃にピアノを習っていたのでかろうじて音階が判る程度、
しかも選んだ曲が歌い出しの頭に休符が付いていたり、小節の途中から始まったり・・・
先生曰く「かなり譜割が難しい曲」なのだそうだ。
知らないというのは怖しい……

結局、前回のレッスンでは先生のピアノに合わせて歌う事が出来なかった。

(ちゃんとピアノ続けていれば良かったなぁ)と今更後悔しても手遅れ。

「譜面を見ながらCDで歌を聴いて自主練習してらっしゃい」と先生に言われたにも関わらず、日々の忙しさに追われてなかなか譜面と曲を聴く時間を持てず、
ふと気付けば今日はレッスンの日。

ヤバイ!ヤバイ!と慌てて曲をテープ(MDじゃないのだ)にダビングして、
会社の昼休みに屋上で譜面と合わながら歌を聴きリズムなんかを取ってみる。
全くやらないよりはマシな程度の練習をしてドキドキしながらレッスンに行ったのだが、
結局その歌は難し過ぎるので代りに『大きな古時計』を練習する事になった。

屋上での『一夜漬け』ならぬ『一昼漬け』は無駄になってしまったが、
基本的に童謡は歌い易く作られているそうだし、何より良く知っている歌なので、
かなり声が出せる様になった。

また頑張ろう♪



2005年06月14日(火) レオリオの『誰がこまどり殺したの?』日記 2

「それではこちらでお待ち下さい、
 ただいま国王陛下を呼んで参りますので……」

そう言いながらメガネを掛けた係の男は丁寧にぺこりと頭を下げてドアの外へ出て行った。

この国の王宮で働く国王の側近たちは全員同じ制服を着用しているだけでなく
全員同じメガネを掛けている上、
髪型までも同じオール・バックにし頭の後ろで一点に集中する様にきちんとまとめている。
金髪の側近が多い所為か、何だか『タマネギ』みてェな髪型だ。

お陰でどいつもこいつも全く見分けが付かなくて困っちまう。

それにしても、まさか本当にオレが名前を言うだけで
王宮の奥の謁見の間までこんなに簡単に入れちまうなんて、
やっぱりクラピカがこの国の国王陛下の影武者をやってるってのは本当らしい……



“なぁ、もし良かったらこの国に遊びに来ないか?
 せっかくだから『恋人』のお前の顔も見てみたいしな…”と、先日の電話でクラピカは言った。

「見てみたいって、こないだ会った時とあんまし変わってねェけど……」

“ひ、久し振りに見たい、と云う意味だ、美少年の繊細な心理が判らないのか?”

「美少年の繊細な心理の意味は良く判んねェけどよ、久し振りにお前ェに会えるんだろ?」

嬉しさの余り、ついオレの口調は弾む。

「で、どうすりゃお前に会えるんだよ?」

“何、簡単な事だ。
 お前が王宮の門番に名前を言って、国王陛下にお目通り願いたいと申し出れば良い”

「え?それだけで良いのかよ?」

“ああ……但し私の名前は絶対に出すなよ!

何しろ私が国王陛下の影武者を務めているのは一握りのVIPしか知らない
最重要機密なのだからな、

じゃ楽しみにしてるぞ、オレオレvv”


ったく、アイツは本当に冗談がキツくなっちまった様だ。

一体誰の影響だ?今の雇い主か?……なんて事を考えていると、


「オレオレ?」

紫色のビロードのカーテンの向こう側から澄んだ声がオレ(?)を呼んだ。

数ヶ月振りに聴く、愛しい『恋人』の声に“ドクン!”と心臓が大きな音を立てる。

「ク、クラピカ?」

「久し振りだな、元気だったか?」

「ああ、お前ェこそ……

 国王陛下の影武者だなんて仕事、危ねェんじゃねェのか?」

「……優しいのだな、お前は」

妙にはにかんだ様な彼の口調に“ドクン……”と、また心臓が弾ね上がる。

照れ隠しに“ボリボリ……”と床屋で刈り立ての髪を軽く掻きながら、

「なぁクラピカ、
 そんなカーテンの裏なんかにいねェで、こっち来いよ」

「そ、それは……その…」

だがクラピカはゴニョゴニョと言い難そうに口篭もってしまった。

「あ!もしかして、この部屋、あのタマネギ連中に監視されてんのか?」

キョロキョロと周囲を見廻してみたが、特に監視カメラらしき物は見当たらない。

「いや、それは無い。

 安心しろ、ちゃんと人払いをしてあるから……」

“ドクン……”と、また心臓の音がデカくなる。


『人払い』って事は、つまり……
今、この部屋はオレとお前の二人だけ?

“ドクン、ドクン、ドクン……”と、心臓が一際速く打ち始める。

ダメだ!もう我慢出来ねェ!!

「クラピカ!」

オレは脱兎のごとく駆け出すと、紫色のカーテンをバッと勢い良く捲り上げた……すると、

「ぎゃぁぁぁぁッ!な、な、な、何だ!こ、この化け物はッ!」

何と!瞳の前に居たのはクラピカとは似ても似つかない
約2・5頭身のブタまんじゅうを思わせるこの世の物とは思えねェ化け物だった。


「逢いたかった〜!!もう私を離さないでくれ〜!!」

そう言いながらオレにガバッと抱きついて来やがった化け物の“ムニュッ!”と云う
何とも形容し難いイヤな感触。

「は、離せ!離しやがれっ!オレはブタまんじゅうといちゃつく趣味は無ェッ!!」

「つれないではないか?オレオレvv久し振りに会った『恋人』に対してvv」

クラピカそっくりの声で囁きながら、
オレの腹にふくよかな頬をギュウッ!ギュウゥゥッ!と押し付けて来る……


「レ…レオリオ!?」

不意に背後から掛けられた澄んだ声にオレはハッと振り返る……と、

瞳の前に、まぎれもないオレの『恋人』・……
クラピカが山積みになった書類を両手一杯に抱えたまま呆然と立ち尽くしているじゃねェか!

「ク、クラピカ!」

「どうしたのだ?レオリオ、

 そんなヘチャムクレのブタまんじゅうと抱き合ったりして……」



2005年06月13日(月) レオリオの『誰がこまどり殺したの?』日記 1

「よぉ!クラピカ!オレだ、オレオレ!」・・・・・・と言った途端、

“何だ?オレオレ詐欺になんか用は無いぞ!”と、
受話器の向こう側から冷たい答えが返って来たのでオレは慌てて名前を叫んだ。

「おいバカ!切んな!切んな!オレだ!レオリオだッ!
 お前の愛しい 『恋人』じゃねェかよ!」

“『恋人』だと?お前が?……私の?”

相変わらずつれない『恋人』(の筈なんだがなァ・・・)の
あまりにも素っ気無い態度にオレはガックリと肩を落とした。

“そうか、お前は私の『恋人』だったのか……”

「何だ?そのまるで“生まれて初めてオレが『恋人』だってのを知りました”みてェな
他人行儀な口調は……

せっかくお前ェが寂しがってるんじゃねェかと思って久し振りに電話したってのに・・・・・・」

なんて、な……
寂しがってんのはオレの方なんだけどよ(涙)

「処で、お前ェ最近何やってんだ?相変わらず仕事か?」

“ああ……実は今、仕事でさる王国に来ているのだ”

「さる王国?」

“猿の王国では無いぞ”

「バーカ!それ位判るに決まってるじゃねェか!」

“・・・・・・・冗談だ”

澄んだ声がさらりと答える。

「全く、しばらく会わねェ間に冗談がキツくなったんじゃねェの?」

オレはフゥと重い溜息を吐く。

「で、その『猿の王国』で何の仕事してんだ?」

“ああ、実は国王陛下直々の依頼でな、彼の影武者を務めているのだ、

 何しろ国王陛下は私ソックリの美少年なのだよ♪”


こ、国王の身代わりだとォ?

それってかなり危険な仕事じゃねェのか?!



2005年06月11日(土) 深夜も眠れない?

深夜にテレビを点けたら『ギャラリー・フェイク』を放映していた。

(そう云えばアニメになったんだっけ?)と何気無く観ていたのだが、絵が物凄く綺麗で吃驚してしまった。
もう!本当に綺麗!綺麗!!

こんな深夜に放映されているのが勿体無い位な作画レベルの高さ、である。

『二人のスピカ』と云う作品も面白いらしいし、深夜とは云えおちおち寝ている場合では無い様だ。

そう云えば『リングにかけろ』の続編ってまだ作られないのかしら?早く観たい♪

あと『パタリロ西遊記』もアニメになったそうだが、
残念ながら現在『キッズチャンネルのみでしか放映されないそうだ。

これも出来れば深夜に放映して頂けないだろうか?

それともやっぱりウチもそろそろ『スカパー』を入れるべきなのだろうか?



2005年06月10日(金) 猟奇歌

久し振りに武内直子さんのHPを覗いてみたら、
『直子姫のおへや』のコーナーにこんな記事が書かれていた。

“今、ウチに絵本が500冊位有る(中略)子供が幼児の時からインドアな私達は絵本ばかり読み聞かせている。
(中略)最近ダーリン(冨樫義博先生の事)絵本じゃないけど江戸川乱歩の少年探偵シリーズ全26冊を買って来た。
黒いカバー、おどろな絵、おばけやゆうれいが大好きな子供は(これはダーリンが小泉八雲とか山程読み聴かせた所為)手に取り「どんな話なの?」とワクワク顔”

そんな訳で毎晩『江戸川乱歩』を読み聴かせていらっしゃるそうである、が!

……そ、それって『トラウマ』にならないんスか?

そう云えば先日図書館で江戸川乱歩の『盲獣』を立ち読みして、
あまりの猟奇さにウキウキ♪(ハッ!)
久々に慄いてしまったのだが、まさか『盲獣』とか『蟲』とか『芋虫』等のかなり猟奇な作品も読み聴かせていらっしゃるのだろうか?

『少年探偵シリーズ』も子供に読み聴かせるにはチョット怖い話だと思うし……
・……と言いつつ私も小学生の頃はムチャクチャハマっていた。
図書館の片隅でドキドキしながら読んだ覚えがある。

そうだ!江戸川乱歩と云えば!!

ま・さ・か『孤島の鬼』なんかも読み聴かせていたりなさっているのだろうか?
あれは……あれは……マズい(汗)
ま、まさに親に隠れてコソコソ読んだ方が良いのではないだろうか?
(もしご存知無い方は読んでみて下さいませv)

そう云えば自分も学校の図書館でコソコソ読んでたなぁ……
『真夜中の天使』(栗本薫著)とか。



2005年06月09日(木) 財布がぱんぱん

・・・・と云ってもお金ででは無い(涙)

だらしない性格なので必要以上のお金はなるべく財布に入れない様にしている。

最近は『キャッシュカード』で買い物出来る店舗も多いし、
『suica』にチャージしておけば、『キオスク』等で買い物出来るので、いざと云う時にもあまり困らない。
(でも『suica』を『VISA』には絶対しない!“どんどん使ってお金が無くなったらクレ
ジットでノーマネー・チャージ”なんて、要するに『借金』ではないか!そんな機能が付
いたカードを持つ事を想像しただけでも怖い。
そんな性格なので『クレジットカード』は一枚も持っていない。
・・・なのに私の財布は『カード』でパンパンに膨らんでいる。
『パスネット』『バスカード』やダンスのレッスンチケット等も僅かに混在
してはいるが、その大半は『ポイントカード』である。
あまり行かない店のカードはなるべく財布から取り出している筈なのにふと気付
くと溜まってしまっている。
『薬局』『化粧品』『デパート』『TSU●AYA』『家電量販店』は勿論だが何と『映画館』にまでポイントカードが有る。
確かに同じ価格で買い物をするならばポイントが付いた方がお得だから、なるべくカードが有る店舗へ足を運ぶ様になる訳で、まんまと戦略に乗せられてしまっている。
別にポイントが付くのが嫌なのでは無い(むしろ嬉しい小市民)が、このカードの多さは何とかならないだろうか?
・・・・・・と悩んでいる矢先にまた某書店の『ポイント・カード』を作成してしまった。
値段に関わらず雑誌でもコミックでも書籍でも1冊に付き3ポイント付き、100ポイントで300円キャッシュバックされる。
ポイントは2年間有効だそうだが、2年間で34冊本を買うか?と問われれば、間違いなく買うであろう自分には有った方が良いカードである。
(本にポイント付けてくれる店って少ないし)

そう云えば自分は、つい本を衝動買いしてしまう傾向が有る。
うっかり本を買って帰れば、
「また本を増やして!」と母に怒られる今日この頃・・・・・。

これではイカン!と最近はなるべく図書館で借りる様にしている。
お陰で大分衝動買いをしなくなったし、読みたい本が比較的早く読めるので嬉しい。
(ベストセラーは除く)

だが現在自分が登録しているS区の図書館に所蔵の無い本が有り、
どうしても読みたくてネットで調べてみたら、会社帰りに寄れるM区の図書館に幾つか所蔵が有る事が判明したので、早速登録しに行って来たのだが・・・・・・
またカードを1枚増やしてしまった(涙)

こう云うカードだけでも23区で1枚にならないのかなぁ?



2005年06月06日(月) Be Cool

6月1日の衣替えと共に、『クールビズ』(地球温暖化防止を目的にした夏の軽装化の愛称)が始まり、話題になっている。
普段スーツ着用のサラリーマンの方が、
「まるで裸でいるみたいに涼しいです」と快適そうにニュース番組でコメントしていた。まずネクタイを外すだけでも体感温度が2度も下がるそうだし、半袖のシャツは見た目にも涼しそうな印象だ。
これでオフィス内や電車の中の冷房の設定温度が高くなってくれれば良いなぁ・・・・・・
以前の会社でクーラーの冷たい風を長時間当てられ続けてしまった所為で身体を壊してしまった私はここ2〜3年、真夏でも半袖を着られない身体になってしまった。
今年の夏こそは半袖を着たまま仕事がしたい!と冷房病に悩みつつ切実に願う。

だが反面、半袖&ノーネクタイ姿で答弁する小泉首相始め各官僚の方々の姿は、
まるで『日曜日のお父さん』みたいで緊張感が無いなぁとも思ってしまう。
“服装や見た目よりも中身”だとは思うのだが、やはり外見や衣装と云う物は身に纏う人物のキャラクターや状況を強烈にインフォメーションする力が有るのだ。

あ!そうだ!
長袖のシャツ、ネクタイ、スーツの素材を『メッシュ』にしてみたら、どうだろうか?
体感温度は下げつつも見た目の緊張感は保ち続ける事が出来るかもしれない?
・・・・・・・・と一瞬考えたが、『メッシュ』を着てるオジサン達の姿は別の意味で暑苦しく感じられてしまいそうなので即、却下。

ジャニー●系の若くて綺麗な男の子やクラピカならば見た目も楽しそうだが(←もしもし?)



2005年06月04日(土) おのぼりさん 銀ぶらする

いつも健康の為に『新橋』から『有楽町』迄は徒歩で帰っている。
普段は『日比谷口』から地味な道を(後半は『アマンド』等が有ってにぎやかですが)
テクテク帰るのだが、ちょっと気分を変えたかったのと、あるお店に行きたかったので『銀座口』から帰ってみる事にしたのだが、
出口が反対なだけでこうも街の雰囲気がガラリと変わってしまうのかと吃驚してしまった。
おのぼりさんだなぁ)

(続く)



2005年06月03日(金) 神田でゴハン

親愛なるとおのさん(^^)とご一緒に毎度おなじみ神田の『刀削麺荘』へ行く。
長い事お借りしていた御本を先日紛失してしまった事を詫びて新しく購入した物をお返しした処、彼女はちいとも怒らず、
「あの『日記』で書いていたのは私の本の事だったんですね」とニコニコ許して下さった。
とおのさん(^^)が優しい方で良かった……とホッと胸を撫で下ろすワタクシ。

おなじみ『麻辣刀削麺』の他に『西安のもち米シューマイ』『ピリカラ西安の揚げギョーザ』を注文する。
『刀削麺』は一人でも食べに行くのだが、
『点心』などのサイドメニューは複数で行った時でないと頼む機会が少ないので、
両方とも初めて食べたのだが、とても美味しかった。

長い事お借りしていた(しかも一度紛失してしまった)御本『空色勾玉』(荻原規子著)と一緒に、
去年この作品がミュージカル化された際に作られた音楽のCDもお借りしていたのだが、
このCD『空ノ色』が物凄く良かったので、
最近は毎日毎日毎日・……繰り返し聴いていた事や、
音楽を担当した『ZABADAK』の話等で盛り上がる。
盛り上がりの頂点は『レオクラ』の話だったのだが、
「クラピカが男の子だとしたら、普段トイレはどうしているのでしょうか?」と云うとおのさん(^^)からの質問に即答出来なかったワタクシ(涙)
“クラピカはトイレになんか行きません!”と夢見ていた訳では無い筈なのだが・・・・・・
(あの後、最初のマントは90度回転させて脇の部分から用を足す、二番目のチャイナ服(?)は前ボタンを下から幾つか外せばOK!最も難物であるスカートは生地の合わせ目にファスナーが付いていて上の部分がペロンと捲れる様になっているのでは?と考えてみました)
そして何故か、そのまま二人の下着の話になってしまう。
頑張って口説き落としたレオリオがイイ感じで事に及ぼうとしてクラピカの服を脱がせた処

グン○のブリーフ(ドラゴン・ボール等のプリント付)等を履いていた為、すっかり意気消沈してしまい、
「お前も大人なんだから『MICHIKO・LONDON』とか履けよ!」と黒のTバックとか黒のTフロントとかシースルーとか洒落にならない『勝負パンツ』を手渡し、
「そうか、私も大人なのだから・・・・・・・」と、すっかり信用してしまう・・・・・・等、
とても楽しい話をさせて頂いた。

とおのさん(^^)は私との待ち合わせ迄に空いた時間に美味しそうなラーメン屋さんを数軒チェックなさっていたので、今度はラーメンを食べに行きましょうね、と約束する。

『神田』には5年間も勤めていた所為か、会社を替わった今でもつい足が向いてしまう。

『刀削麺荘』はもちろんだが歯医者に掛かったり化粧品を買う時にも『神田』に行く。

理由は『神田店』の『刀削麺』の削り方具合が一番好きだったり、Y先生より腕の良い歯医者さんを探すのが面倒臭かったり、現在の会社の近くの店舗より『神田店』の美容部員さんの方が感じが良かったり……と云った処なのだが、やはり何か縁が有るのだろうか?



2005年06月02日(木) つりばか日記

殺陣の稽古に行く時は木刀を持って会社に行く。

黒く細長い袋を肩に背負っていると、
「それは何?『竹刀』ですか?」と周囲の方に尋かれる事がとても多いのだが、
昨日、帰り際にMさんは私の姿を見てこう言った。


「ななかさん(仮名)・・・・・・これから夜釣り?」



2005年06月01日(水) あたりまえだの・・・

『あたり前田のクラッカー』のスポンサーである『前○製菓』と藤田まこ○氏との契約は現在でも続いているそうで、月に数万円振り込まれているそうです。

(昨日の『日記』の照れ隠し(^^;))


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