想い人

君はとても強くて、いつでも凛としている。
清々しい。

僕のそんな錯覚が、
君をますます閉じ込めさせていたのかな。
君の内奥のソレは何だろう。
陽気で繊細で聡明で、触れると幽かな鈍痛。

妙に気の合う友達が、
こっそり君を目で追っている。
いちいち調子良い彼も
君との会話では慎重だ。

優しく差し伸べられた手もかわす。
本当は狡猾そうな部分や
時折見せる寂しさや。
そんな部分がとても素敵だけれど。


最後には、悉く全員振ってしまって
なんてことない凡庸で誠実な誰かと
さらっと消えてしまいなね。


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