“風の日には風の中を
雨の日には雨の中を ”
WORD BY Mitsuo Aida
私はあとどの位、どしゃぶりの中を歩かなければならないのだろう?
『いいことは おかげさま
わるいことは みからでたさび』
Word by Mitsuo Aida
私の全身には錆がみっしり詰まっておりました様です(涙)
全ての悪い事は自業自得……
ご贔屓劇団『ク・ナウカ』の若手公演『友達』を観劇。
正直な処、 『ク・ナウカ』は看板女優の美加里さんが出ていない時は観ても面白くないと 勝手に思い込んでいたのだが、 今回は脚本が私の大好きな安部公房さんなので足を運ぶ事にした。
既に戯曲集で内容を知っている所為か、 不条理なラストシーンに対して気持ちが入り込めず、何となく物足りなさを感じてしまったが、 沢山訓練を積んでいる役者さん達の身体表現や発声は見事で、 小さいアトリエでの公演だったが、とても見応えが有り、大変興味深く拝見させて頂いた。
帰宅後『友達』を始め、安部公房さんの戯曲を読み漁る。
本当は戯曲より小説の文章の方が好きなので、 時間を作って読み返したいと思っているワタクシ。
最近、あまりにも哀しくて辛い事が立て続けに起こる。
立て続け……と言っても些細な事が連続するのでは無くて、 数年に一度,有るか無いかの災いが、ドン!ドン!ドン!と巨石の如く頭の上に落ちて来る来る……
お陰で身も心もズタズタである。
やっぱり今年も厄年なのだろうか? (でも今年の状況に比べたら去年はまだマシだった様な気がする)
不安を抱えながら、仕事帰りに駅前の喫茶店『M』に寄った。
この『M』には占い師の方がいらっしゃるそうなのだ。
鑑定料も1件2000円からと格安だし、この機会に鑑定して頂く事にした。
今日、鑑定して下さったのは50歳位の女性占い師の方。
案内された喫茶店の一番奥の席に座って話を聴いて頂く。
4月に可愛がっていた犬が死んでしまった事、大好きな作家さんが亡くなった事、 周囲の人達と上手く行かなくなってしまった事、 長く続けた仕事を突然辞めなければならなくなってしまった事等を泣きながら話すと、
「厄年……では無いけれど、 あまりにも沢山の事が立て続けに起こり過ぎて心が疲れちゃったのね」
そう言うと占い師の方は私の両掌にふくよかな両掌を乗せて静かに瞳を閉じた。
「今から『気』を入れますから……」
『気』とか『宗教』等に対して、 普段の自分は『胡散臭い』と云う先入観を抱いてしまうのだが、 あまりにも自分の心が疲弊していた所為か、彼女の『気』が本物だったのか、 不思議な事にみるみる両掌が温かくなって来た。
やがて一通り『気』を送り終えたらしい彼女は、瞳を開けて優しく微笑いながら、
「良い『気』が入りましたね、 あなたは、まず心を元気にしなくちゃいけませんよ」
その後、タロットカードや水晶等を使って、今後の運勢を占って下さった。
「次の仕事は『動く仕事』が良いです。 物理的に肉体労働と云うのでは無く、情報を動かす様な仕事が良いと思いますよ」
丁度、次に決まりそうな仕事が、 商品の受注&発注等、文字通り『情報』を遣り取りする仕事なのだ。
「あなたはまだ若いですし、仕事はすぐに決まります。 次の仕事が決まったら、 それが忙しくなって、今哀しい事なんてすぐに忘れてしまいますよ」
占い師の方の力強い言葉に励まされた所為か、段々元気が漲って来る様な気がする。 やはり良い『気』を入れて頂いた所為だろうか?(←単純)
占い師の方と云うのは、悩みを抱えて来た人が、 再び明るい気持ちになって未来に向かって歩いて行ける様にアドバイスするのが 本来の仕事なのだそうだ。
生年月日や霊感に依る閃きだけでは無く、 相談者がどんな性格なのか、どんな悩みを抱えているのか、 どうすれば良い方向に進めるのか、 相談者の話し方、目線、仕草などを見聴きするだけで、ピタリと判ってしまうのだそうだ。
別れ際に彼女は笑顔でこう言って下さった。
「また何か有りましたら、いらして下さいね。
でも、随分お元気になられた様だから、 もうあなたは当分いらっしゃらないと思いますよ」
その言葉を聴いて、私は本当に良い占い師の方に鑑て頂けたんだなと感じた。
たとえ精一杯努力しても、悪い結果に終わってしまう事が有る。
私の人生は多々それの繰り返しばかりだ。
そして全てが手遅れになってから、やっと自分の過ちに気付く。
どうして取り返しの付く時に気付く事が出来ないのだろう?
あの時にお互いの気持ちの歯車がもう少し上手く噛み合わさっていさえしたら、
もっと良い結果が得られて、お互い幸せな未来を手に入れる事が出来たかもしれないのに。
私の人生はそれの繰り返しばかり……
最近会社で周囲とギクシャクしてしまう。
日頃の行いが悪い所為なのだろうか?
私は外見も性格も物凄く悪いので、仕方が無いのだ。
こんな時に、ふとした他人の優しさに触れると、とてもありがたく感じる。
7月に一緒に舞台に出演した人達の内3人が、 それぞれ別の舞台に出演すると云うお知らせを頂いた。 携帯メールに……(−−)
また7月の舞台を観に来てくれた知人が舞台に出演すると云うお知らせを頂いた。 携帯メールに……(−−;)
しかし何故携帯メールなのだろうか?
携帯メールは手軽だし、楽なのは判るのだが、 お金を払って観に来て貰いたいのなら、やはりちゃんとチラシ入りのDMを郵送して欲しい。(↑いささかオバチャン腹を立てている)
「お金が無い」のかもしれないが、こっちだって交通費&入場料を掛けて観に行くのだから、 ちょっと気遣いをして欲しい。
上記の様な事を書きつつも、私は彼等の事が大好きなので(お世話にもなっているし)、 ちゃんと4人の舞台を全部観に行くつもりなのだが、 では何故、こんなに腹を立てているかと云うと、芝居が上演される場所が小劇場で、 しかも彼等からのメールには劇場の名前と簡単な地名 (阿佐ヶ谷の○○スタジオ・東銀座の○○○等)しか書かれていなかったのだ(涙)
大きい劇場ならまだしも小さい劇場はチラシの地図を見ながら行っても迷ってしまうし、 場所は正しくても、周囲のビルに埋もれて大変判り辛かったりする。
私はPCを持っているので、『YAHOO』で検索すれば劇場の地図等も手に入るが、 (でも、かなり面倒臭かったのだよ、何しろ4人分だし……) そうで無い人達はちょっと困るのでは無いだろうか?
そんな理由ばかりでは無いが、携帯メールのみでしかお知らせをくれない知人の舞台は やはり観に行かない事が多い。
観に行く行かないに関わらず、せめてチラシを送付してくれると、劇場の場所はもちろん、 舞台の内容の雰囲気も掴めるのでありがたい。
そう云えば、 毎回、毎回、透かしや模様の入った綺麗な封筒で、 かなり凝った素敵なDMを下さる女優さんがいらっしゃる。
彼女は演技が上手いだけでは無く、頭も良い、素晴らしい女優さんなので、 個人的に私が大尊敬しているのだが、 彼女だって1人で何百通も出していると云うのに……
せめて茶封筒やミニレターでも良いので、チラシ&地図付きだと嬉しかったなぁ。
……などと偉そうに書いているが、 先日私も自分の公演のDMを全て郵送にしたのだが、作成が間に合わず、 チョッピリしか投函出来なかった。
(それにも関わらず、ご来場下さった皆様、ありがとうございました(深礼))
携帯メールで『お知らせ』をくれた人達も稽古で多忙な処、わざわざ連絡を下さったのだろう。
頑張って欲しいと想う。
今、唯一観ているドラマは『人間の証明』(『新撰組!』は別扱)
先日、偶然総集編を観る事が出来たのだが、プロットがしっかりしているし、 キャリアの有る俳優さん達が沢山出演なさっているのでとっても面白い(^^)
一話、一話、少〜しずつ謎が解けて&深まって行くのを楽しみたいので、 文庫本で一気読みしたいのを必死に我慢している。
深夜アニメの『MONSTER』も同様。
だが『MONSTER』は、ちゃんと全巻分放送してくれるのか、チョット不安。
進みも遅いので、一気読みしたい誘惑と必死に闘い乍ら観ている(←でも負けそう)
話は『人間の証明』に戻るが、 あの有名な『麦わら帽子』の詩が西條八十さんの作品だそうだが、 自宅にある詩集には掲載されていなかったので残念だ。
最近、TVはバラエティばかり観ているので、ますます流行に疎くなってしまう。
ダメだなぁ、自分……
親愛なる皆様(^^)
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
ワタクシはまた個人的に大ショックな事がございまして、落ち込んでいます(涙)
明日からまた仕事ですし……もう人生にウンザリです。 (↑働かせて貰えるだけでも有難く思いやがれ!)
『お知らせ』と申しましても、大した事ではございません。
久し振りに『更新』致しましたので、もしお時間の有る方は覗いてやって下さい。
(キスもエッチも無いワンパターン話です、ゴメンナサイ(涙))
もう買い換えるしか無いよぅ……と諦めていたPCも無事復旧致しましたので、
またぼちぼち書いて行こうと考えています、宜しくお願い致します(深礼)
宮部みゆきさんの『模倣犯』を読破。
上下巻合わせて全1400頁が、全く苦にならなかったが、 単に『面白かった』と云うのは何だか不謹慎な気がしてしまう辛い内容。
宮部みゆきさんは人情味溢れる温かい人達を描くのがとても上手な作家さんなので、 そのキャラクター達に感情移入させられてしまい、 “どうして、こんなにいい人達が、こんな惨い殺され方をしなくちゃならないんだ!”と、 本気で腹を立てながら読み進んだ。
そして、たとえ犯人が逮捕されても事件の本当の解決にはならない、 死んだ人達は帰って来ないのだから……と云う結末には号泣してしまった。
読了後、あまりにも哀しく辛い気持ちになってしまったので、 口直しに明るい本でも読もうと考えたのだが、最近購入した本は『暗黒童話』(乙一著)等、 何故か怖い本ばかり……
仕方無く(?) 宮部みゆきさんの作品で『ステップ・ファザー・ステップ』を本棚から取り出して再読。
双子の男の子と奇妙な同居生活を始める泥棒とのハートフル・コメディ、 もちろん、突然、誰かが哀しい死に方をしたりしないので、 楽な気持ちで読み進めるのが今は嬉しい。
それにしても、つくづく最近、辛い話が苦手になった……と云うか、 読了後に鉛みたいな気持ちがどよ〜んと重〜く残る様になった気がする。
やっぱり年齢の所為だろうか?
話は変わるが、今週のWJ、 ゴンがさせられていた罰は、やはり『写経』だろうか? パームの事だから『自動墨擦機』とかは使わせて貰えなさそうだ。 (あ、ゴンには不必要か(^^;))
『H×H(リアル・プレイ版)』もいよいよ来週開幕!!スゴク楽しみ♪
(木村クラピカは美しいし(大好きvv)演出は『カムカム・ミニキーナ』の松村武さんだし、 パクノダ役の池田有希子さんは個人的に大好きな女優さんなのです)
宮部みゆきさんの『模倣犯』を読んでいる(←い、今更)
噂にたがわず面白いので、今日はほぼ丸1日中部屋に篭って、 下巻約700ページの内、500ページまで読破。
あと残り200ページが読みたくて堪らない、
いっそ会社を休んで最期まで読んでしまおうか? ……と考えるが、そうは行かない派遣社員の我が身の辛さ(涙)
それにしても『インドア』な休日の過ごし方だなぁ(^^;)
『鈍獣』を観劇(於『パルコ劇場』)
かなりネタバレしておりますので、もしこれからご覧になられる方はご注意下さい。
脚本・宮藤官九郎さん(^^)と云う理由だけで観に行ったのだが、 予想以上に面白く、そしてメチャメチャ怖かった。 もし『DVD』が発売されたら、是非購入したいと考えているのだが、 きっとその『DVD』怖くて観られません!残念!!……と云う位に怖かった。
ギャグと恐怖の同居振りが巧みで、舌を巻く事3000回転!! やはりくんくさん(^^)は天才脚本家だと再認識させられる。 (本当に彼の頭の中はどうなっているのだろう、スゴ過ぎる)
脚本も素晴らしかったが、もちろん役者さん、 (特に男優3人(古田新太さん(^^)・生瀬勝久さん(^^)・池田成志さん(^^))も、 河原雅彦さん(^^)の演出も良かった。
個人的に辛く哀しい事が多い所為か、最近観る舞台は物凄く良い物ばかりで嬉しい。
これはもしかして神様の粋な計らいだろうか?
だったら神様そろそろ観る舞台つまらなくても良いよ、 良いからさ……(以下略)
残業後、トレーニング・ジムに立ち寄って帰宅すると深夜12時近くだった。
何気無くTVを点けたら、浦沢直樹さんの『MONSTER』のアニメをやっていたので、観る。
『MONSTER』を放映するのに、 ゴールデン・タイムよりも、この時間帯を選択したのは正解だと想う。
観終わって、そのままにしていたら、 次に始まったアニメ『お伽草子』も大人向けっぽい雰囲気の作品だった。
必ずしもアニメ=子供向けでは無くなっているんだなぁ、としみじみ感じる。
そう云えば、『鉄人28号』も深夜に放映されているのだ。
観なくては……
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