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2005年04月28日(木) DIAMOND☆DOGS『JEALOUSY』

<場所>博品館劇場、G-22

オープニング、全員がフードをかぶって、
少しずつ形の違う真っ白な衣装を着て静かに立つ。
でも、その中でもパッと目を引かれた1人がいました。
直後に、腕の筋肉の形で東山さんだ!と思って緊張。
これからあの体が動くんだー!と思っただけで、思わず
緊張しちゃったんですね。飢えてたんだなぁ、彼の踊りに。
でもその一瞬後、そんな自分にテレてしまったりも。
「なに考えてんのよー、自分」なんて、頭の隅で思う。

頭の中で私が葛藤している、ものすごく静かな数瞬後、
アカペラの第九が始まって。「この時期に第九?」と、
またしても突っ込みを入れながらも、その荘厳さにうっとり。
・・・する間もなく、ガン!と全員がフードをかなぐり捨てて、
いきなり曲調がロックっぽく変わって、踊る!踊る!!
かっこよすぎ。もう、どーにでもしてくれ!(^^;って感じ。
きっちり一つにまとめた髪がなびかないのは残念だけれど、
どうだ!と言わんばかりの踊りで、強引に持ってかれる。

でもちょろっと、長いドレッド姿の森新吾くんにも惹かれたかな〜。
オープニング限定では、瞬間では東山さんより目を引いたくらい。
メンバー交代後、一番伸びたのって、彼なんじゃないかな?
今回D☆D初見の友人、階段に貼られた特大ポスター見ながら
(あれは どうなんでしょう?D☆Dって、アイドルだったの?)
小寺くんイチオシ〜なんて言っていたけれど、幕間ではすっかり
「あのドレッドの子、どの子〜?!」と騒いでいて嬉しかったり。

東山さんは、オープニングもいいけれど、
何曲目かな?曲の始まり、やっぱり白っぽい衣装で、
下手側、MITSUさんが歌う横に立っていた踊りが好きでした。
長い布を引いていて、動き出すとその中にSHUNさんがいて。
布を魅せる踊りという感じで、自分は大きく動いてないけれど、
その静けさが逆に、体の美しさを際立たせてくれるようだった。
上手側でスッと布を外して体が現れた時は、ただ見惚れた。
なんでこの人、こんなに「きれい」なんだろう(泣)
何の曲だったかで、下手側の段から飛び降りてきた時、
着地音が全くなかったことといい、東山リーダー、
ますます人間離れ度が増してきていますぅぅ(大泣)

そういえば、小寺くんがリードしたタップコーナー。
とうとうD☆Dがタップをやると聞いて、不安だったのですが、
正統派でやろうとしなかったのが成功だったかなという印象。
リードする小寺くん(タップシューズは彼しか履いていない)も
そう上手じゃない印象だったし、他のメンバーなんて論外だけど、
タップというより、足を踏み鳴らすといった感じの振り付けで、
いつだったか使った大太鼓みたいな使い方が面白かった。
大太鼓の代わりに、全員が足をドン!と一斉に踏み鳴らす。
玉野さんが観に来てたけど、感想聞きたかったなー。

2幕頭は、全員がまた形の少しずつ違うスーツで、定番の曲。
♪7つの星〜って歌詞が出てくるD☆Dテーマのような曲。
2幕は、割と何度も聞いたことのある曲ばかり使われていて、
どれもD☆Dのオリジナルだと思うけれど、タイトルは不明。
DVDも持ってるんだから、曲名確認すればいいんだけど。

1幕は、個々の得意な踊りを順に見せていく感じだったけど、
2幕は、全員で踊って、コント(笑)して、全員で踊って終わり。
コントと言っちゃいけないのかな?結構 長めの芝居だし。
D☆Dでは毎回あるような気がしていたけれど、今回、
女装担当だった小寺くんが、「D☆Dで初芝居なのに」と
言ってたことからすると、前回はダンスオンリーだったかも。
そういえば、なかったような気も。気にしてなかった。

でもこれが、メンバーのキャラクターを確定させるのに
役立つことも確かで、友人は幕間には小寺くんのことを
「タップのお兄さん」と呼んでいたはずなのに、帰りには
「あの女の子」だった(^^;確かに見事に可愛かったですが。
ダサダサ系の服装にぺったり七三分け、めがね君で、
ラーメン屋で小寺くんに一目惚れする役だった東山さんは、
「あのきれいな人」と言われたままで、ホッとしました。
彼女曰く、あのオタクキャラはとても似合っていたけれど、
でも、他の印象の方が強かったからなんだそうで。良かった。
ちなみに、大坂くんは「ジャニ君」森くんは「私の好きな人」、
SHUNさんは「ヤーさん(^^;」、MITSUくんは「かわいい人」、
KYOHEIくんは「ホスト(^^;(歌は最高と但し書き付)」でした。

何にしろ、いっぱい笑って見惚れて、元気もらいました。
メンバー交代後の、キャラかぶってるぞ感はまだあるけれど、
でも、個々のキャラクター確定してきたみたいで楽しかったし。
というか、ちょっと大坂くんの居場所は分かりにくかったけど。
彼は、踊りがいまいち特徴のない分、今まではナレーションしたり、
ストレート部分で目立ってきたけど、今回それが少なかったから?
次回は、芝居部分でボケキャラをもっと使ってあげてほしいかもと
そこだけはちょっと、不満が残った部分でした。
でも、とにかく、楽しかったよ〜!


2005年04月20日(水) 『レ・ミゼラブル』(山口・綜馬)

ちょっと別件ではまり状態になっていまして、
気分的には観劇はお休みモードに入っています。
が、事前にチケ取ってある日は容赦なく来るわけで。
感想を忘れたくはないので、自分のためにメモ。


『レ・ミゼラブル』4/20ソワレ、M-22

主役が「・・・」だったので、盛り上がれず。
♪独白 の叫びと歌の流れがスムーズに行かず、
「叫ぶところだから叫びましたー」って感じで、
一気に気持ちが醒めてしまって戻れずじまいで。
歌で表現できる人が、歌オンリーの舞台するのに、
というか、ストレートの演技はいまいちなのに、
なんで、無理に叫ぼうとするのかなー?
もっと少量の叫びでスムーズに歌に混じった時は、
確かに強力な泣きポイントになるのですが。

それと、♪取引 での「何だか分からないけど
お気持ちは立派です」で、再度、気持ち引きまくり。
バルジャンを観ようとしていたのに、山口祐一郎に
しか見えなくなってしまった瞬間でした。

その分、良かったのは綜馬ジャベ。
久々に観たら、ようやく演技が落ち着いた感じ。
友人の言葉を借りれば「階級が低い」のかな?
警察として場を収める立場であったとしても、
基本はミゼラブルな一員なのだと感じられました。
3人横並び及第点なだけだった今回のジャベーズ、
私の気持ち的には、綜馬ジャベ頭2つほど出たかも。

藤岡マリも良かった。1か月ぶりに観てきて、
若いというのは成長が速いことなんだなぁと実感。
存在感と青く固いマリウス像が、しっかり見えた感じ。
♪恵みの雨で、エポニーヌにキスされても、
「今 大切なのは、そのことじゃなくって」と、
無意識に速攻で記憶から放り出してしまったような
反応には驚いたなぁ。 すごく新鮮だった。
いっぺんにいろんなこと、考えられないんだね。
今大切なのは、目の前で人が撃たれて死んだことで、
その人が自分にキスしたことじゃない、という感じ。
何つーか・・・、子供並み(^^;いや、かわいいけど。
ただ、全体に好きだった中、♪カフェソングだけは×。
付点バリバリ、歌謡曲調に歌うのはやめて欲しいです。

あとは、久々に見たマルシアファンテ。
♪夢やぶれて は正面の位置だったせいもあるけれど、
泣けた。やっぱり可愛いなぁと思う。普通の女の子で。
どう考えたって、裏切られて捨てられているのに、
まだ心の奥で信じられず、すがりついている愚かさ。
「あんたの髪はきれいだ」と言われてお礼言うし。
落ちぶれても、希望を見て生きられる育ちの良さ、
みたいなものを感じるだけに、バルジャンに向かって
唾を吐きかけた瞬間がショック。バマタボワの罪は重いよ。

そんな感じで。
短縮版になってから、主役の比率が上がってるだけに、
主役の出来がいまいちだと、話に入れなくなりますね。
あと、舞台上の人には何の責任もないことだけれど、
1つおいた隣の席の人が、カーテンコール始まるなり
立ち上がって「祐ちゃあああああん!!!!」の絶叫、
その声を聞きたくないがためだけに、外に出たいと
思うくらいの騒音だったのも、気持ちを萎えさせませた。
周りの雰囲気も、振り返る人、ささやき合って笑う人、
伸び上がって指差す人・・という感じで、公演後じゃなく。
もう、不完全燃焼舞台に輪をかけてくれちゃいました。
はあ。

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思い出したので、以下は書き上げた30分後に追加。

この日は岸アンジョと小鈴コンブでした。
小鈴さんは、工場長では戸井工場長を思い出す嫌味さで
もう絶品だったのですが、コンブはいまいちに感じました。
いや、単品としてはすごくいいし、東山アンジョとなら
観てみたいと思ったのですが、岸アンジョとだと辛い。
背も体格も存在感も似ていて、キャラがかぶっている。
グランの「戦というのに、恋が生まれたか〜」で、
飛び掛ろうとするクールを両脇から止めた2人が、
全く対称で鏡みたいに見えて、思わず笑っちゃいました。
この2人が揃う日は、私はもう、十分です(-_-;;)


2005年04月19日(火) 『離婚弁護士2』初回

我ながらどうなんだろうと思うんだけど、
1時間見ている最中ずっと、青木和馬のことを、
「さとしに似てるな〜、かっこいいな〜」なんて
思いながら、ドキドキしつつ見ていました(苦笑)
だって、本当にさとしだと思うには、あまりにも
悪人面だったんで、事実認定しづらかったんだもん。

エンディングテロップで「橋本さとし」と出ても
まだ信じられず、公式サイト確認しに行きました。
そして写真確認して、改めてがっくりしてました。
連ドラのゲストで悪人してる橋本さとしなんて、
結構見慣れているはずなのに、今更何なんだか。
でも、特に今日は凶悪だったんだよぉぉ。多分。

もとい。
前回は珍しいほど真面目に見た『離婚弁護士』、
パート2が今日から開始。とても期待していました。
天海@間宮弁護士といえば、「男の中の男」と
形容されてしまうくらい、かっこいいわけで、
なのに何だか、すごく女で、かわいい面も多々。
それは、パート2でも健在でした。嬉しいぞ〜。
肋間神経痛と恋のドキドキを勘違いしちゃうなんて、
あり得ねー!のに、納得できちゃうボケさがいい。

今回、そのボケ部分が少な目なのは寂しかったかな。
戸田恵子とのペアは、ボケ同士でいまいちだし、
瀬戸朝香相手だと、お仕事モードのかっこよさだし、
玉山君や津川さん相手でも突っ込み側に立っちゃうし。
蔵之介@柳田弁護士が相手だと、突っ込んでくれて
間宮貴子のボケかげんを際立たせてくれるんだけど、
新キャラお目見えが多かったせいか、出番極少だったし。

松重さんは顔見世程度だったけれど、陣内さんみたいに
ドラマの中で間宮貴子の弱い面や可愛さを見せてくれる
キャラクターになってくれるのかなぁ?
新キャラは、受付嬢は既にもう結構お邪魔キャラだし、
瀬戸朝香@佐伯弁護士も、読めすぎてイマイチだけに、
(このドラマに固定ライバルキャラは不要だったと思う。
「恋のライバル」としてなら有りだったと思うけれど)
松重さんのキャラが面白くなることに、期待します。
あ、あと、宇梶さんも。

・・・でもホントは、蔵之介と津川さん、玉山君と、
パート1からの継続メンバー中心に進めて欲しいかも。
恋愛に関しちゃ、いつも思い込みと独り相撲で、
ジタバタしてるってのが可愛げになってたと思うし。
戸田恵子が「実はちゃんと助言もできるのよ」キャラで、
いい感じで間宮貴子が大人の恋愛もできるように育つ、
な〜んて話になるんだったら、それもいいかもですが。


2005年04月18日(月) あっ(^^;

気がついたら『エンジン』終わってました。
まあいいんだけど。「キムタク様」には興味ないし。
SMAPしてる拓哉は嫌いじゃないんだけど、
どうも、個人活動、特にドラマは好きになれない。
それでも山南さんが出るし、もしかしたら
今年のコンサートでネタになるかもだから、
初回ぐらいは見ておこうと思ってたんだけどな。
まあ、そのうち1回ぐらいは見られるだろう。

『いいとも!』での宣伝だけは見ました。
慎吾がレーシングスーツを着てたんだけれど、
あの体型だと、休みの日の 家でくつろぎ服、
「つなぎ」のように見えてしまうんですが(^^;
最近ちょっと痩せたかなぁと思っていたけれど、
気が抜ける服を着るとダメだねぇ、お兄ちゃん。

でも、クイズコーナーで拓哉の隣にいる間じゅう
いつも以上に猫背に丸まって小さくなって、
身長差をカバーしようとしている姿は、
彼なりに「キムタク様」ドラマの宣伝だという
事情を考慮しているようで、かわいかったです。
小雪との身長差を考えると、拓哉の方も、
シークレットブーツで努力中?という疑いが
うちの職場では沸騰していたのですが。

そんな感じ。スマスマでは、
吾郎ちゃんと慎吾のNASA珍道中で、
慎吾の行動にひやひやしてる吾郎ちゃんが好き。
この特番の日は、ぜひとも見なくっちゃ。


2005年04月17日(日) 『恋におちたら』、土ワイ、『義経』

TSUTAYAの前を通りがかったら、
何か聞き覚えのある音楽が流れていました。
ものすごく好きだった記憶のある曲だけど、
何だろう何だろうと悩んだまま電車に乗って数駅、
いきなり思い出した。大好きだったRomancing SaGa。
なんで今更〜?!と思いつつ帰宅して検索したら、
なんと、プレステ2でリメイクされるんですね。

やりたくなって引き出しをかき回してみたけど、
よく考えたら、スーファミ関係のゲームは全部、
前回の引っ越しの時に捨ててしまったんでした。
リメイク版でもいいからやりたい気もあるけれど、
新キャラデザ、細っこくて好みじゃないんだよな。
きっちり骨と筋肉の西洋人体型が好きだったのに、
どれも今時の子体型なんで、あんまり燃えない。
アルベルトなんて、生田斗真にしか見えないし、
何より、グレイがポニーテールじゃないなんて!
うーん・・・、やりたいけれど、結構 悩む。

以下、今日は録りためたビデオの消化デーでした。


4/14『恋におちたら〜僕の成功の秘密〜』初回

つまんないんですけど。
「いい人」な剛は、見飽きたってば。
青年実業家な堤さんに、その片腕な谷原さん。
ちょっとヤンキー入った山本耕史。ありがちすぎ。
見たい人がぞろぞろいるってのに、みんな退屈。
山本君の登場シーン以外、全く わくわくしなかった。
刺身持ってかっこつけてる あんちゃんだけは、○。

しかも、ご都合&ちゃちにも程があるって話だし。
何なの?あの後半の警備員就職辺りからの話は。
テナントオフィスにふらふら入ってくる警備員に、
担当が1人しかいない薄暗いサーバールームに、
サーバー落としたらオフィス中停電するシステム。
何も知らない私でも、見ていてやたら気持ち悪い。
思いついて半日で警備会社に就職できたらしいことや
和久井映見が「剛は天才」記事を読んでいたとしても、
いきなり部外者にシステム触らせたご都合は見逃しても、
2話に何を期待したらいいのか分からないです。

ドラマ直後にあった『Meet Again』なる番組で、
山本君が数分語っていただけの方がずっと面白くて、
なんともいえない気分になってしまってました。
久々に見た山本マーク、やっぱり好きだなぁ。


4/16 土曜ワイド劇場
  『グルメ弁護士VSダイエット検事』

駒田さんが出るというので見ていましたが、
主演が森公美に柴田理恵、広岡由里子も出てるし
いきなり梅ちゃんがポテトサラダ売ってたりして、
結構 関係ないところでも楽しめちゃった感じ。

HP出演者リストになくて不安だった駒田さんは、
担当刑事の役。最初の方の現場捜査にだけ出て
もう終わりなのかなと寂しく思っていたら、
後半、真犯人を見つけるために関係者を集めて
話す場面でも台詞ありの、ちょこちょこ映りので、
メイン話に絡まない割には出番多かったです。
分けてピッタリ撫でつけた髪型とかスーツとか、
あまり見ない姿だったけれど、こうすると
やっぱり顔立ちは かっこいい人なんだよなと、
今更ながらに しみじみ見てしまったかも。


4/17『義経』

なんか、ますます頼朝にはまってます。
あの静けさというか、間がいいんですよ。
義経と最初に会った時は、諸将が彼に対して
本物かどうか多くの言葉を費やして問う間に、
じっと義経を観察し、これからの自分にとって
どう関わる人物になるか見定めようとしていた。
そんな、幽閉生活の合間に培われた知恵もいい。

けれど、中には情もあふれていて、
情だけでは動けなくなった自分と状況を
必ずしも好いているわけではないところがいい。
いちいち、アホな犬ころのように話す義経に、
(たっきーは後一歩アホさが足りないけれど)
じっと見つめ考えてから応えていく、その時の
羨ましいとも疎ましいとも感じる複雑な表情。
悲しい男だなぁ・・・。すごい泣ける。

静の出番が増えてきたりして、義経側は
どんどん、どうでもいい度アップしてるけど、
とりあえず家にいて覚えている限りは、
テレビつけっぱなして頼朝だけは見続けるかも。


2005年04月14日(木) 『ルル〜破滅の微笑み〜』

11日に行くはずだった舞台です。
某役者さんのところで前方席を取ってもらっていたのに、
「11日」という日付をすっかり忘れていて行きそびれ。
その日は、ある舞台の先行予約日でもあったのですが、
翌日2時過ぎに、「もしかして先行予約忘れてない?」と
電話があった時点で初めて、前日が11日だったと気づいて。
電話で話しながら、(11日って先行もあったけど、確か、
『ルル』だった気が、ものすごくするんだけど・・・)と
不安ムクムク膨れてきて、電話終えて慌ててチェック。
結果、ああ、やっぱり。

11日という日は、ごく普通に何も考えずに
帰りにご飯食べて帰ってきて日記書いて寝てました。
「11日=先行予約日で『ルル』の日」だということは
覚えていたのに、今日が11日だと一度も思わなかった。
一日中一度も日付を気にしないなんて事、あるのかなぁ。
まあ、実際にあったんだから仕方ないですが、不思議。
そして、あまりにも心残りで仕方がなかったので、
もう一回お金払って当日券で観てきた舞台の感想です。


『ルル〜破滅の微笑み〜』

<場所>世田谷パブリックシアターP列29番
  (最前はF列のため、結構 観やすかったです)
<時間>1幕100分、休憩15分、2幕80分
<原作>F・ヴェデキント
<構成・演出>白井晃
<脚本>能祖将夫
<美術>松井るみ
<出演>
  ルル:秋山菜津子、シェーン/ジャック:古谷一行
  アルヴァ:増沢望、ゲシュヴィッツ:根岸季衣、
  シゴルヒ(ルルの父?):浅野和之
  シュバルツ(2番目の夫、写真家)他:みのすけ
  ゴル(ルルの最初の夫、編集長)他:小田豊
  ロドリーゴ他:石橋祐、岸博之、まるの保


白井演出らしく、モノクロームの世界。
もともとの黒い床の舞台に、キャンバスのような色合いの
縦長の舞台が、奥を上げた八百屋状態でT字にクロスする。
ほとんどの演技は生成りの縦長の舞台上で行われるが、
左右にはみ出した部分も、時に、人が隠れる場所となり、
時に、着替えをする楽屋や物置となり、存分に使われる。
1幕4ヶ、2幕3ヶに分かれた物語部分の合間に、
コンテンポラリーなダンスで描かれたイメージが挟まる。
場面ごとに、上から垂らされる布が壁の役目をする。
使われる椅子や机は、やはりモノクロの服を着た
役者たち自身が不可解なダンスをしながら運び込んでくる。

いやまあ、ダンスは全く分からなかったのですが。
シゴルヒの言葉によって始まったプロローグ、
何もない舞台上で、踊るというか動き回っている人々は、
正直、あれ以上長かったら既に疲れていたかもしれません。
あまりにもシリアスで潔癖で、適当に観させてくれないし。
全編を通して、たまに少しずつ笑いも含まれているものの、
色合いと同様に、非常に純粋で潔癖な舞台。

それは、主人公のイメージにも通じていました。
「ルル」は、ファム・ファタルだと思っていたのですが、
サロメを演っている時ですら、そんなイメージはなかった。
何度も結婚し、次々と愛人を作っても、娼婦になっても、
私が見る限り「肉」や「性」といった言葉は彼女から遠く、
あくまでも、その肌のように透き通って白く汚れない。

なのに、男たちが彼女に見て求めているものは、
全く違うように見える。それぞれも、違う様相だし。
彼らが好き勝手なイメージで彼女を好きに呼んでいても
ルルが応えるのは、彼女自身が、自分が何になりたいのか
分からないままの真っ白な状態だからなのでしょうか。

そう考えると、彼女を「ルル」と呼んだゲシュヴィッツが
女性の意識を高めるための運動をしていたことが気になる。
人の求めるようにばかり姿を変え、ついに自分自身で
求める自分を見つけられなかったルルの悲劇という話?
でもそうなると、「破滅の微笑み」という副題が疑問。

ルルの父親だと一応 名乗っていたシゴルヒは、
彼女を何と呼んでいたか思い出せないことも気になる。
そして、オープニングでダンスの前に彼が現れた時、
どんな言葉で舞台の幕を開けたのかも思い出せない。
気になる、気になる、気になる。気になることいっぱい。
白井演出の舞台は、いつも帰ってきてから困らされます。


2005年04月10日(日) 『ルルドの奇跡』(2日分まとめ)

まず最初に。
岡@以仁王様、ご冥福をお祈りいたします。
さすがに、あそこまで秒殺されるとは思わなかったです。
「以仁王様はお逃がし申し上げた」とか言われてて、
彼らの死は結構かっこよく描いてもらっていたから、
ちょっとは期待したんだけど、ナレーションだけですか(^^;
でも、鎧姿も亡霊姿も(笑)凛々しくて良かったです。

以下、同じ演目を2日続けて観た感想をまとめて。
キャストが違ったのですが、数個の役以外は、
違うということを認識するまで観られなかったので、
キャスト違いにはほとんど触れていない感想です。


『ルルドの奇跡』

<場所>芸劇中ホールC-14(4/9)、D-15(4/10)
<時間>1幕75分、休憩20分、2幕70分
<主な出演(総勢49名)>
 ・Wキャストは、前半が星組(4/9)、後半が月組(4/10)
ベルナデット:伊東恵里
父親:林アキラ、さけもとあきら、ペラマール神父:宝田明
ブーリエット(目の悪い石切り職人):竹本敏彰、高原達也
アントアン:中本吉成、佐野信輔、ドズー医師:戸井勝海
市長:山形ユキオ、警察署長:さけもとあきら、林アキラ
検事:高原達也、竹本敏彰、巡査:菅野良和、本田和男
クロワジーヌ(赤ん坊の母):深沢美貴子、青島凛
ジャン(クロワジーヌの夫):桜井章、中本吉成
マダム・ミレー(金持ちの有閑夫人):萩原かおり
マダム・ミレーの使用人:向井玲子、三辻香織
ムッシュ・カステロー(ルルドの紳士):佐野信輔、桜井章


実は、5年前の初演で、くそみその感想を書いた舞台です。
二度と行くものかと思っていましたが、戸井さんが出演。
ミュージカル座が、戸井さんクラスのゲストを呼ぶなら、
必ず曲数を増やすだろうと思ったら観ないのも悔しくて、
ちょうど戸井モード入っていた友人がつきあってくれると
言うので、それならばと1回だけ、チケット取りました。

結果。あら、思ったよりずっといいわという感じ。
前回は、どうにも感情移入できない主役が1人いて、
それ以外は、描ききれていないキャラクターがぞろぞろと
3人組、4人組とかで出てくるだけで、どうにも散漫な印象。
いかにも「皆さんに均等に見せ場を作りました」という脚本で、
やたら多いキャスト(今回も同じくらい いることはいます)と
相まって、劇団研究生の発表会という雰囲気がありあり。
そこで「奇跡」を演じられても、はい〜?という感じで、
嘘くさい学校演劇を見た気分にしかなれなかったのですが。

多分、戸井さん演じた医者の2曲だけじゃなく、他にも
追加されて大幅に脚本も変わってるんじゃないのかな?
ブーリエットやマダム・ミレーなど、すぐに「奇跡」を信じる
村人たち側の話は、あれくらいはあったと思うのですが、
市長側の人々や神父も多く描き、懐疑的だった医師が
変わる姿も描いたことで、少し舞台を信じやすくなった。
もともと、「ルルドの奇跡」を信じている人だけに見せるなら
別だけれど、それが何だかすら知らないような客たちに
「奇跡」を信じさせるためには、必要な脚本だと思う。

まあ、医師の役は「戸井勝海だから付け足しました」という
感じが有り有りで、歌にも付け足し感が強かったですが。
戸井さん自身も、似合いの役だし普通にこなしていましたが、
もう一声何かが欲しい印象もあったのは、そのせいかな?
彼とムッシュ・カステロー辺りがもう少し書き込まれると、
もっと入り込みやすくなるんじゃないかなと思います。
今回、村人の中でも、赤ん坊を泉に浸けようとする妻を
止めようとするジャン・ブオオールが割と印象に残ったのは、
演じ手が、知った役者さんだったからだけじゃないと思うし。
2人とも良かったけど、中本さんは9日のアントアンの方が
より雰囲気に合っていて、個人的には好きだったかな。
修道院に行くベルナデットを見送った後のアントアンによる
テーマソングの短いソロ、切なく温かくて良かったです。

そうなると、ぜひ削りたいと思うのが、
ミュージカル座定番の音楽とともにあるコメディ担当ですが。
♪薪拾い とか、♪エリザの亡霊 とか、サクッと削りたい。
結局、姉妹なんだか隣の家の子なんだか区別もつかない
扱いしかしないなら、中途半端に見せ場を作らないで欲しいし
キャスト表の名前も分からない状態で、「エリザって誰?」と
無駄な疑問を感じさせるほど、名前を連呼する歌も要らない。
(結局エリザって、少し前に死んだ村の子ってことなの?)
ホッとさせる笑いは、わざわざ作らなくても演出で入れられる。
9日、ベルナデットが市長の部屋に呼ばれた場面で、
さけもとさんの警察署長がやる気なさげに爪を磨いていて、
市長がいきなり「署長は恐ろしい男だ。猫のように爪を砥いで
お前をひきさくぞ」みたいなことを言った時の驚きかげんとか、
すごい好きだったし。今回、さけもとさん良かったな〜。

そんな感じで。
批判的な気分で行ったはずが、ついうっかり、
本当に奇跡が起きたかもしれないと思ってしまったし、
最初から最後まで信じることしか知らないという、およそ
つきあいづらい主人公を、ふと愛おしいと思ってしまったので、
戸井さんの歌たくさんあるし、もう一回ぐらい観てもいいかなと
出来心を起こして楽日を追加してしまうくらいは好きでした。
ちょっとホロッと泣いてしまったりもしたし、良かったと思う。
それでも、最後にベルナデットに♪すべては愛のために と
歌われると、「そんな話だったっけ?」と思ってしまうのは
変わらなかったし、戸井さんが出なければもう一度は観ないかな。
カトリック教理と思うと、信仰=愛ってのは、つながるのですが、
普通に観客として観ていると、まだ「あれ?」って思うんだもん。
私の理解力が足りないだけなのでしょうかね?


2005年04月08日(金) 『オペラ座の怪人』〜さよなら日比谷映画

やっとこさ『オペラ座の怪人』映画版見てきました。
今ごろ上映館を探したら、既に軒並み終了していて、
日比谷でも、上映最終日の最終回だったのですが、
大きなカメラ持った人がやたらと多いのが不思議。
オープニングCMで「ギアも踊るボールペン」が流れると
くすくすと笑いが起きるくらい、ノリのいい客層。
エンディングテロップが終わって明るくなったら拍手。
驚いたけれど、舞台の最後にオケが終わった時点で
拍手するようなものだし、何となく一緒に拍手して。

でもさすがに、終演後のロビーでバイオリンを取り出し
♪蛍の光を弾きはじめる人を見た時にはビックリ。
それでやっと知ったのですが、上映していた映画館、
「日比谷映画」は、今日で閉館だったらしいです。
そうか、芸術座と同じビルだし、建て直すんですね。
それでこんなにノリがいい人たちだったのかと納得して、
私もロビー風景とかたくさん写真撮ってきてしまいました。
ちなみにこの写真、真ん中の青白い明かりの部分に
閉館のご挨拶があって、そのすぐ下に、件の
バイオリンの人がしゃがみこんで弾いてます。

終演後の風景



さて肝心の映画ですが、前半は不満。
あの・・・、ファントム派の私が「ラウルのがかっこいい」
なんて思っちゃう感想でも、いいんでしょうか?(^^;
だってやっぱり、ファントムは歌が上手じゃなくっちゃ。
歌で うっとりさせて惑わせるのが怪人なのにさー、
鏡の向こうから歌い始めた時、ラウルの方が上手かも、
と思ってしまうのって、やっぱりダメだと思うんだけど。

しかもね、舞台だと、そう思ってしまう歌声の怪人でも、
何となく幻想的な暗いライティングの舞台装置に惑わされ、
演技でつくりだす雰囲気に惑わされて酔えちゃうんだけど、
この映画は、良くも悪くもしっかり描き出してしまう。
鏡の向こう、怪人の棲み処まで降りていく階段なんかも、
やけにリアルなせいで、そこでも酔えなかったんだよ・・・。
クリスティーヌも、口開きっぱなしでアホっぽいし、
前半はもう、ラウルしか見るもんないじゃん?!状態。
あ、でも、ブケーが追い回される場面はちょっと好き。

でもね、後半で泣けたから、もういいんだ。
全体としては良かったと、実はとても満足なのです。
この話で最も好きな『ドンファンの勝利』の場面辺りから
一気に盛り上がって、セクシーな怪人びしばしって感じ。
ある一点を越えてしまって、留めようもなく惹かれていく、
そんな、まさにThe Point of No Returnなクリスティーヌと、
彼女の気持ちに気づいてショックでうるうるしているラウル。
異常に完全に気づいていながら手出しできない袖の人々。

あそこは、怪人とクリスティーヌだけじゃなく、
他の人々も見せてくれてることで、誰も手出しできない
2人の世界がいつもより深く感じられてゾクゾクしました。
ちょっと麻薬みたいな快感。これがファントムよっ!と、
鳥肌立てながら思えたから、もうそれで十分。
ここでファントムにもちゃんと惹かれられて初めて、
最後のクリスティーヌの口付けが利いてくるんですよね。
「今見せてあげる私の心〜」(笑)が、切なくて泣ける。
愛されることを知らないファントムの衝撃が切なすぎ。
これが『オペラ座の怪人』よぉぉ〜と、密かに号泣しました。

そんな感じで。
まずは何よりも、怪人の歌がイマイチすぎーとか、
怪人の顔がきれいすぎて見世物の話が納得いかーんとか、
途中で入る現在の話は邪魔、とか、いろいろ文句はあるけれど
怪人が切なかったし、ラウルが行動的なバカだったし、十分!
マスカレードの最中だったかな?怪人を見つけて、剣を取りに
行ったはいいが、戻ってきてみたらクリスティーヌは奪われ、
落とし穴に落ちてぐしょ濡れになる役立たずっぷりだし。
逆に、きちんと白馬に乗ってくれる王子様っぷりも素敵。

そういえばこの場面、クリスティーヌは馬車で、ラウルは馬で
リアルに距離を感じさせられただけに気になったのですが、
怪人はどうやって移動してきたのでしょう?すごく不思議で。
稀代の建築家として、クリスティーヌが行きそうな所には
全部、地下道を掘ってあるなんて・・・まさかね(^^


2005年04月07日(木) 「未来を創る」30人の素顔27・岡田浩暉

サンスポのレミゼ連載第27回。
今まで、駒田さんや東山さんの日を
教えてもらっていたのに、買いそびれたり
違うものを買ってしまってたり失敗ばかりで
27回目にしてやっと初めて目的を達せました。
今日の出演は岡田浩暉さん。これがまあツボというか、
今は岡田君関連なら何でもいいのかもしれませんが、
それにしても、どうにも顔がにやける記事で。

写真はレミパンフと同じなんですね。
でも同じだなぁと思いつつ、写真に向かって
つい、「マリウス久しぶり〜。元気?」なんて、
手を振りたくなってしまう辺り、ただのバカ。
読み始めれば「柔らかく温かみのある声が魅力だ」
から始まる事に、最初からちょっと嬉しくなったり。

でも、本人の言葉として「」の中にある文で
一部、言葉遣いの変な部分があるのは気になった。
「客観的な発言は恐縮します」って、なに?
ただ、「バルジャンと比べてしまうのでしょうか」と
続くので、バルジャンと自分をつい比べてしまうので
客観的にテーマを語るなんて恐れ多いと感じるって
ことなのかなぁと解釈しつつ読んでみましたが。
言葉自体は岡田君自身のものなんだろうけれど、
まとめ方が変だと、文章がつながらなくなってしまう。
毎日 要約系の仕事をしている者としては、ちょっと
「担当編集者、こっち来い!」気分になったかも。

マイブームは、宮里藍ちゃんだそう。
つい先日、岡田ファンとして大先輩な友人が
藍ちゃんに似てるね、という話をしていたばかりで、
まったく関係ないのに、ちょっと羨望がわいたり。

文章のまとめは「ナイーブなマリウスが光っている」。
この編集さん、インタビューのまとめ方はイマイチだけど
始まりと終わりはファンのツボをきっちり押さえた感じで、
この人も岡田君のファンだったりするのかなぁ?なんて
編集さんにもいきなり、羨ましい気分がわいたり。
いいかげんにしろって感じです、私の頭の中。

これまたまったく関係ないけれど、この記事のすぐ隣が
白い水着のファイブスター・ガール写真なのも気になる。
このすごいスタイルの3人娘を目の前にした岡田君が、
「ほんと、すごいスタイルだね」とか、いつも通りに
微笑んでいるように見えたりもする配置なんだもん。
この妄想が止まらない頭を、誰か何とかして下さい(-_-;)


2005年04月03日(日) テレビの日(以仁王、水島先生、M)

テレビは放送日に見なくちゃいけない。
そうしみじみと思い始めている今日この頃。
ビデオが壊れていてテープが取り出せないので、
保存用録画ができないよぉと泣いていたら、
録るぐらいなら簡単だからやってあげるよ、と
言ってくれた人がいまして。ついお願いしたら、
深夜に時間をとって見る気がなくなってしまって、
先日ドサッとDVD渡されるまで放置していました。
舞台が多いので、軽く現時点で20時間ほど。
とり急ぎ、短いものから見て行こうと急いで、
『Mの悲劇』最終回と『ナースのお仕事』です。


『義経』

「もちひとおう」なんて字が変換で出てびっくり。
そんなに有名な人なのかと思いつつ、
昨年お世話になりまくった山川出版社、
『日本史用語集』を引っ張り出してみる。
説明冒頭に「18」。現行高校日本史教科書
全19種類中、18種類にその名はあるらしい。
悪かった。もっと見知らぬ端役なんだと思ってた。
「源義仲」と同じ数の有名人とは思わなかったよ。
まあ私は中学までしか日本史やってないけどさ。

でも、「18」の有名皇子様だけあって、
正味1分半の出演時間でも、どアップで台詞つき。
予想通りのおヒゲも似合って、さすがの公家顔。
全く好みではないのは確かなんですが、かっこいい。
うひゃ〜この人ってば、何やってもやっぱり「美」だわ、
なんてアホな感想持ちつつ、しみじみ見ていました。
来週はもうちょっと出てきてくれるといいな。

でも、彼のおかげで少し話が動き出して、今回は
もう少し見続けてもいいかなと思えた回でした。
行家を「お引き取りください」と半分追い払った後、
静かに「世は源氏の嫡流としての私を忘れては
いなかったのだな」と呟く頼朝様にウルウルきたし。
行家&義仲vs頼朝&義経という形も分かったし。
そうそう、令旨は岡さんの字で見たかったです(笑)


『Mの悲劇』

バタバタバタッと登場人物全員まとめて終わり。
唯一ウルッときたのは、取り立て屋の男の話。
「もう俺なんかとは関わるなよ」と言って去る時に、
取り出した写真で、美沙の幼馴染みだと分かる過去。
大切な彼女のために、近づかないことを選んだ彼が、
一番いい男だと思うのは私だけじゃないだろうなぁ。

美沙と明の廃工場での場面が良かったな。
今まであまり思ってなかったけど、安藤衛が出てくると
ちょびっと「吾郎」に見えちゃう分、ドラマ乗りが失せる。
そのせいなのかどうなのかは分からないけれど、
無性に衛に腹が立つのは私だけでしょうか?
なんで、あんただけが元の状態に戻れるの?状態。
ホントにたくましくなんてなったか?ホントか?!

久保明。
「ホントに来てどうすんだよ。バカか、お前」に泣かされた。
来なければ、自分もこれ以上 何もしないですむというのに。
「終わりにしたいんだよ。終わりにしたい、これで。」は、
ずーーーっとずーーーっと、彼の本音だったんだと思う。
ドラマが美沙中心の段階で、既に出てきてた言葉だけど。
謝りになんか来ないでくれればいい。自分の目の前に
現れないでくれれば、憎しみを忘れて生きられるのに。
明の母親がわざわざ面会に来て、「忘れてしまって
申し訳ありませんでした」と言ってきた場面なんて、
涙流す明を見ていて、「こんな親子のせいで俺は、
なんて人生を送ってしまったんだ」の涙に見えた私は、
間違っているんでしょうか・・・。

最後、明が全く出なくなってしまって、
美沙と衛の幸せ話だけとなって、無性にムーーッ。
このまま終わるのかなぁと思っていたら、最後の最後に、
・・・そうですか、『世にも奇妙な物語』だったんですね。
それならそれと、最初から言ってくれれば・・・。はあ。


『ナースのお仕事』

これで、岡田マリウスとも1か月のお別れか・・・と
ウルウルしながら帰宅したら、ちょうどその日から
岡田君が出る『ナースのお仕事』再放送でした。
ガーンガーンと思いつつ、次の回だけは録画予約、
見たらこれがまた、さすがの定番コメディ当て馬役で、
まあ、ひどい扱いをされてるのされてないのって(^^;
主人公は同棲中の彼とケンカ中で、そこにたまたま
プロポーズしたため、当てつけ紛いで受けられちゃって。
倒れた彼女を看病しに家に行っていたら、元彼から
「明日は不燃ゴミの日だから」電話がかかってきたり、
枕元には彼との写真が貼ってあったりで複雑気分。
そして勿論、最終的には元サヤに収まりました話。

でもここでも、とことんいい人っぷりを出していて。
水島先生、どうやらエリート医師らしいのですが、
婚約指輪が最初はブカブカ、直してもらったら今度は
きつくて入らないという、をいをい(^^;なお兄さん役。
「ウデはまだまだでも丁寧に患者さんの話を聞いて
心をつかんでいく」は、元彼の高杉研修医(藤木直人)が
やっていたので、そういう方向での「いい人」では
なかったのですが、そんな研修医が「俺なんか」
状態になっているところを、叩いて励まして育てて、
最後は爽やかに去って行っちゃう辺り、う〜ん(*^^*)

ありがちだけれど心から、「君にはもっといい人が
いると思うよ」と言ってあげたくなるし、そうしたらきっと、
「そうだね」と、ちょっと寂しく微笑んでくれそうで、
少女漫画で最終的には振られてしまう運命にある、
ちょいと大人で優しいエリートお兄さん風役、素敵でした♪


2005年04月02日(土) 『レ・ミゼラブル』(岸アンジョ初日)

<場所>2階L列38番
<出演>
 今井清隆、今拓哉、笹本玲奈、マルシア、河野由佳、
 藤岡正明、佐藤正宏、森公美子、岸祐二
 桝井賢斗、春山椋、戎怜菜
 阿部裕、齋藤裕加、岡田雄一、角川裕明、中右貴久
 宮腰裕明、若泉亮、原慎一郎、 山名孝幸、横沢健司
 沓沢修一郎、桑原麻希、西浦歌織、香山ゆき、田島麻子
 井上珠美、楠見朋子、浦壁多恵、亜久里夏代

この回、数名以外は結構 不満でした。
初見の人も多いので頑張ったけれど睡魔との戦いでした。
が、帰ってきてみたら、友人含めて絶賛の嵐でした。
その感想の違いって、久々にB席で観たせいでしょうか?
どうしても、そればかりとも思えないのですが・・・。
まあ、素直に感想メモしておきます。

まず、今井バルが出てきた時「小っさい!」と思いました。
主役には存在感のない人だとは、常々思っていましたが、
それなりに、バル体型のバル声だと思っていたのに、
小さく細く声も届かず、感情なんてもちろん届いてこず。
座席のせい?と思ったら、相方の今ジャベの声は届く。
♪自殺まで、結構納得のジャベ人生を見せてもらった。
なのに。今井さん苦手の私も、以前一度、今井-今だけは
いいと思ったから、この組合わせで観ようと思ったのに
それでも、主役が存在しない舞台になっていた。
それが一番、眠くなった理由だと思います。

マリウスもいなかったんですよね。藤岡マリ。
前回より演技しているように見えてきていたけれど、
それでも見失ってしまう。特に今回はエポが玲奈ちゃん、
(玲奈&藤岡は、カーテンコールは最高に可愛いけど)
アンジョが岸さんだったため、相手役に隠れて消える。
♪エブリデイ〜♪エピローグまでなんかは、主役ともども
消えていたので、相手のせいではないと思いますが。
バリケードが落ちてからの時間の長かったことといえば、
多分、私のレミ歴で最高だったんじゃないかな。

お帰りなさいの河野コゼ。
コゼットって難しい役なんだなぁと改めて感じました。
たかが2演目だというのに、もう落ち着きすぎている感じ。
藤岡マリが華奢なせいもあるとは思うのですが、何だか
腰の据わった雰囲気をかもし出していて、ちょっと嫌。
コゼットには初々しさが欲しいなと思ってしまうと、
今回、受け付けるのは既に知念ちゃんだけの状態(泣)

対して新人さん2人は、初日と思うと十分だったかも。
佐藤テナの声は、聞こえるギリギリラインのボリューム。
多分、歌詞を知らなきゃ聞き取れない部分もあったかも。
でも、強面に加えて人を仕切り慣れた貫禄や強さがあって
♪襲撃 の場面とか、おっいいじゃん!と思わせられる。
ただ、♪下水道は、ちょっとおちゃらけすぎ?
もう少し素直に凄みを出してくれた方が嬉しいかなぁ。
あと、ジョリを放り出した瞬間のゴン!って音には
びっくりした。岡田雄一さん、大丈夫だったかな?

岸アンジョ!いや〜出てきた瞬間 感動した!
かっこいいよぉぉぉ(泣)いやホント、泣きそうだったってば。
何が嬉しかったって、赤いタイだったりするかもですが。
背が高く目立つってだけじゃなく、赤いタイは目立つ。
また、さすが戦隊出身、レッドは最高に似合う。
そしてまた当然、ポーズの一つ一つが決まる。
何だか頼りがいもあって、思想をきちんと理解して
リーダーシップを取ってくれそうで、今アンジョを思い出す。

でも、ABCカフェで長く出始めると、少し?マークも。
止まったポーズは決まるけれど、動きが美しくない。
どう演技したいのか意図を掴みかねる ぽやっとした動き。
せっかくの凛々しい表情や声が、動きでマイナスされてしまう。
遠いと表情が見えにくいせいもあって、動きが中途半端だと
決断力の鈍い優柔不断な人間に見えてしまって強さがない。
ずっと裸眼で見ていて、時々むぅ〜っと苛立ちが募ってくると
オペラグラスを持ち上げて表情と声のアンジョらしさに感動し、
そしてまた、しばらく我慢して動きごと見るのの繰り返し。
あ、あと、「撃て!」が短く愛想ないのも個人的には減点。

もったいないなぁ、ホントに。微妙なラインなのに。
♪ワンデイモアのアンジョに感動したのも久しぶりなのに。
レミコン初見の時は皆で「あらいぐまアンジョ」と言ってた。
ぽやぽや可愛くて、丸っこくて愛嬌のある演技だった。
それが、名古屋で観た時は凛々しかったと、すごい評判。
どっちに転ぶか?今、ライン上なんだろうなという感じ。
裁判長で、首にかける長い襟が台の前に出ていたり、
いきなり「レ〜ッド、燃える魂〜」と歌っちゃったりとか、
ボケが多かったことや、とにかくバリケードの上り下りが
トロくさいこととか考えて、まだ絶賛はできないかな〜。
カリスマ性という点で、東山アンジョの方が完全に好み。
グランテールに優しすぎるのも、あまり好みじゃないし。
でも、今月4回のうち3回を岸アンジョにしたのは正解。
1か月の伸びが楽しみです。



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